本記事では住友生命保険の採用情報について詳しくまとめています。企業データや採用実績、平均年収、評判などが中心です。直近の採用データも紹介していますので、2020・2021年卒の就活生の方はぜひともご活用ください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
住友生命保険の基本情報
本見出しでは住友生命保険の公式HP、有価証券報告書など公的なデータを用いて文章および表を作成しております。
基本データ
住友生命保険の基本データは次の通りです。
主なグループ企業
住友生命保険の主なグループ企業は次の通りです。子会社や関連会社を含め約30のグループ企業が存在しますが、生命保険に関係する企業が多くなっています。
社風・経営理念
住友生命保険の経営理念は次のようになっています。昭和27年に明文化したものなので読みにくさは残りますが、住友生命保険の考え方がよく理解できるはずです。
一.我社の事業は共存共栄相互扶助の理念に基いてその強固隆盛を圖り社會公共の福祉に貢献することを期する
二.我社の事業は信用を重んじ確實を旨とする
三.我社の事業は時勢の變遷事態の緩急を計り弛張興替するも冷静克く進取不屈の精神を堅持し大局を誤ることなきを期する
参考:住友生命保険 公式ホームページ 企業理念
住友生命保険の社風は、従業員の立場が違っても皆和気あいあいで家族的な温かみがあります。どちらかといえば保守的で安定した経営を志向するタイプです。
ビジネスモデル
住友生命保険のビジネスモデルは、主に個人顧客を対象とするリテールビジネスが基本です。顧客から保険料を預かり、将来的に保険金や年金、給付金、様々なサービスで顧客に還元するという仕組みとなります。
窓口で販売を行うリテール部門、顧客満足度に関する企画や運営などを行うサービス部門、さらに預かった資産を有価証券や不動産に投資する資産運用部門などがあります。
保険業界におけるポジション
保険業界では、住友生命保険のほか、日本生命、かんぽ生命、第一生命、明治安田生命の4社を合わせて「五大生保」が存在します。売上シェアのトップ5を誇る5社です。
住友生命保険は、五大生保のうち第5位の売上規模を誇ります。ほかの生保会社に比べ若年層向けの保険商材が多く、就労不能保険「1UP(ワンアップ)」は、約4割近くが若年層のユーザーで、年率20~30%の勢いで加入者を増やしています。
将来性
住友生命保険は、中期経営計画2019のなかで、直近3ヶ年で企業価値を21.1%、保有契約年換算保険料を3.7%増加する目標を立てています。特に、顧客にとって理想的なライフデザイナーを創造し、品質価値を高める施策に力を入れています。
五大生保のなかでも最大規模の販売ネットワークを持っているため、幅広い提携戦略の推進や顧客ニーズに適した商品ラインナップの拡充ができるでしょう。
2018年7月には、健康増進型保険「Vitality」をリリースしており、付加価値の高い商品・サービスにより企業価値と業績の向上が期待できます。
住友生命保険の採用情報
本見出しでは住友生命保険の採用HP、ナビサイトの採用ページなど公的なデータを用いて文章および表を作成しております。
総合職
住友生命保険の総合職は、営業や企画、ブランド戦略立案など多様な業務を経験し、将来的には管理職として組織をマネジメントする立場となっていきます。
企業にとって重要なポジションでもあるため、一般職に比べて採用人数も多くなっています。以下で詳しくお伝えしていきましょう。
募集要項
総合職の募集要項は次の通りです。住友生命保険は、しっかりと年に2回の賞与(ボーナス)が用意されています。また、完全週休二日制や在宅勤務制度など、福利厚生も充実していることが特徴です。
採用実績
総合職の採用実績は次の通りです。近年は毎年100人前後で総合職の採用を行っています。
一般職
一般職の基本的な業務は経理や総務といった事務となります。将来的には、効率的な業務遂行能力や対人対応力を活かし、スムーズな組織運営を担うポジションにあたります。
総合職に比べて勤務地にバラツキがあるため、以下の募集要項や採用実績をよくご確認ください。
募集要項
一般職の募集要項は次の通りです。勤務地によって初任給や給与に違いがあり、東京や大阪で働くと収入も多くなります。全国各地の事業所で働けるという点がメリットです。
採用実績
一般職の採用実績は次の通りです。データが公表されている2018年度から比べると、近年はやや採用人数が少なくなりつつあります。
福利厚生
住友生命保険の福利厚生は次のように様々な制度が用意されています。
- 育児休暇制度
- 介護休暇制度
- 在宅勤務制度
- スライド勤務制度(始業・終業時刻を変更できる)
- 育児費用補助
- キャリアアップ支援制度
- ファミリーサポート転勤制度
- 確定拠出年金・確定給付年金 など
また、休暇は完全週休二日制で、昇給は年1回、賞与は年2回です。住友生命保険は上場企業ではありませんが、東証一部上場会社に匹敵するほどの福利厚生が魅力です。
求める人材
住友生命保険は主に次のような特徴があります。ここでは、人物像や資格・スキル、学歴の順に詳しくお伝えしていきます。
人物像
住友生命保険に限らず、生保会社は成果主義の考え方をとり入れる企業が少なくありません。そのため、常に向上心を持ち、何事にも前向きにチャレンジできる精神力が必要です。
個人の自宅に飛び込み営業することも多いため、人と話すことが好きな方やコミュニケーションが得意という方に向いています。
資格・スキル
住友生命保険に就職するうえで特に必要となる資格はありません。しかし、金融・保険業という専門的な知識を扱うことから、入社してから資格を取得するケースもあります。
個人の資産運用のアドバイスを行うFP(ファイナンシャルプランナー)は代表的な資格です。ほかにも、一般社団法人生命保険協会が主催する「生命保険講座」などの資格もあります。
学歴
住友生命保険の採用大学は、関関同立や早慶上智、MARCHなど有名大学からの入職組が多くなっています。ただし、住友生命保険は1年に大量の社員を獲得する傾向にあるため、ランクが低めの大学でも十分に内定を獲得できます。
住友生命保険の平均年収
住友生命保険は、2019年10月時点で非上場会社のため、正確な平均年収を計算することはできません(公式採用ページには記載はありませんでした)。
しかし、 住友生命保険の口コミ・評判サービスでは、実際に働いている社員の平均年収を公開していることも珍しくありません。その情報によると、30代の社員だと約350~450万円ほどの年収になることが予想できます。
住友生命保険の評判
本見出しでは住友生命保険の口コミ・評判サービスに寄せられた投稿を用いて文章を作成しております。
やればやっただけ自分に返ってくるので十分キャリアアップできる会社です。実際専業主婦から営業経験もなく入社してから支社長までされて方もいるそうです。
参考:カイシャの評判
住友生命保険(特に営業職)は成果主義が基本となるため、頑張りが認められればそれだけ収入も高くなります。それだけに向き・不向きがはっきりと現れる業務となるため、自分の適性をしっかりと見極める必要があるでしょう。
【長く働いていける環境か】3ヶ月の研修期間は希望に満ち溢れ頑張ろうと意気込むが、配属先によっては思ってたようにバックアップしてもらえないこともあったり、上司とうまくいかないなど人間関係で悩む人も多くて、仕事は好きでも1年くらいまでに辞めていく同期がたくさんいた。
参考:カイシャの評判
住友生命保険では、社員がしっかりと成果を出せるよう研修制度も充実しています。ただし、上記のように、働く環境によってはストレスを感じてしまうことも多いようです。
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まとめ
本記事では、住友生命保険の基本情報や採用情報、年収・評判を解説しました。社風や評判など実際に説明会やOB訪問を通じて企業研究を深めていくことをおすすめします。競合他社や他の人気企業の企業研究記事もぜひご覧ください。