営業には、住宅営業や新規開拓営業などがありますが、内向的で向いてないとおわれる人もいます。営業に向いていない場合、克服か異動が可能ですが、Yahoo!知恵袋や2chで意見を求める方もいます。この記事では、営業に向いていない人の特徴10選、向いている人の特徴3選や自己PRのポイントを解説致します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
営業には向いている人と向いていない人がいる
就活では、様々な職種を選択できますが、営業には向いている人と向いていない人がいると言われています。
- 自身の特徴に合った最適な職種を選択する
- 営業に必要な特徴を努力して身につける
仮に営業を目指していても向いていない場合、上述のいずれかから選択をすることになります。
以下の見出しでは、営業に向いていない人の特徴と、営業に向いている人の特徴を解説して参りますので、お悩みの方はぜひご参照下さい。
営業に向いていない人の特徴10選
冒頭の見出しでは、営業に向いている人と営業に向いていない人の両方がおり、適性に応じて2つの選択肢から選べることをお伝え致しました。
こちらの見出しでは、営業に向いていない人の特徴10選をご説明致しますので、営業に興味のある方はどれくらいあてはまるか検討して下さい。
特徴①|人と話すことにストレスを感じる
1つ目の特徴は、人と話すことにストレスを感じてしまうことです。
- 人と話すと汗がにじみ出て震えが止まらない
- 人と話すことに不安や緊張をいつも感じる
- 人と話す際目を合わせて話すことができない
このように、人と話すことにストレスを感じる人は以上のようなパターンに分類することができますが、いずれも営業には不向きだと言えます。
この特徴は、人と話す経験を積んでいくことで軽減することができますが、慣れるまでは営業職の仕事がひたすら苦に感じる懸念もあります。
特徴②|人間関係の把握が苦手である
2つ目の特徴は、人間関係の把握が苦手であり、関係構築や売り込みに支障をきたすことです。
- 応対してくれた方の名前と顔が一致できない
- 人の名前を忘れがちだと自覚している
- 組織内の上下関係を会話から把握できない
営業職では、誰に何を話すかも売り込みが成立するか否かのカギを握る重要なポイントであり、人間関係の把握はその基本情報にあたります。
そのため、もしも取引先の方の名前が覚えられなかったり、上司と部下を見極められないと営業には不向きだという懸念が挙げられます。
特徴③|人との関係構築に時間がかかる
3つ目の特徴は、人との関係構築に時間ぎかかるため、社交的でないと言われがちなことです。
- 初対面で話すと緊張しておどおどしてしまう
- 人を簡単には信じられず、疑ってしまう
- 自分の本音や感情を伝えるのが苦手である
例えば、これらのようなタイプの人は営業として訪問をしても、本音で会話が出来るまでに比較的時間を有するという課題が想定されます。
営業職であれば、相手のタイプに応じて話し方を変えて出来るだけ早く良好な人間関係を築き、信頼を得ることが不可欠だと考えられます。
特徴④|悲観的な性格である
4つ目の特徴は、悲観的な性格であるために自信を持って物事が進められないことです。
- 自分には長所より短所が多いと考えている
- 自分は人よりも劣った存在だと感じる
- 努力をしても結果に繋がらないと考えている
このように、悲観的な性格の人は自己評価が著しく低く、常に自分の行動は成功に繋がらないと考えがちだと言えます。
営業職は、成功より失敗の方がはるかに多いため、悲観的な性格だとすぐに自信喪失になり、仕事が手に付かなくなると懸念されます。
特徴⑤|暗い表情をしている
5つ目の特徴は、常に暗い表情をしていて周囲の人からは避けられがちであることです。
- いつも何か不安や心配ごとが頭にある
- 失敗した経験をくよくよと考えがちである
- 疑心暗鬼で人には近寄ってほしくない
暗い表情をしている人は、以上のような心理状態であることが想定されますが、ネガティブな印象を常に与え続けていると考えられます。
営業職では、ポジティブで太陽のように明るい性格や、前向きで熱いタイプが多いため、営業職に適応することが難しいと懸念されます。
特徴⑥|感情の起伏が表に出やすい
6つ目の特徴は、感情の起伏が表に出やすく、イライラを人にぶつけることもあることてす。
- 嫌なことがあると我慢できず顔に出てしまう
- 腹が立つとカッとなり人に当たりやすい
- 落ち込んでいると話す気持ちすらわかない
このように、感情の起伏が表に出やすい人は、自分な感情をコントロールすることができないため、人と接する仕事には不向きだと言えます。
特に、営業職は社内と社外の板挟みになりがちであり、その都度に感情を当て散らすような行為は営業として不適切だと考えられます。
特徴⑦|自分の立場でばかり考える
7つ目の特徴は、自分の立場でばかり考えてしまい、相手の立場で考えられないことです。
- 自分が不利にならないようリスクを避ける
- 自分の手柄を最優先にして判断をする
- 自分のためには人の犠牲も厭わない
例えば、このような考え方や人間性の人では、お客のニーズを把握して的確な商品やサービスを提案することは極めて難しいと言えます。
状況に応じて、利害をトレードオフして双方にとって良い結果を出すことは問題ないですが、独善的な思考は好ましくないと考えられます。
特徴⑧|人への献身性が弱い
8つ目の特徴は、人への献身性が弱く、自分の目標や課題を最優先してしまうことです。
- 相手が困ってもわざわざ手を差し伸べない
- 自分が無駄なく結果を得られれば良い
- 人のために自分が苦労をするのは嫌だ
営業職は、売り上げによって会社から評価される立場ですが、業務としてはお客様第一の献身的な職種であると言えます。
仮に、上述のように我が身を優先した考えと行動を取ってしまうタイプであれば、営業職としては不向きだとみなされる懸念があります。
特徴⑨|場当たり的に考えがちである
9つ目の特徴は、場当たり的に考えがちであり、順序などを考慮して行動していないことです。
- 業務をプロセス化して進めるイメージがない
- その時々の思いつきで仕事を進めている
- 網羅的に選択肢を考慮することができない
営業職では、自社内外の様々な人の利害関係により、どのような手順で仕事を進めるのか状況に応じて判断できるよう準備しなければなりません。
しかし、場当たり的に考えがちな人は、選択肢の漏れや抜けを見落としてしまうため、結果的にも適切な成果をだすことができないと言えます。
特徴⑩|問題解決の願望が乏しい
10つ目の特徴は、問題解決の願望が乏しいため、とりあえず仕事をしていることです。
- 開発エンジニアの理想を形にしたい
- お客様のニーズを満たしてあげたい
- 目指している売上額を突破したい
このように、自ら目標を設定して貪欲に取り組んだり、或いは誰かが直面している課題を解決したいという思いは、営業職には必要となります。
しかし、これらのような問題解決の願望が予め無かったり乏しいと、惰性で仕事をしがちになり売上という結果には至りにくいと考えられます。
営業に向いている人の特徴3選
上述の見出しでは、営業に向いていない特徴10選をお伝えしましたが、それだけでは適性を判断できないと感じた方もいらっしゃると思います。
そこでこちらの見出しでは、営業に向いている人の特徴3選をご説明致しますので、ご自身の特徴と見比べて考えてみてはいかがでしょうか。
特徴①|社交的である
1つ目の特徴は、社交的でありグループや集団に物怖じせずに飛び込むことができることです。
- 取引先の購買職に対して売り込みをする
- 社内外の開発エンジニアとミーティングする
- 見知らぬ人に対して自社の商品を説明する
このように、営業職は業務において様々な個人や集団に接触して、商品やサービスを売り込む機会を模索し続けることが求められています。
そのため、仮に面識がある場合でもない場合でも、優れた社交性を発揮して販売の機会を掴み取るために取り組みまなければならないのです。
特徴②|人と接するのを好む
2つ目の特徴は、どのような人を相手にしていても人と接するのを好むことです。
- 抑圧的で敵対する立場にある購買のバイヤー
- 気難しくて頑固な性格の品質保証のエンジニア
- 上下関係に厳しい体育会系の上司や先輩
営業職の人は、自社や取引先など様々な部門の色々な人を相手にするため、接客に対してポジティブな考えを持つことが不可欠だと言えます。
仮に、何らかの業務で一時的に気まずい関係となってしまっても、明るく元気な表情で再び声をかける人間性も要求されると考えられます。
特徴③|話をするのが得意である
3つ目の特徴は、気分が高揚していても落ち込んでいても話をするのが得意であることです。
- 自社が提起する商品やサービスの営業トーク
- 自社内の報告に用いる資料の説明
- 開発中の商品を議論するミーティング
このように、営業職は毎日の業務でほとんどの時間、何かしら話すことが求められており、気分の良し悪しに影響を受けていては務まりません。
仕事でミスや失敗をしても、落ち込んだ表情や雰囲気を出さずに、快活なトークを心掛けられることが求められる仕事だと考えられます。
営業に必要な要素
上述の見出しにて、営業職に向いている人の特徴3選をご説明致しましたが、どのような要素が具体的に必要なのか気になったかもしれません。
そこでこちらの見出しでは、営業に必要な要素を3つお伝え致しますので、営業を目指す方はこれらを獲得できるよう取り組むと良いでしょう。
要素①|相手のニーズを的確に把握する
1つ目の要素は、相手のニーズを的確に把握することです。
- 商品Aが欲しいお客様に商品Aを売り込む
- 商品Bが欲しいお客様に商品Aを売り込む
例えば、上述の2パターンにおいて、前者ならば営業として売り込みを成功させられるかもしれませんが、後者では難しいと想定されます。
営業は、相手が何をなぜ欲しいのか、ニーズを的確に把握して、最適な商品やサービスを提案できる要素を身につけることが必要になります。
要素②|仮説をもって解決策を考えられる
2つ目の要素は、仮説を持って解決策を考えられることです。
- Aという可能性を考えてBとCを提案してみる
- AからEまで、とりあえず提案してみる
このように、営業として何らかの提案をする際には、〜かもしれないという仮定を置いて解決策を模索することが求められます。
特に、交渉や新規訪問の場合には、相手が何を考えているのか聞くことができないので、自分で考えることが不可欠だと言えます。
要素③|メンタルが強く粘り強い
3つ目の要素は、メンタルが強く粘り強いことです。
- 声がけをしても相手にしてもらえない
- 売り込んでもいらないと断られる
- 提案内容がイマイチだと述べられる
営業職では、このような場面にほぼ毎日遭遇するため、うまくいかない時でもめげずに挑み続けるメンタルを持つことが大切となります。
1度試してダメだからと言って、すぐにめげてしまうのではなく、成功するまでトライし続ける気概を持って臨まなければなりません。
営業職の面接での自己PRのポイント
ここまで、営業に向いている人の特徴3選や営業職に必要な要素を3つお伝え致しましたので、内定に向け準備する方もいらっしゃると思います。
そこでこちらの見出しでは、本記事の締めくくりとして、営業職の面接での自己PRポイントを3つお伝え致しますので、ぜひご活用下さい。
ポイント①|物事や人を常に観察している
1つ目の自己PRポイントは、日頃から物事や人を注意深く観察していることです。
- 世の中で求められている商品やサービスは何か
- 消費者は何に興味を持っているのか
- どのような商品が誰に売れているのか
例えば、コンビニやスーパーへ買い物に行った時、自分自身の買い物のみならず以上のようなポイントを考えることが推奨されます。
営業職は、常に誰が何を欲しているのかを敏感に察知して、適切なタイミングで売り込む機会を探しているため、この力をアピールすべきです。
ポイント②|問題解決能力がある
2つ目のポイントは、ビジネスの世界では必須のスキルにあたる問題解決能力があることです。
- 前提を確認した上で、現状を分析する
- 現状からあるべき姿や課題を仮設する
- 仮設に基づき、打ち手や解決策を考える
以上が、問題解決能力の主な流れとなりますが、営業職では消費者のニーズを課題として捉え、最適な商品やサービスを提供することになります。
その際、必ずしも既存の枠組みや考えに基づくのではなく、柔軟な思考でどうすれば消費者が満足するかまで考え抜くことが求められます。
ポイント③|根気強い性格である
3つ目のポイントは、何度失敗しても諦めない根気強い性格であることです。
- 新規の顧客に対して訪問営業のアポイントを取る
- 既存の顧客に、受注量の増加を要請する
- 既存の顧客へ、売価の見直しをお願いする
例えば、営業職はこれらのような場面において、営業目標を達成するために何度も同じ依頼を繰り返して、取り組むケースも多々あります。
そのため、物事が上手くいかなくても成功するまで根気強く取り組み、チャレンジする姿勢を崩さない前向きな姿勢が求められると言えます。
まとめ
本記事では、営業に向いている人の特徴10選と営業に向いていない人の特徴3選をお伝え致しましたので、営業への適性をご理解頂けたと思います。
また、営業に必要な要素と営業職の面接における自己PRのポイントも3つずつ解説致しました。
営業を目指す方は、現状の向いてる向いていないにとらわれず、ご自身の希望に沿って頑張って頂ければ幸いです。