就活で聞かれる「挫折経験」の正しい答え方|ESと面接の例文付きで解説

就活生A

面接で聞かれる「挫折経験」って何を話せばいいのか分からない

就活生B

「挫折経験」といわれても、実際に挫折と感じた経験がないけど、どうしたらいいのかな

就活生C

「挫折経験」があっても上手く話すことができない、何をどう話せばいいの?

就活の面接やエントリーシート(ES)などで聞かれることがある「挫折経験」について、悩んでいる人はとても多いです。

何を書くのか、挫折経験がないから書くことがない、なぜ挫折経験を話す必要があるのか?と思うかもしれません。

企業が面接やエントリーシートで挫折経験を質問する理由などとともに、詳しく解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

目次

就活で挫折経験が聞かれる4つの理由

two people sitting during day

面接時に、自己PRや長所の質問だけではなく、自分の短所や挫折経験などの欠点や失敗談を聞かれることが少なくありません。

短所や挫折経験は誰にでもあるものですが、ただ挫折経験を話していても意味がありません

企業側の意図を汲み取り答える必要がありますが、いったいどのように答えるのが良いのでしょうか?

挫折経験を質問された際の答え方、挫折経験が思い浮かばない場合の答え方、注意点などについて詳しく解説をしていきます。

  1. 努力や挑戦した経験があるか
  2. ストレス耐性があるか
  3. 困難にどう対処するか
  4. 挫折から学ぶ力があるか

理由①:努力や挑戦した経験があるか

挫折経験は悪いことではありません

挫折をした後の行動や思考が大切であり、挫折後にどのような行動を起こしたかが大切です。

挫折を乗り越えるために努力や挑戦をしたことがある人は、入社後も高い意識を持って業務をやり遂げる力があると評価される可能性があります。

挫折経験=マイナス
と考えず、挫折経験後の行動も含めて伝えることを企業側は求めています。

理由②:ストレス耐性があるか

挫折の経験は、これまでに感じたことのないような感情を生みます

時にはストレスとなり、日々の生活もままならぬことになるかもしれません。

挫折経験の質疑応答で、ストレス耐性を持っているかを判断することが可能です。

ストレス耐性のある人は、入社後も成長することができる人材と思ってもらえるでしょう。

ストレス耐性は時に「楽観的」と捉えられますが、社内の雰囲気を上手く変えてくれる存在にもなります。

理由③:困難にどう対処するか

挫折経験をしてしまうと、そのまま何もできなくなってしまう人もいます。

困難な状況であっても、困難に向き合い乗り越えていく力のある人材を企業は求めています。

仕事のなかで、大きな挫折を経験することもあるでしょう。

そのような時に挫折や困難に立ち向かえる力があるのか、企業では知りたいと思っています。

挫折を経験し、乗り越えられないこともあるかもしれませんが、その後の対処方法を企業は知りたいのです。

理由④:挫折から学ぶ力があるか

挫折を乗り越え何か得ることができたのか?企業は挫折から何を学んだか知りたがっています

挫折で得たものを次に生かそうとする前向きな気持ちを持つ人は、どんな苦境の追い込まれても、そこから這い上がる力があります

その力を知るためにも、挫折経験について企業は質問してくるのです。

挫折経験は話したくないことと思っている人も多いですが、挫折経験は決して悪いものではないと企業側では考えています。
乗り越えることができた挫折経験は、その人のプラスになっているので、恥ずかしがらずに話すようにしましょう。

挫折経験が思い浮かばない場合の考え方3つ

man in black long sleeve shirt sitting on black chair

挫折経験について、答えるほどの内容が思い浮かばないという人もいるはずです。

挫折感というのは、人それぞれの捉え方かもしれませんが、思い浮かばない場合には考え方を少し変える必要があります。

考え方に繋がる3つの経験について、詳しく解説していきます。

  1. 熱中した経験から探す
  2. 困難を乗り越えた経験から探す
  3. ストレスを感じたことから探す

考え方①:熱中した経験から探す

今まで自分が熱中していたこと、今現在熱中していることについて思い出してみましょう。

熱中した経験の中で「上手くいかなかったこと」はあるはずです。

「思ったほどうまくいかなかった」「落ち込んだこと」「モチベーションが下がった」などを自己分析してみるのもおすすめです。

「挫折」だけにこだわりすぎず、視野を広げてみてください。

熱中していることでも、挫折とはいわなくても失敗談などもあるでしょう。
失敗したことだけではなく、そこから得たことを話すのもおすすめです。

考え方②:困難を乗り越えた経験から探す

挫折と困難は本来異なるものですが、困難を乗り越えた時に何を得ることができたのか、経験を話すことも、企業側が求めている答えに繋がるものがあります。

困難を乗り越えることは難しいことであり、乗り越えた先が思っているような結果とはいえませんが、困難を経験したなかから感じたことや苦労した点などを思い出してみることも必要です。

困難を経験しただけでは、意味がありません。
経験から何を得たか、という部分が大切になります。

考え方③:ストレスを感じたことから探す

ストレスを感じたことだけに特化してしまうと、不満ばかりが出てしまうかもしれません。

ストレスを感じる事をどのように回避できたか、ストレスを感じないようにするためにどのようなことをしたか(すればよかったか)なども、挫折経験とは異なりますがプラスになる経験を得られます。

ストレスに感じたことから探す場合、マイナスイメージに繋がる話題になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

熱中したこと・困難・ストレスを乗り越えただけの話では意味がないので、その先(感じたことなど)を伝えられるようにしましょう。
実際に感じたことばかりではなく、経験をしたことを思い返した時にできることや失敗だと感じたことを伝え、今後はどのようにしたいかを話すのもいいです。

【挫折経験】評価の高い答え方の6つのポイント

man in brown jacket sitting at a table looking at laptop

ただ挫折経験を話すだけでは意味がありません。

挫折経験を話しても、逆にマイナスイメージを与えてしまうこともあるので、評価の高い答え方をする必要があります。

評価が高くなる答え方について、6つのポイントで解説します。

  1. 簡潔に伝える
  2. 挫折前に設定していた目標を伝える
  3. 挫折の理由や原因を伝える
  4. 挫折への立ち向かい方を伝える
  5. 挫折から学んだことを伝える
  6. 挫折経験を入社後にどう生かすか伝える

ポイント①:簡潔に伝える

だらだらと話していても、話の要点がつかめず相手が理解できなければ、どんなに良い内容であっても意味がありません。

簡潔に話をまとめて伝えることで、自分の中でも本当に伝えたいことが明確になり、相手にもより伝わりやすい内容になります。

挫折経験は、質問されることが多いので、事前にいくつかの挫折経験に関する話を自分でまとめておくことも大切です。

話を事前にまとめておくことで、一番何が伝えたいか自分の中でも理解することができます。

ポイント②:挫折前に設定していた目標を伝える

挫折とは、目標としていたことが思ったようにできなかったことに対し、気力を失ってしまうことです。

なぜ挫折をしたことにも繋がりますが、挫折前に設定していた目標を伝えることで、より挫折をした理由が分かりやすくなります

無目的に挫折をするということはないので、必ず挫折前に設定していた目標を伝えるようにしましょう。

目標は人それぞれですが、目標が分かることで何に挫折をしたのか見えてきます。

ポイント③:挫折の理由や原因を伝える

挫折の理由や原因をきちんと伝えましょう

なかなか伝えにくい内容かもしれませんが、挫折の理由や原因を理解した上で内容を伝えることができるということは、挫折がマイナスではなくプラスに作用している結果であり、今後も挫折などの経験をしても乗り越えられる人材だと思ってもらえます。

理由や原因が分からないということがないようしましょう。

ポイント④:挫折への立ち向かい方を伝える

挫折経験すべてにおいて、正解の答えはありません。

自分がどのように感じて、挫折を乗り越えようとしたか、どうしてその考え方になったのかを伝えましょう。

本来の考え方とは異なる考え方であったり、方法かもしれませんが、立ち向かったことによって得られたものがあるのであればそれが正解になります。

あくまで「自分の場合」「自分の経験」で話して大丈夫!

ポイント⑤:挫折から学んだことを伝える

一番大事な部分になる「挫折から学んだこと」ですが、これは学んだことになるのでマイナスな感想になるような内容を避けましょう

マイナスが多かった場合も、言い換えなどをしてみると、相手への伝わり方が違います。

「やるべきではなかった」→「異なる方法でチャレンジ」

挫折経験が無駄ではなく、得られるものがあったことを伝えることが大事です。

挫折に対する向き合う姿勢を企業側は知りたいので、学びに繋がる内容を伝えましょう。

ポイント⑥:挫折経験を入社後にどう生かすか伝える

挫折経験が学びに繋がったことで、現在または入社後に活かせることがあるか考えましょう

忍耐力や前向きな姿勢・何事に対しても努力を惜しまぬ姿勢など、挫折経験で得られるものは、社会人としても仕事をする上で活かせることが多いはずです。

業務内容と挫折経験の繋がりをみつけて、どのように活かせるか伝えるようにします。

特別なエピソードは必要がなく、日々の小さな出来事であっても問題ありません。
企業が求めている「挫折経験」がどのように自分にプラスになっているか、今後に生かすことができる経験ができているかを、分かりやすく伝えるようにしましょう。

【挫折経験】評価の低い回答4つ

man sitting on chair covering his eyes

挫折経験を伝えたとしても、評価が低いと分かっている内容を伝えていては意味がありません。

ここで紹介する回答をしないよう事前にチェックをして避けるようにしましょう。

評価が低い内容も、言い方を変えることで印象が変わるので、言い方を考えたうえで話すようにしてください。

  1. 諦めてしまった経験談
  2. エピソードだけを伝えてしまう
  3. 個人的な内容
  4. 「挫折経験はない」と答える

回答①:諦めてしまった経験談

諦めてしまった経験談はなるべく使用しない方がいいでしょう。

例え諦めてしまったとしても、諦めてしまったことがプラスに転じるような行動したり、諦めて得られたことなどを入れた内容にするなど、工夫が必要です。

諦めてしまった挫折経験ではなく、困難やストレスなど違う体験で得られるものがあった内容を話すようにしてください。

諦めただけでは、成長も感じられず、ストレス耐性が弱いと判断されます。

回答②:エピソードだけを伝えてしまう

挫折経験をアピールしたは良いけれど、エピソードのみであり、挫折経験から得られたものがない内容では意味がなく、印象を悪くするだけです。

エピソードだけの内容は、思い出話であり、思い出話を聞かされても企業側は何も得ることがありません

魅力的なエピソードであっても、それだけで終わることにならないように気をつけましょう。

エピソードで得たものを伝えることが一番大切です。

回答③:個人的な内容

挫折経験でも、個人的すぎる内容は控えたほうが良いでしょう。

例えば、失れ・片思い。恋人との話や家族とのプライベートすぎる内容は、ビジネスとは繋がりにくいからです。

プライベートの挫折経験は、逆に「仕事にプライベートを持ち込みやすい人」と判断される可能性があるので注意が必要です。

挫折経験を話す場合、内容もビジネスに繋がりやすい内容を選ぶようにすることをおすすめします。

話題として選びやすい個人的な内容ですが、就活の面接で話す内容なので控えましょう。

回答④:「挫折経験はない」と答える

挫折経験がない人ももちろんいるはずですが、挫折経験自体よりも経験で得られたことに関して興味があるので、挫折がないということたえで終わらせないようにしてください。

挫折経験がないという人は、挫折経験以外で自分のプラスになったことなどから話題を探しましょう。

諦めてしまう・挫折経験のない内容・個人的な話題など避けるべきポイントをチェックしておくことで、企業が求めている挫折経験から得られたものを伝えることができます。
難しく考えず、これまでの経験を振り返ることから始めてみましょう。

【ES】エピソード別の例文5選

white printer paper

挫折経験のエピソードが必要とされる場所は、エントリシート(ES)や面接です。

「何を書けばよいのか」「何を伝えるべきか」と悩む人も多いでしょう。

あらゆるシチュエーションに対応した例文を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

※ポイントとなる部分は太字にしています

  1. アルバイト
  2. サークル活動(部活動)
  3. インターン
  4. ボランティア
  5. 趣味

例文①:アルバイト

私の挫折経験とは、アルバイトでの経験です。

これまでいくつものアルバイトを経験してきた自信があり、なんでもこなせる万能な人間だと思っていました。
接客の仕事でしたが、これまでの経験があるのですぐに慣れると勘違いしてしまい、周りのアドバイスも注意深く聞くことはありませんでした。

そこで私はあり得ないような失敗をしてしまい、周りのスタッフだけではなくお客様にも迷惑をかけてしまいます。
できると勘違いしていたことで周囲に確認をしなかったことが原因であり、深く反省をする出来事になります。

できると思っていただけに挫折感も大きく、アルバイトをやめてしまおうと思いましたが、ここでやめてしまうことは、今後同じような経験をする時も逃げてしまうと思いました。

アルバイト先の上司や先輩に話をし、これまでの態度を改めることにより、失敗はほとんどなくなりました。

この挫折経験で得られたことは、「謙虚な気持ちを持つ」「失敗から逃げない」「初めてのものは必ず経験者の話を聞いてから行う」ということです。

これは御社だけではなく、社会人として必要なことだと感じています。

例文②:サークル活動(部活動)

私がこれまでで一番の挫折と感じているのが「部活動」での失敗です。

高校時代、私はテニス部で毎日汗を流していました。
県大会も上位に入る学校でしたので練習もそれなりに厳しかったですが、結果が出ることでやりがいを感じていました

3年生が引退し、私は部長となりました。
先輩たち同様に、後輩たちを引っ張って部活を盛り上げたいという気持ちばかりが前に出て、空回りばかりしてしまいます。
一方的に後輩に練習以外のことを押し付けたり、命令ばかりしていたので、後輩ばかりか同級生までも離れてしまい、部活を退部したいという人まで出てきました。
良かれと思っていたことがすべて裏目に出ていたようで、自分は上に立つ人間ではないとまで感じます。

これまでの傲慢さを謝り、部活動に対する考え方を改めることで、再び仲間が戻ってきてくれました。

この失敗は私に
「周りとの関係を築くことの難しさ」「上として立つ場合の心構え」「コミュニケーション」
が大切であることを知るきっかけとなりました。

例文③:インターン

私がこれまで経験した挫折のなかで勉強になったと感じたのは、ベンチャー企業のインターン経験です。

営業インターンに参加した初月に、月間営業ランキングで最下位を取ってしまったことです。
大学2年の終わりからベンチャー企業の営業インターンに参加しました。
正社員も含めた従業員の中でトップを取ることを目標に、営業活動をしていましたが、インターン参加後数カ月は最下位または順位が上がっても1つか2つほどで、自分の営業力のなさを痛感しました。

営業不振の理由は経験不足、情報不足など、基礎力が足りていないことです。
先輩方の営業方法を聞いたり、時には同行させてもらうことで、少しずつですが成果を上げることができるようになりました。

インターンでの経験から、問題点は自分だけで解決せずに、周りに相談して解決することも必要であることに気づくことができ、これから壁にぶつかったときにも、周りに助けを求めて改善することができるように、周囲との関わり方も考えていくようにしたいと思っています。

例文④:ボランティア

私がこれまでに幾度か挫折を経験しました。
その中で一番印象深いのがボランティアでの失敗です。

それまでボランティア経験がなかった私は、知り合いの実家が台風で被害に遭い、片付けのボランティアを募集していると聞き、被災地の片づけボランティアに参加をしました。
誰よりも役に立てる、そう思っての参加です。

体力だけはあると思っていましたが、指示を受けないと動けず、足手まといになることばかりで、最後には「今日は終わっていいよ」と言われてしまうほどです。
役に立つために参加したにもかかわらず、役に立てず何もできなかったことがショックでその日の夜には帰ろうと思っていました。

一緒に参加していた知り合いに話をしたところ、それぞれが忙しいので指示を出している暇がないので、積極的に行動をしてほしいということが分かりました。
受け身でいた私は反省し、翌日からは積極的に動き、自分から指示を仰げるようになったのです。

置かれた状況に対応できる柔軟な考え方、積極性の必要を改めて感じた出来事であり、これまで指示や命令で動くだけの自分を変えるきっかけになりました。

例文⑤:趣味

私がこれまでに経験したなかで挫折を感じたことを紹介します。

私は音楽が趣味であり、聴くのはもちろん演奏するのも大好きです。
小さな頃からピアノを習っていたので、将来はピアノを仕事にすると決めていました。
しかし、成長するごとに自分の技術の限界を感じるようになり、中学を卒業する前にピアノを辞めてしまいます
周りは夢や目標を持って毎日楽しく過ごしているのに、私は大きな夢を失ってしまったことですべてのことに夢を持てなくなってしまいました。

そんなときに出会ったのが今の仲間です。

一緒に音楽を始めようと誘ってくれましたが、最初は乗り気になれず嫌々でしたが、続けていくうちに、仲間と共に同じことをすることの楽しさを知りました。

仲間の大切さを知るきっかけとなり、今は音楽を続けていくことの楽しさを感じています。

協力していくこと、継続することは、これからの人生でも大切だと思い、御社でも生かしていきたいと思っています。

紹介した例文はあくまで一例です。
自分の経験と照らし合わせて、①挫折経験の内容②挫折から何を感じたか③その後何をしたか④結果どのような変化があったか⑤挫折経験を今後どのように活かしたいか、などをまとめてみると良いでしょう。

【面接】エピソード別の例文5選

two men facing each other while shake hands and smiling

エントリーシート(ES)の内容を基に、内容を変えております。

伝えたいことは同じではありますが、より相手に伝わりやすいようにすることも必要です。

※ポイントとなる部分は太字にしています

  1. アルバイト
  2. サークル活動(部活動)
  3. インターン
  4. ボランティア
  5. 趣味

例文①:アルバイト

私の挫折経験とは、アルバイトでの経験です。
これまでいくつものアルバイトを経験してきた自信があり、経験があるので、すぐに慣れるだろうと思ってしまいます。

しかし、まだ環境に慣れていなかった私は、あり得ないような失敗をしてしまい、周りのスタッフだけではなくお客様にも迷惑をかけてしまいます。

できると勘違いしていたことで、周囲に確認もせずに勝手な行動をしたことが原因であり、深く反省をする出来事になり、挫折感も大きく、アルバイトをやめてしまおうと思いました。

しかし、ここでやめてしまうことは、今後同じような経験をしても逃げてしまうと思い、これまでの態度を改め謙虚な気持ちで仕事に向き合うことにより、失敗はほとんどなくなりました。

この挫折経験で得られたことは、
「謙虚な気持ちを持つ」「失敗から逃げない」「初めてのものは必ず経験者の話を聞いてから行う」
ということです。

当たり前のことですが、当たり前のことだから大事であり、これは御社でも行かせることであり、いつまでも気をつけていこうと思っています。

例文②:サークル活動(部活動)

私がこれまでで一番の挫折と感じているのが「部活動」での経験です。

高校時代、サッカー部に所属し、充実した毎日をすごしていました。
県大会も上位に入る学校でしたので、厳しかったですが、結果が出ることでやりがいを感じていました。

3年生が引退し、私は部長となりました
先輩たち同様に、後輩たちを引っ張って部活を盛り上げたいと目標を決め、自分が部活を盛り上げて全国大会に行くぞ!と思っていました。
一方的に後輩に練習以外のことを押し付けたり、時には命令ばかりしていましたが、それが部のためになると信じて続けます。
しかし、周りはそんな私に反感を感じるようになり、部活を退部したいという人まで出てきました。
ワンマンになっていたことに気づかなかったのです。

これまでの傲慢さを謝り、部活動に対する考え方を改め、周りと話し合うることで、再び仲間が戻ってきてくれましたが、この失敗は私に「周りとの関係を築くことの難しさ」「上として立つ場合の心構え」が大切であることを知るきっかけとなりました。

例文③:インターン

私がこれまで経験した挫折のなかで勉強になったと感じたのは、ベンチャー企業のインターン経験です。

大学2年からベンチャー企業の営業インターンに参加しました。
正社員も含めた従業員の中でトップを取ることを目標に、営業活動をしていましたが、インターン参加後数カ月は最下位または順位が上がっても1つか2つほどの散々んな成績であり、自分の営業力のなさを痛感しました。
これまで、私は何をやってもある程度はできるタイプでしたので、心が折れてしまうほど落ち込みました。

営業不振の理由は経験不足、情報不足など、基礎力が足りていないことです。
営業経験のない私は、最初から上位に入るのは難しいということもありますが、自分はなんでもできると思っていた部分も営業不振の理由になります。
それから私は、先輩方の営業方法を聞いたり、時には同行させてもらうことで、少しずつですが成果を上げることができるようになりました。

インターンでの経験から、問題点は自分だけで解決せずに、周りに相談して解決することも必要であることに気づくことができ、これから壁にぶつかったときにも、周りに助けを求めて改善することができるように、周囲との関わり方も考えていくようにしたいと思っています。

例文④:ボランティア

これまでに幾度か挫折を経験しましたが、そのなかで一番印象深いのがボランティアでの失敗です。

ボランティア経験がなかった私は、知り合いの実家が台風で被害に遭い片付けのボランティアを募集していると聞き、被災地の片づけボランティアに参加をしました。
誰よりも役に立てる、そう思っての参加です。

体力だけはあるので誰よりも役に立つ思っていましたが、実際には指示を受けないと動けず、足手まといになることばかりで、最後には「無理ならば帰ってもいいよ」と言われてしまうほどです。
役に立つために参加したにもかかわらず、役に立てず何もできなかったことがショックで、その日のうちに帰るつもりでした。

一緒に参加していた知り合いに、忙しいので指示を出している暇がないので、積極的に行動をしてほしいということが分かりました。
その場にいたら何らかの指示をもらえるだろう、やることができるだろうと私は自分から動こうとはしなかったのです。

受け身でいた私は反省し、翌日からは積極的に動き、自分から指示を仰ぐようにします。
置かれた状況に対応できる柔軟な考え方、積極性の必要を改めて感じた出来事であり、これまで指示や命令で動くだけの自分を変えるきっかけになりました。

例文⑤:趣味

私がこれまでに経験た大きな挫折「ピアノ」についての話を紹介します。

私は音楽が趣味であり、聴くのも演奏するのも大好きです。
小さな頃からピアノを習っていたので、将来はピアノを仕事にすると決めていました。
しかし、成長するごとに限界を感じるようになり、中学を卒業する前にピアノの夢を諦めてしまい、ピアノ自体を辞めてしまいます。

ピアノを辞めてしまったことで、周りは夢や目標を持って毎日楽しく過ごしているのに、私は夢を持てなくなってしまいました

そんなときに出会ったのが今の仲間です。
自暴自棄な私に声をかけてくれて、一緒に音楽をやろうと誘ってくれました。
最初は乗り気になれず嫌々でしたが、続けていくうちに、仲間と共に同じことをすることの楽しさを知ります。
仲間の大切さを知るきっかけとなり、今は音楽を続けていくことが楽しいと感じる毎日です。

出会った仲間たちを大切にすること、協力していくこと、継続することは、これからの人生でも大切だと思い、御社でも生かしていきたいと思っています。

面接時に失敗経験を話すことは、緊張と同時に自分の話したくない部分を話すことにもなるので、上手く伝えることができないこともあるでしょう。
挫折経験はマイナスではなくプラスであると理解し、挫折経験で何を得られたかを伝えることを意識した内容でまとめてください。

まとめ:挫折経験の質問は人柄や強みを伝えるチャンス!ポイントを押さえて回答しよう

挫折経験の答え方と、挫折経験に対する考え方について詳しく紹介しました。

挫折経験は本人にとってはマイナスの出来事に感じられますが、人は挫折を経験することで成長することができます。

挫折経験で得られたことを人柄や強みとして伝えることもできるチャンスと捉えて、上手にアピールできるようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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