【2019年卒版】甲南大学の学部別の就職実績とサポート体制を徹底紹介!

甲南大学とは、兵庫県の私立大学です。甲南大学はアクティブ・ラーニングを推進していますが、就職状況はどうなのでしょうか。この記事では、まず初めに甲南大学とその就職支援環境について簡潔にご紹介します。最新版の就職実績も学部別にお伝えするので、ぜひご覧ください。

監修者

キャリアアドバイザー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

甲南大学とは

甲南大学は、西日本で唯一の私立7年生旧制高等学校であった甲南高等学校を前身として1951年に設立されました。大学開設60周年記念のスローガンとして、「未来に伝える 明日につなぐ」を用いています。

現在、甲南大学では8学部5研究科が設置されており、多様な学術研究に取り組むことが可能な環境です。

甲南大学の就職支援環境

甲南大学は、学生へのアカデミック支援に加えて就職支援にも力を注いでいます。以下は、甲南大学キャリアセンターのホームページを参照にした2つの特徴です。

優れた人材を社会に送り出している、甲南大学の取り組みを確認してみましょう。

目次

特徴①|近隣の都道府県と連携した就職支援

甲南大学では、兵庫県近辺の7県1府との間で就職に関する協定を締結しています。これは、いわゆるUIJターン就職と言われており在学生が自らの出身した都道府県に就職をするための支援活動です。

また、甲南大学は就職協定に加えて、各自治体・企業とともに地域創生に取り組んでいます。兵庫県近辺では人口の減少が著しい県も多数あり、地域創生を担う学生の知的・人的交流は極めて重要な役割を果たします。

そのため、在学生が地域創生という視点からU・I・Jターン就職を行うための包括的な就職支援を行っています。

特徴②|在学生限定の求人検索システム

甲南大学では、企業の採用担当者と連携して在学生限定の求人検索システムを導入しています。

このシステムは、甲南大学の学生にインターンシップをしてほしい、もしくは就職をしてほしいと考える企業と協力をして運営しています。

学生側にとっては、他大学の学生と競争をする必要が無くインターンシップや採用選考に臨むことができるメリットがあります。外部の人材企業を介さずに、企業と甲南大学間の信頼関係によって成り立っている求人支援といえます。

【2019年卒版】甲南大学の就職実績

甲南大学では、最新の就職実績をキャリアセンターのホームページにて公開しています。以下は、この情報をもとにして各学部別に進路内訳と就職先の情報をまとめたものです。就職実績が気になる方はぜひご参照下さい。

文学部の就職実績

文学部では、90%の学生が就職し残る10%の学生が進学かその他を選んでいます。そして、文学部の学生450人の就職先企業においては卸売業・小売業が男性と女性ともに最も人気です。

理工学部の就職実績

理工学部では、66%の学生が就職し、進学やその他を選んだ学生は34%です。173人の理工学部学生の中で、就職先の業界としてはメーカーが男女ともに最も人気で、次にサービス業が続きます。

経済学部の就職実績

経済学部では、なんと95%もの学生が就職をしており極めて高い就職率です。その内訳として、364人の経済学部生の中では卸売業・小売業が男子学生に、金融・保険業が女子学生にそれぞれ人気の業界です。

法学部の就職実績

法学部では、92%の学生が就職し残る8%が進学かその他を選んでいます。また、就職先企業においては364人の法学部生のうち、卸売業・小売業が男子学生に、金融・保険業が女子学生にそれぞれ人気です。

経営学部の就職実績

経営学部では、94%の学生が就職を、残る6%が進学かその他という結果でした。そして、419人の経営学部生の中で、卸売業・小売業が男子学生に、金融・保険業が女子学生にそれぞれ人気ということがわかります。

知能情報学部の就職実績

知能情報学部では、83%の学生が就職をし、残る17%が進学かその他を選んでいます。また、126人の知能情報学部生の中では情報通信業界が男女を問わず最も人気の業界であるといえます。

マネジメント創造学部の就職実績

マネジメント創造学部では、93%の学生が就職を残る7%が進学かその他という結果でした。そして、184人のマネジメント創造学部生の中では、サービス業が男女を問わず1番人気の業界であるといえます。

フロンティアサイエンス学部の就職実績

フロンティアサイエンス学部では、進学と就職を選んだ学生がそれぞれ50%ずつほどでした。そして、27人のフロンティアサイエンス学部生の中では、メーカーが男女を問わず最も人気の業界であるとわかります。

まとめ

甲南大学では、在学生の就職支援活動に力を注いでおり、UIJターン就職や学内のみの求人サイトなどユニークな取り組みが多くなされていることがわかりました。

また、就職実績においても顕著な結果を残しています。より詳細な就職実績が知りたい方は、甲南大学キャリアセンターのホームページを見てはいかがでしょうか。

目次