大学を休学する人はたったの2%!成功する休学を紹介

大学を休学する際には、休学申請が必要ですがその理由は多岐にわたります。読者の皆さんの中には、留学やインターンを理由に大学休学をお考えの方もいらっしゃると思います。本記事では、まず初めに大学を休学する理由と成功・失敗する休学について解説します。続いて、大学を休学する流れもお伝えします。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

大学を休学する理由

大学を休学と聞くと、メリットとデメリットの両方が想定されます。大学の休学理由は人それぞれですが、代表的な理由はいくつかあると考えられます。

本見出しでは、大学を休学する際の理由を4つ紹介します。休学をお考えの方は、ご自身の理由と一致するか確認してみて下さい。

目次

理由①|インターンにフルコミットする

1つ目の理由は、インターンにフルコミットするためです。インターンとは、有給・無給で大学生が企業にて就業体験を行うことです。

  • 社会人になって身につくスキルや考えを学ぶことができる
  • 就業体験を通して将来のキャリアを考える機会になる

インターンに参加するメリットとしては、以上が挙げられますが反対に時間的な制約がデメリットです。そのため、大学を休学してインターンに集中する必要があるのです。

理由②|病気で大学に通えない

病気で大学に通えないことも考えられます。大学を休学せざるを得ない病気として、生命を脅かす重篤な病の他にも精神的な病気が挙げられます。

病気を抱えながら無理に通っても、授業に集中ができず単位を落としてしまうことが懸念されます。快方に向かうまで休学をして治療に専念することが推奨されます。

理由③|留学にいく

3つ目の理由は、留学に行くからです。留学とは、主に日本国外の語学センターや大学において、在籍する大学の卒業要件とは異なる勉学に取り組む活動です。

  • 海外の語学センターにて、英語や中国語を一定期間集中して学ぶ
  • 国外の大学において、専攻と関係する授業を履修して学ぶ

留学は普段とは異なる国で、多様な文化や価値観を持つ人と学ぶという魅力がありますが、所属する大学を半年から1年ほど休学しなければらないケースもあります。

理由④|勉強自体がつまらない

勉強自体がつまらないこともあるでしょう。大学では、学生自らが履修する授業を選択しますが、大学入学後に専攻への興味がないと感じて休学する人もいます。

  • サークル活動やバイトなど自分のしたいことをする
  • 専攻過程とは異なる勉強を予備校などでする
  • 仮面浪人をして他の大学への移動準備を進める

大学の勉強がつまらないと感じた人は、以上のような選択をすると考えられますが、大学の授業で規制を受けるのが嫌で休学をすることもあります。

理由⑤|資格取得の勉強をする

取得の難しい国家資格の勉強に集中するため、休学する人もいます。新卒は就活にもっとも有利だと言えます。新卒の時に国家資格を所持していると、希望の企業に就職できる可能性が大いに高まるからです。

例えば、休学理由になりやすい資格に以下が挙げられます。

  • 公認会計士
  • 税理士
  • 行政書士
  • 司法書士

法律や会計にかかわる資格が多い傾向にあります。ただし、どれも合格率は非常に低いため、休学して勉強しても取得できないケースもあることに留意しておきましょう。

成功する休学と失敗する休学

前の見出しでは、様々な理由で大学を休学する人がいるとわかりましたが、休学することのリスクは何かと疑問に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本見出しでは、大学の休学を成功と失敗に大きく分類して、それぞれ3つのパターンを紹介します。実際に休学をする前に、結果を考えるとより良いと言えます。

成功する休学

成功する休学としては、以下の3つが挙げられます。共通していることは、目標意識や計画が明確に備わっている休学であり、休学を通して成長も期待できることだと考えられます。

①能力の向上に繋がる

1つ目のパターンは、能力の向上に繋がる場合です。能力の向上とは、大きく分類して以下の3つが挙げられると言えます。

  • ビジネスマナーやロジカルシンキングなど社会人として働くための基礎能力
  • 語学や専門知識など、社会人として活躍するための能力
  • グループ活動や社会貢献など集団生活で役立つ能力

休学をする際には、自分が特に伸ばしたいと考えている能力を明確にして、それを向上させることが可能なプログラムや活動をすると良いでしょう。

②休学後のプランに繋がる

2つ目のパターンは、休学後のプランに繋がる場合です。休学前には、休学後に何をしたいかを考えてその準備期間として休学をすることが理想的です。

  • 留学や資格の取得など学業的な目標を実現する
  • 起業に必要な人脈やスキルを身に付ける

大学を休学する時には、「なぜ大学を休学したい」のかと、「休学を通して何を得たい」のかを持って取り組むことが、人生のプランに繋がると言えます。

③心身がリフレッシュする

3つ目のパターンは、心身がリフレッシュする場合です。前述の通り、病気を抱えている場合には一定期間の間だけ大学を休学して治療に専念することも必要だと考えられます。

休学中に専門医にかかったり、自分を見つめ直して自信をつけることで、リフレッシュして大学生活を頑張れることも考えられます。

大学がしんどいと感じる場合には、心身の体調を整えるために休学をすることも選択肢の1つだと言えます。

失敗する休学

失敗する休学としては、以下の3つが挙げられます。共通していることは、休学の時間を通しても得られる成果がほとんどなく費用対効果が期待できないことだと考えられます。

①怠惰な生活でうつになる

1つ目のパターンは、怠惰な生活でうつになる場合です。大学を休学すると、バイトや勉強もしていなければ生活が不規則になり、社会との繋がりも徐々に薄れていきます。

そして、毎日ただダラダラ過ごすだけの生活に寝れる一方で、自分はどうしようもないという自責の念にも駆られることがあり、精神的に病んでしまうことがあります。

②将来性が失われる

2つ目のパターンは、将来性が失われる場合です。大学では、将来の準備をする時間も必要ですが、休学をしてやりたいことだけに没頭してしまう人もいます。

例えば、趣味程度では休学を終えて卒業をしても就職することは難しくなるので、結果的には自らの将来性をつぶしてしまう休学となってしまうのです。

③休学の時間が無駄になる

3つ目のパターンは、休学の時間が無駄になることです。大学を休学すると、自由に過ごすことができますがそこでは成果を出す意識を持ち続けなければなりません。

  • 留学に行ったけれども、その学校に馴染めず途中で帰国してしまった
  • インターンに参加したけれども、辛すぎて逃げ出してしまった
  • 資格の勉強に集中しようとしたけれども、趣味にハマってしまった

これらは、大学を休学したけれども客観的にみると休学の時間が無駄になってしまった3つのパターンです。大学を休学するという時間的コストを払っていると意識しましょう。

大学を休学する流れと知っておくべきこと

大学の休学は、成功するパターンと失敗するパターンに大きく分かれるとわかりましたが、具体的な休学方法を知りたい方もいらっしゃると思います。

本見出しでは、大学を休学する際の流れと休学する際に知っておくべきポイントをそれぞれご紹介します。

大学を休学する流れ

以下では、大学を休学する流れを3つのステップでご紹介します。休学の手順に沿っていないと、休学が認められないことも稀にありますので注意しましょう。

ステップ①|休学届を提出する

1つ目のステップは、休学届を提出することです。休学届とは、学生が休学をするという意思表示をするための書類であり、大学側の事務手続きにも必要な書類です。

  • 休学届を提出せずに休学することは可能か
  • 休学届を書く際のポイント
  • 休学届を記入・提出する際の注意点

以下の記事では、上述のポイントを中心に休学届の申請理由と書き方をご紹介しています。休学をお考えの方は、こちらの記事を参考にして手続きを進めてみて下さい。

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ステップ②|面談する

2つ目のステップは、面談をすることです。面談とは、大学の学部事務室において事務員の方と、なぜ休学をする必要性があるのかを話す機会です。

面談では、学生が休学をしなければならないネガティブな理由や状況を把握し、大学としてサポートをするためにも活用されます。リラックスして臨むと良いでしょう。

ステップ③|大学から休学許可がでる

3つ目のステップは、大学から休学許可がでることです。面談を通して、休学の必要性が認められた場合には、在籍状況が休学と変わり休学許可が下りることとなります。

休学を終えて再び大学に通い始める際には、休学を終了する旨を大学側に伝えて、然るべき事務手続きを同様にする必要性があることも把握しておくと良いでしょう。

大学を休学する際に知っておくべきこと

以下では、大学を休学する際に知っておくべき事を4つ紹介します。休学を終えてから、休学なんかすべきでなかったと後悔しないよう、事前に調べて知ることが求められます。

大学を休学する人は全体の2%程度

1つ目のポイントは、大学を休学する人は全体の2%程度だということです。大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況によると、過去2年における休学者比率は以下となります。

以上の調査結果からわかる通り、大学を休学する人は極めて小規模であり、かつその割合も減少傾向にあるとわかります。

休学が就職に与える影響

2つ目のポイントは、休学が就職に与える影響です。就職活動では、学生の学歴だけでなく大学生活での活動内容や志望動機によって判断がされると考えられます。

  • 休学して就職する際のメリット・デメリット
  • 消極的な理由で休学した際の挽回方法
  • 就職先に納得しない場合の休学

こちらの記事では、休学が就職活動にどのような影響を与えるのかという実態に迫るために、上述のポイントをご紹介しています。

これから休学をお考えの方も、すでに休学をして就活に不安を感じている方もぜひご一読ください。

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休学の費用は大学ごとに違う

3つ目のポイントは、休学の費用は大学ことに違うということです。休学中は、原則として大学の授業に参加することが無いので、在籍だけをしている状態となります。

  • 休学中には授業料が免除されて支払いは不要
  • 休学中においても授業料の全額、もしくは一部の支払いが必要

休学中の費用がどのようになるかは、各大学によって扱いが異なっていますので、在籍している大学の学部窓口かホームページにて確認をすることが推奨されます。

休学理由を親にきちんと説明する

4つ目の理由は、休学理由を親にきちんと説明することです。休学をする場合、親は学費だけでなく子供の将来性に少なからず不安を感じると考えられます。

  • 休学をするに至った背景や経緯
  • 休学をしてこれから何をしたいと考えているのか

奨学金などを用いて、大学の費用を自らまかなっている場合においても、親には休学の理由を説明しておくことが今後のトラブルを回避することにも繋がります。

休学を後悔しないために考えるべきこと

休学を後悔しないために、大切なのは「計画」「アイデア」「行動」の3つを考えることです。この3つさえ押さえておけば、たとえ思ったような結果に至らなくても得るものがあります。

『ゴールに向けて「計画」を立て、実現のための「アイデア」を持って「行動」する』ことができる学生はほんの一握りです。この一連の経験をすれば、就活でも他の学生に差をつけられるエピソードを話すことができるようになります。

たとえば、「国際的に活躍できる人材になる」というゴールを定めるとします。そのために留学を考えるのは、オーソドックスです。

加えて、留学先で英語とともにプログラミングを学び、「プログラミング言語こそ世界の共通語だと思った」というアイデアを加えれば、途端にユニークな経験になります。結果としてうまくいかなかったとしても、その狙いの定め方は評価に値するものになるでしょう。

まとめ

大学の休学には、様々な理由がありますが成功する休学と失敗する休学に分かれているので、事前に目標意識をもって取り組むことが求められるとわかりました。計画なしの休学は非常に危険なので、深く考えてから行動に移すようにしてください。

また、大学を休学する際の手順としては3つのステップがあり、休学をする前には事前に把握して理解しておくポイントも押さえておくことが大切です。

休学は、将来を広げる選択肢にもなるので有効に活用してみてはいかがでしょうか。

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