【2019年卒版】一橋大学の学部別の就職実績とサポート体制を徹底紹介!

一橋大学は偏差値が非常に高く、就職では「最強」と言われるほど就活に有利なイメージがあります。一橋大学の学生の就職先にはどんな企業があげられるのか、気になる人も多いことでしょう。今回は社会学部や商学部など学部別に一橋大学の就職先や就職実績を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

監修者

キャリアアドバイザー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

一橋大学とは

一橋大学は東京都国立市に位置する大学です。偏差値が非常に高く、「少人数教育」をモットーとしているため1学年は全学部合計で950人程度です。

国際色も豊かで、現在では約500人の留学生を迎え入れています。楽天の三木谷浩史社長や、元東京都知事の石原慎太郎氏を卒業生として輩出しています。

一橋大学の就職支援環境

一橋大学にもキャリア支援室があり、積極的に学生の就活支援を行っています。一橋大学の就職支援環境の特徴は以下の2つです。

  • 特徴①|スカウトプログラムがある
  • 特徴②|就活サテライトラウンジがある

それぞれの特徴について以下で解説します。一橋大学の学生ならぜひ積極的にキャリア支援を利用してみてください。

目次

特徴①|スカウトプログラムがある

一橋大学のキャリア支援室は「スカウトプログラム」を設けており、参加者はスカウト方式で就活を進めることもできます。

スカウトプログラムに参加するにはキャリア支援室での面談が必須です。平日の11:00〜17:00に面談ができるので、あらかじめ予約をとっておきましょう。

特徴②|就活サテライトラウンジがある

千代田キャンパスには就活の情報収集の場・休憩の場として就活サテライトラウンジが設けられています。

パソコンやプリンター、四季報をはじめとする就職関連資料などが置いてあり、平日9:00〜17:00の間で自由に使うことができます。学生の自主性を尊重する一橋大学としての就活生への配慮だと言えます。

採用担当は一橋大学の学生をどう見ているか

一橋大学は一般的にはエリート学生だと見なされがちですが、採用担当者からどう見られているのでしょうか。

  • ①論理的思考力がある
  • ②飾らず、素直さがある

採用担当者からは上記2つのイメージを持たれる傾向にあります。その理由について以下で説明します。

①論理的思考力がある

一橋大学は受験の難易度や偏差値が高く、また文系学部のみといった点から論理的思考力にすぐれた学生が多いと見られることがよくあります。

もともと論理的思考力が高い学生が入学しているという側面もあります。受験に関する紹介文でも「論理的思考力がある学生を求めている」との記述があります。

②飾らず、素直さがある

一橋大学の学生は飾らず素直な印象があるとよく言われます。一橋大学は2年生からゼミの選択があり、「大学は勉強するところ」と割り切っているため、よい意味で飾り気がない人が多いからでしょう。

素直さは就活する上でとても大切なことで、大きな強みとなります。企業としてはスキルのある人間よりも、素直になんでも吸収できる人材の方が魅力的に感じます。

【2019年卒版】一橋大学の就職実績

続いては一橋大学の就職実績について紹介します。一橋大学が発表している「卒業後の状況」を元に就職実績を表にまとめました。学部ごとの就職人数は以下の通りです。

また、一橋大学の就職者数上位企業は以下の通りです。金融系をメインとし、大企業の名前が並んでいます。

商学部の就職実績

商学部の2018年度の就職実績は以下の通りです。学生のほとんどが民間企業に就職しています。

商学部HPの「卒業後の進路」によると、商学部の就職者数上位企業は以下の通りです。金融だけでなくコンサルのアクセンチュアや監査法人もランクインしており、学生の論理的思考力の高さをうかがうことができます。

経済学部の就職実績

経済学部の2018年度の就職実績は以下の通りです。経済学部は就職に強いこともあり、学部生の多くが民間企業に就職しています。

経済学部HPの「卒業後の進路」によると、経済学部の就職者数上位企業は以下の通りです。金融系企業が上位を占めています。三菱UFJ信託銀行直近3年間、経済学部からの就職者数1位企業となっています。

法学部の就職実績

法学部の2018年度の就職実績は以下の通りです。法学部では公務員就職者数や進学する人が他学部よりも多い傾向にあります。

法学部HPの「卒業生の進路」によると、法学部の就職者上位企業・官公庁は以下の通りです。法学部は一橋大学の中でも極めてエリート学部です。難関企業や官公庁がランクインしています。

社会学部の就職実績

社会学部の2018年度の就職実績は以下の通りです。社会学部は法学部に次いで公務員就職者数が多くなっています。

社会学部の就職者上位業種は以下の通りです。就職状況は「卒業後の状況」で業種別でしか紹介されておらず、具体的な企業名は明かされていません。

まとめ

一橋大学は非常に優秀な学生が集まっており、就職にも強い大学だと言うことができます。中でも法学部は他の学部に比べて難関企業への合格率が高くなっています。

論理的思考力があり、素直な一橋大学の学生は企業が欲している人材です。自信を持って自分の志望企業にチャレンジしてみてください。

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