【2019年卒版】成蹊大学の学部別の就職実績とサポート体制を徹底紹介!

成蹊大学は1年生次からキャリア教育科目を設けているため、就職に関する知識や情報を取得しやすいといえます。事実、2016~2019年卒の就職率は90%前後をキープしており、非常に高い水準です。今回は、成蹊大学の学部ごとに就職実績を紹介していきます。

監修者

キャリアアドバイザー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

成蹊大学とは

成蹊大学(せいけいだいがく)とは、東京都武蔵野市にある私立大学です。1年次から少人数のゼミ制度があり、さらに奨学金の制度も整っていることから人気の高い大学となっています。

この記事では、成蹊大学の就職支援環境や就職実績について詳しくお伝えしていきます。

成蹊大学の就職支援環境

成蹊大学の就職支援環境は、次のように2種類が代表的です。

  • 1年次から学べるキャリア教育
  • 充実した就職支援講座

成蹊大学では、就活生を徹底的に支援するためにキャリア支援センターを設置しています。学生一人ひとりに対して個別指導をしてもらえるため、内定獲得に必要な詳しい内容が学べます。

目次

特徴①|1年次から学べるキャリア教育

成蹊大学では、1年生のときから「キャリア教育科目」を設けています。

キャリアプランの立て方や、社会で働く意味について詳しく学ぶことが可能です。また、すべての学部の学生と一緒に学ぶため、文系・理系と様々な考え方に触れ自分の視野を広げることに役立つでしょう。

特徴②|充実した就職支援講座

成蹊大学のキャリア支援センターでは、就活生向けに様々な講座を開いています。就職活動マナー講座、グループディスカッション準備講座、企業発見セミナーなどが代表的です。

「就活は何をしてよいか分からない」という学生でも、就職活動について一から徹底して学ぶことができます。

【2019年卒版】成蹊大学の就職実績

成蹊大学の就職率は、2019年卒で91.6%と高い水準です。学部によって就職先や進学率が異なるため、ここでは学部別の就職実績を紹介していきます。

ここでは、成蹊大学公式サイトの「就職状況」「就職率」「産業別就職状況」を参考にしています。

文学部の就職実績

文学部の就職率は91.4%です。そのうち、就職先は情報・サービス業が39.4%と圧倒的な人気を誇ります。

文学部は幅広い業種にチャレンジできる利点があります。以下のように、大企業の内定を獲得する学生も少なくありません。

経済学部の就職実績

経済学部の就職率は2019年卒で88.8%です。もっとも就職先に多い業種は、情報・サービス業で32.5%、次いで金融業が23.0%となっています。

以下のように、銀行やクレジットカード会社、生命保険会社などで大手企業への内定が目立ちます。

法学部の就職実績

法学部の就職率は92.3%です。2016年卒に比べて、年々進学よりも就職を選択する学生が増えています。ほかの学部に比べ公務員への就職が多いものの、全体では、情報・サービス業が32.3%と圧倒的に人気です。

理工学部の就職実績

理工学部は成蹊大学唯一の理系です。就職率は95.2%と、全学部のなかで最高の数値を誇ります。理系学部だけあり、主な就職先はソフトウェア業が42.9%で1位、次いで製造業が22.1%となっています。

以下のように理工学部でも大企業への入職者が多い一方、やや男性が多い傾向が見て取れます。

まとめ

成蹊大学には、文学部、経済学部、法学部、理工学部の4つの学部があります。いずれも就職率は90%前後を記録しており、高い水準といえるでしょう。

それぞれの学部から大企業に入社する学生も少なくありません。志望する学部を決める際は、先輩の就職先を参考に選んでみるのも方法の一つです。

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