キーエンスといえば、年収やボーナス、初任給が非常に高いことで有名です。現在は、事業の多角化が進み、複数の子会社に事業譲渡が進んでいます。親会社の待遇が良いだけあり、子会社の給与や福利厚生も恵まれています。今回は、キーエンスエンジニアリング、アビステ、イプロスの3社を紹介していきましょう。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
キーエンスは精密機器メーカー
株式会社キーエンスは、大阪市東淀川区に本社を構える精密機器メーカーです。主に、工場や企業に向けて主力のセンサーや自動制御装置のほか、計測機器、光学顕微鏡などの商品を販売しています。
売上高5,268億円(2018年3月期)のうち、半数以上は海外での販売が支えています。世界44ヶ国、200拠点を持つグローバル企業といえるでしょう。
ここでは、キーエンスをより詳しくお伝えしていきます。
営業力で高収益を実現
キーエンスの営業利益は2,928億円、純利益は2,105億円です(2018年3月期)。売上高に比べると、営業利益率は55.6%、純利益率は40.0%と高い収益力を誇ります。
年収は非常に高い
キーエンスの平均年収は2,088万円(東洋経済調べ)と、M&Aキャピタルパートナーズに次ぐ国内第2位の高さです。月収ベースでは約90万円、ボーナスの平均額はなんと1,000万円となります。
先ほどお伝えした通り、キーエンスは営業利益率55.6%という圧倒的な高収益を記録しています。従業員に対しても、手厚い歓迎ができるのも頷けるでしょう。
子会社とは
子会社とは、親会社が50%以上の議決権(株式)を保有する企業のことです。議決権が多いほど、親会社の意思決定が子会社に反映されやすくなります。
この議決権が100%に達すると完全子会社となります。キーエンスには、親会社が100%出資する完全子会社が少なくありません。
また、議決権が20~50%のときは関連会社となります。またの名を持分法適用会社といい、キーエンスに対する株式会社ジャストシステムがこれに当たります。
キーエンスと子会社の関係
キーエンスには複数の子会社が存在しますが、事業的な繋がりが深い企業と、子会社が単独で事業を行う2パターンに分かれます。
キーエンスエンジニアリングとキーエンスソフトウェアの場合、主に親会社の事業をサポートするビジネスを展開しています。一方、アピステやイプロスなどの子会社は、親会社と事業的な繋がりは薄い点が特徴です。
ただ、アピステやイプロスは、キーエンスが100%出資する完全子会社なので、経営が親会社に左右されやすいといえるでしょう。
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キーエンスの主要子会社
キーエンスの主要子会社は次の5社となります。
「キーエンス」と名の付く子会社は、主に親会社の事業をサポートする存在です。それ以外の子会社は、単独で事業を展開することが少なくありません。
ここでは、キーエンスのなかでも特に中心的な役割をする、キーエンスエンジニアリング、アピステ、イプロスの3社を詳しく紹介していきます。
キーエンスエンジニアリング
キーエンスエンジニアリングは、キーエンスグループのなかでも特に大きな役割を果たします。社内でもキーエンス商品を取り扱い、親会社の商品企画や開発などにフィードバックを行う関係性が特徴です。
ここでは、キーエンスエンジニアリングの事業内容や採用情報をお伝えしていきましょう。
キーエンスエンジニアリングの事業内容
キーエンスエンジニアリングでは、主にキーエンス商品(FA商品)の修理・開発・設計・製造を行っています。つまり、キーエンスのモノづくりを支えているといってよいでしょう。
生産部門を子会社に完全に委託することで、製造コストの削減や人件費の抑制、税金の軽減などのメリットがあります。また、各事業の採算状況を把握しやすいという点も見逃せません。
具体的な仕事としては、センサーや測定器、画像処理機器などの修理・解析、製造装置の設計、製造、生産管理などが代表的です。
キーエンスエンジニアリングの採用情報
キーエンスエンジニアリングの公式採用ページによると、新卒向けの採用活動は行われていない状態で、現在は随時、中途採用という形で正社員の募集を行っています。
マイナビやリクナビなどは利用できません。応募する機会がある場合は、公式採用ページより電話かメールを送るようにしてください。
アピステ
アピステは、環境改善機器や冷却装置の開発、販売を行う子会社です。キーエンスとは独立して事業を行っています。
ここでは、アピステの事業内容や採用情報をお伝えしていきましょう。
アピステの事業内容
アピステは、主に制御盤用クーラーや熱交換器、高性能集塵機などを中心に開発・販売を行っています。東京・大阪・名古屋といった国内拠点のほか、アメリカやメキシコ、タイ、ベトナムにも販売網を持ちます。
主な仕事としては、メーカーや研究所などに自社商品を販売する営業職、販売促進、事業支援、顧客のニーズや要望に応える技術営業職が中心です。
アピステの採用情報
アピステの公式採用ページによると、2021年新卒向けの採用活動が行われています。以下で詳しい採用情報をお伝えするので、ぜひご参考ください。
年1回の昇給や年2回の賞与、完全週休二日制など、親会社にも負けない待遇が魅力です。また、会社業績に連動した業績賞与もあるため、給与面も非常に恵まれています。
イプロス
イプロスは、製造業や建設業、医薬食品業界向けのBtoBマーケティング支援を行う企業です。キーエンスとはまったく異なる事業内容となり、独立して運営されています。
イプロスの事業内容
イプロスは、製造技術や建設技術に特化した情報データベースサイト「IPROS」を運営しています。会員は、製品情報やカタログから情報を検索できるため、登録企業とのビジネスマッチングに最適です。
主な仕事内容としては、運営サイトを利用した販売促進やマーケティング支援、企画営業、コンサルティング、サイトの企画・開発・運用などが中心となります。
イプロスの採用情報
イプロスの公式採用ページによると、2020年新卒向けの採用活動が行われています。以下で詳しい採用情報をお伝えしていきましょう。
給与は一般的な企業に比べてやや恵まれています。年1回の昇給や年2回の賞与なども嬉しいポイントです。年間休日は130日となっており、休暇制度も充実しています。
社員は若い人が多く、やや体育会系の社風が特徴です。ただ、社内コンプライアンスがきっちりと制度化されています。
まとめ
キーエンスは、国内大手の精密機器メーカーです。キーエンスエンジニアリングやキーエンスソフトウェアといった子会社が親会社の事業を支えているほか、アピステやイプロスなど単独で事業を進める子会社も存在します。
国内第2位の高年収企業だけあり、子会社の給与や待遇面も非常に恵まれています。就活で志望先の一つに選んでみてはいかがでしょうか。