「キーエンスに入るには学歴は重要?」「学歴フィルターはある?」このような疑問を持つ就活生の方も多いでしょう。今回は、キーエンスの採用情報や採用大学を紹介しつつ、この疑問を検証していきます。実は、学歴よりも大切なことが2つあります。ぜひご確認ください。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
キーエンスの企業情報
キーエンスは、FA(ファクトリーオートメーション)機器を製造・販売する、日本を代表するメーカーです。「日本一年収が高い会社(就職四季報2019年より)」と言ったほうが馴染みがあるかもしれません。
キーエンスが強みを持つ製品は主に自動制御装置や計測機器であり、自動車・半導体・薬品・化学など、様々な製造業に機械を売ることで高収益を実現しています。
キーエンスの採用情報
キーエンスは年収が高いことから、「学歴が高くなければ入れない」とイメージしてしまうことも無理はないでしょう。
その実態はどのようになっているのでしょうか。ここでは、キーエンスの選考フローと過去の採用大学を紹介しながら検証していきます。
キーエンスの選考フロー
キーエンスの選考フローは次の4ステップです。
- ①エントリー
- ②会社説明会(セミナー)への参加
- ③適正検査・SPIテスト
- ④面接選考(1~4回)
キーエンスの選考は、まず公式採用ページへエントリーすることから始まります。エントリーシートは一切要らず、時期が来るとセミナーの案内が送られてきます。
面接でも志望動機の類は質問されません。キーエンスでは、「企業にマッチする人材かどうか」が最大の選考理由だからです。営業職など、希望する職種によって面接回数が4回に増えるため、あらかじめ準備しておきましょう。
キーエンスの採用大学
キーエンスの採用大学は以下の表で解説しています。S~Dまで幅広い大学ランクからキーエンスに入社していますが、なかでも早稲田大学は、合計33名の卒業者を送り出しており、ほかの大学よりも人数が多くなっている点が特徴です。
キーエンスは年収が高い企業として有名ですが、以下の表にもある通り、C~Dランクの大学でも入社実績があるため、ぜひ狙ってみてください(採用大学はマイナビ2020を参照)。
就職人数の出典:
神戸大学 就職・進学状況
千葉大学 進路状況
慶応義塾大学 上位就職先企業
早稲田大学 採用データ
中央大学 進路・就職データ
明治大学 主な就職先
キーエンスの選考に学歴は影響するか
キーエンスの選考には、学歴はそれほど影響しないことが考えられます。先ほどの採用大学で紹介した通り、学歴に関係なく、非常に幅広い大学から人材を採用しているからです。
また、「自社に合う人材を求めている」と公言していることや、「20秒自己PR」など独自の選考方法を数多く採用していることからも、学歴よりも人材の質を重視していることが分かるでしょう。
キーエンスの選考を突破するために必要なこと
キーエンスの選考を突破するためには、次の2点に注意して選考に臨んでみてください。
- ①バイタリティの高さ
- ②指示を聞く素直さ
上記2つは、キーエンスの働き方や特徴と密接にかかわっています。以下で詳しくお伝えしていきましょう。
①バイタリティの高さ
キーエンスでは、世界中に点在するあらゆる製造業や工場を顧客としています。そのため、営業職ではなくても世界中を飛び回り、様々なタイプの顧客を相手に業務を行わなければなりません。
こうした観点から、各従業員にはバイタリティの高さが求められています。新しいことにチャレンジすることが好きな方に向いているといえるでしょう。
②指示を聞く素直さ
キーエンスは、従業員の各業務をできるだけマニュアル化し、仕事の質のバラツキを抑える取り組みが特徴的です。そのため、素直に指示を聞き、適切に業務に反映していく能力が求められています。
また、機械的に指示を仰ぐばかりではなく、ときには積極的に意見を提案するなど、コミュニケーションのバランス感覚も欠かせません。
まとめ
キーエンスに入るには、学歴によってフィルター分けされているようなイメージを持つ場合も多いですが、実際には学歴はそれほど重要ではありません。むしろ、バイタリティの高さや指示を聞く素直さのほうが大切です。
キーエンスへの就職を希望しているという就活生の方は、ぜひ今回の情報を参考にしてみてください。