横浜国立大学は専門教育に力を入れていることで知られており、学部によって就職傾向が異なります。国立大学の中でも就職支援が手厚いと、学生や卒業生にも評判です。そこで今回は、横浜国立大学の就職支援の特徴と、学部別の就職実績について詳しく解説します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
横浜国立大学とは
横浜国立大学は、1949年に設置された国立大学です。
実践性・先進性・開放性・国際性を身につけた人災を輩出することを目的としており、専門教育に特化するためカリキュラムも豊富です。希望すれば他学科の授業を受講することもでき、学生が主体的に学べる環境が整った大学といえます。
以下の表で、横浜国立大学の基本情報を確認しましょう
横浜国立大学に設置されている5つの学部も確認しておきましょう。
- 教育学部
- 経済学部
- 経営学部
- 理工学部
- 都市科学部
横浜国立大学の就職支援環境
横浜国立大学の就職支援は、「人生100年時代」を念頭に置き、長期的な視点でキャリアを考えることを重視して行っています。さらに学んでいる内容と将来がリンクする就職活動を奨励しています。
特徴①|OB・OG訪問を積極的にサポート
業界や企業について知るためには、インターネットや書籍で公開されている情報を集めるだけでは足りません。そのため横浜国立大学では、OB・OG訪問を奨励しています。
キャリアセンター職員はOB・OG訪問の相談にのると共に、情報提供も行っています。卒業生の進路状況資料だけでなく、採用試験に役立つ面接アドバイスをまとめた資料を閲覧することが可能です。
特徴②|学部に特化した就職サポート体制
横浜国立大学の就職サポート体制は、学部別に用意されています。学びの特色に合わせ、業界や職種に特化したサポートを行うことで、学生はスムーズに就活を進めることが可能です。
学部別に専門家を招いた特別講座を開講する他、高度な知識の習得や資格取得を奨励するなど、希望の就職を叶えるためのアドバイスを行っています。就活の個別相談にも対応しているので安心です。
【2019年卒版】横浜国立大学の就職実績
横浜国立大学のウェブサイトにある「卒業生の就職状況」ページでは、学部別の就職データが公開されています。横浜国立大学全体の就職率は、70.2%です。教員として就職する人を含めて、公務員就職に強い傾向があります。
教育学部の就職実績
教育学部の学校教育過程は、主に教員を目指すための学部であり、以下の3つの学科ではそれぞれ小学校・中高・特別支援学校と分野が分かれています。
- 人間形成コース
- 教科教育コース
- 特別支援教育コース
全てのコースで小学校教諭一種免許状の取得が求められています。例年の傾向から言うと、男女比率はおよそ半々です。
教育学部の2019年3月卒業生の就職率は、78.5%です。民間企業への就職者が多いですが、神奈川県や横浜市の教員採用試験に合格した人が68名に上ります。
経済学部の就職実績
経済学部に設置されているのは経済学科のみです。
2017年より始まった「経済学部・経営学部共同教育プログラム」では、経済学と経営学の双方を学ぶことができるほか、英語での専門科目の履修や留学なども必須となっています。学習意欲の高い学生にはうってつけの内容で、充実した大学生活を送れるでしょう。
経済学部の2019年3月卒業生の就職率は、90.9%です。経済学部の主な就職先としては金融・保険が最も多く、公務員や製造など様々な業界への就職を果たしています。
経営学部の就職実績
経営学部に設置されているのは経営学科のみです。
2年次からゼミを履修することができ、少人数で専門性を身につけることが可能です。また、1つの分野に特化して学ぶだけでなく、2つの分野にまたがって学ぶことも許容されており、学生自身の興味関心に応じて履修を柔軟に変更できます。
経営学部の2019年3月卒業生の就職率は、91.2%です。経営学部の就職先はコンサルティング、金融・保険、製造、通信と多岐にわたっており、有名企業が名前を連ねています。
理工学部の就職実績
理工学部には、以下の3つの学科が設置されています。カッコ内は専攻と示しており、EPは教育プログラムの略となっています。
- 機械・材料・海洋系学科(機械工学EP / 材料工学EP / 海洋空間のシステムデザインEP)
- 化学・生命系学科(化学EP / 化学応用EP / バイオEP)
- 数物・電子情報系学科(数理科学EP / 物理工学EP / 電子情報システムEP / 情報工学EP)
理工学部の2019年3月卒業生の就職率は21.2%と低いですが、これは卒業生の74.8%が大学院へと進学するからです。経営学部の就職先としては公務員が多く、民間就職も名だたる企業ばかりです。
都市科学部の就職実績
都市科学部は2017年4月に新設されたばかりの学部であり、4つの学科が設置されています。
- 都市社会共生学科
- 建築学科
- 都市基盤学科
- 環境リスク共生学科
1期生はまだ3年生(2020年1月29日現在)であるため、現在は就職実績はありません。
横浜国立大学全体の就職率は70.2%ですが、公務員や有名企業への就職実績が高いことに定評があるため、都市科学部もそうしたチャンスがあるといえそうです。
また、都市設計と環境を学ぶという特性上、大学院に進学したうえで上級公務員を目指す人も多いことが予想されます。
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お手数ですが、可能であればモデル記事のようになるべく、読者を納得させる文章をご記載いただくようお願いいたします!『【2019年卒版】学習院大学の学部別の就職実績とサポート体制を徹底紹介!』を参照いただくと、イメージが掴みやすくなると思います!
横浜国立大学と共通点のある大学の就職実績
本見出しでは、横浜国立大学と共通点のある大学の就職実績を紹介します。大学選びの際の参考にしてください。
首都圏の国立大学の就職実績
首都圏の国立大学で言えば、一橋大学や筑波大学が挙げられます。以下の記事では、2校の就職実績を解説しています。就職実績は、大学選びや浪人するかを判断する際の大きな要因の1つですので、じっくりと検討してみてください。
首都圏の私立大学の就職実績
横浜国立大学と同水準とされる私立大学は、早慶から上智、ICU、MARCHまで幅広く、人によって位置付けは異なると言えるでしょう。本見出しでは、大学ごとに比較できるよう、幅広くピックアップしてあります。
特に慶應義塾大学の記事では、各就職先の人数も記入しています。以下の記事が大学選びの参考になれば幸いです。
まとめ
横浜国立大学は、学修も就職活動も学生主体で取り組むことを奨励しています。その一方で専門性を生かした就職を実現できるように、教職員並びにOB・OGが一丸となったサポート体制があります。希望の業界や職種が明確な場合はその分野に強い学部を選び、学修と就活を紐づけて努力するとよいでしょう。