「サークルやバイトがあるし、エントリーも面倒だから、就活は適当に!」
「就活を必死にしても内定がもらえないなら、もっと適当にしてもいいのでは?」
と考えてしまう就活生も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、就活を適当にやっても内定をしっかり貰えれば問題ありません。
就活をいい加減にしてしまうと、内定がもらえないと大変な未来が待っていますよ。
今回の記事では、なぜ就活を適当にしてはいけないのか理由を解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活を適当にやってはいけない5つの理由
就活を適当にやってはいけない5つの理由を説明します。
就活を適当にしてはいけない理由
- 内定をもらえない
- 貴重な新卒カードを無駄にしてしまう
- 自分に合わない企業に就職し後悔する
- 早期退職してしまう可能性がある
- 転職先を探すのにも苦労してしまう
就活を適当にやってしまって後悔する理由はたくさんありますね。
就職しそびれてしまい仕事が見つからないという理由と、内定をもらえたけれど後に後悔するパターンに分かれます。
就活を適当にしてしまうと失敗してしまう理由を説明します。
後悔先に立たずと申しますが、就活を適当にしてはいけない理由を参考にして、就活を成功させて内定を貰いましょう。
内定をもらえない
就活を適当にしていて困ることは、いつまでたっても内定をもらえないことです。
周りの学生は早々に内定を貰い、就職予定の企業でインターンとして仕事にチャレンジする人もいるでしょう。
内定を早くもらえると、就職できるだろうか?という不安な気持ちがなくなるので、精神的に安心できますね。
就職するまでの間、就職先の仕事内容について予習したりアルバイトをしたり、想い出づくりをしたりと学生生活を楽しみながら、就職に備えられます。
貴重な新卒カードを無駄にしてしまう
就活期間中に内定がもらえないのは悲惨な状況です。
新卒で採用してもらえる新卒カードは1回しかありません。
まったく仕事をしたことが無くても採用してもらえる新卒カードはとても貴重ですよ。
新卒で内定をもらえず卒業後に就職しようとすると、新卒カードを使えず、中途採用と同じ既卒の扱いになります。
既卒は新卒採用より不利な条件で、仕事内容の経験がある中途採用の人と戦わなくてはなりません。
既卒が新卒より不利になってしまう理由
- 新卒で就職できなかったことで能力が低いと思われてしまう
- 真面目に就活をしていないと判断されてしまい、規則を守れない人と思われる
- 中途採用の扱いとなるため、給料は下がる場合もある
自分に合わない企業に就職し後悔する
就活を適当にやってしまうと、自分に合わない企業に就職してしまう場合もあります。
自分に合わない企業に就職してしまう原因
- 自己分析が足りず、自分に合うと思った企業がマッチしていない
- 企業分析の時間が足りないため、ブラック企業に入社してしまう
就活を適当にしてしまうと、企業情報を集めるのも適当に済ませてしまうことも。
早期退職してしまう可能性がある
就活を適当にして就職してしまうと、自分に合わない企業に入社したり、やりたい仕事をできない場合があります。
仕事に対するモチベーションもあがらず退職したいと感じるのではないでしょうか。
仕事をした経験が無いため、ちょっとしたことで仕事を辞めてしまうかもしれません。
新卒で入社した会社を早期退職すると、今後の仕事に対しデメリットがあります。
早期退職をしたことによる就活のデメリット
- 仕事を長く続けられないという印象を持たれ、再就職に影響がでる
- 新卒時採用時に受けられる研修を受けられない
- 転職は中途採用となり、即戦力が求められるのでスキルが無いと不利になる
早期退職をしてしまうと、今後の就職が不利になるので、就活は適当にせずにしっかり行いましょう。
転職先を探すのにも苦労してしまう
適当に就活をして企業に入社してしまうと、仕事内容が自分に合わないと感じ、早期退職してしまう場合があります。
新卒採用で入社した会社を早期退職すると、転職に苦労することになります。
会社を転々としているというイメージを持たれてしまうと、転職するにも一苦労です。
転職に苦労する理由
- 仕事を長く続けられない人と判断されてしまう
- 早期退職のためスキルや経験値がないため即戦力として認められない
- 中途採用は即戦力が必要なので、書類選考を突破できない
新卒で入社した会社が自分に合わないからといって、早期退職してしまうと転職で苦労したり、後悔してしまうので、就活は時間をかけて行いましょう。
就活を適当にやっても受かるパターン3つ
就活を適当にしてはいけない理由は理解できたでしょうか?
といっても、就活生のなかには適当に就活しても、内定を貰っている人がいるでしょう。
適当に就活をしているのに内定を貰える理由として考えられるのは、次の3つです。
適当に就活しても内定を貰える理由
- 高学歴である
- 適度に息抜きができている
- 適当にみえて要領よく行っている
就活を適当にしているのに内定を貰える人と、就活をしっかり行っても内定を貰えない人には、どのような違いがあるでしょうか。
1つずつみていきましょう。
高学歴である
高学歴な人は、就活で有利になります。
適当に就活しているように見えても、効率よく就活を行っている可能性があります。
高学歴ということは、受験に成功するための力がすでに身についています。
受験で培った能力
- 真面目に取り組む力
- 成果に結びつける力
- 記憶力
- 論理的に思考できる能力
- 意欲
- 向上心
高学歴というエントリーシートを見ると、すでに能力が身についていると判断されるので、面接で有利に働く可能性があります。
適度な息抜きができている
就活していると、常に企業へのエントリーや面接の対策で息抜きができず、疲れてしまうこともありますね。
選考に落ち続けると、気持ちが沈んでしまうのではないでしょうか。
選考に落ちても気持ちを切り替えられる人は、失敗を引きずることなく次に進めるので、内定をもらいやすくなります。
てきとうに見えて要領よく行っている
自分は内定をもらえず失敗しているのに、適当に要領よく行っているように見える人が内定を貰っていると、なんでだろう?と思いますね。
就活を適当にしているように見える人でも、適当に見えるだけで普通に就活をしている場合もあります。
適当に見えるけど要領の良い人は、適当の基準がほかの人より高い場合が多いです。
就活を必死に行っても結果が出ない人は、要領の良い方法がないかを考えて、行動を変えてみるのもおすすめです。就活を適当にやっても受かるパターンでは、こちらの記事も参考になりますのでご一読ください。
就活を「適当」も捉え方次第!
就活を適当にしてはいけないと解説しましたが、適当も捉え方次第といえます。
適当という言葉に対して思い描くのはどのようなイメージでしょうか。
「適当」の意味
- 条件や目的にうまくあてはまること
- 程度がほどよいこと
- やり方などがいいかげんであること
適当の意味は、良い意味と悪い意味があります。
適当をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかによって、就活の行動が変わります。
「適当」ポジティブな意味での捉え方
適当をポジティブに捉えると、条件や目的に当てはまることや、程度がほどよいことが当てはまります。
ポジティブな意味での適当な人は次のとおりです。
ポジティブな意味での適当な人
- 必要なもの不要なものの切り分けが上手
- 適度に力を抜ける
- 周りをよく見て対応できる
「適当」ネガティブな意味での捉え方
適当をネガティブに捉えると、やり方などがいいかげんで対応が雑という意味になります。
ネガティブな意味での適当な人は次のとおりです。
ネガティブな意味での適当な人
- 失敗した経験から自暴自棄になっている
- 集中力がなくやり遂げる力がない
- 都合よく解釈してしまう
- 深く考えずに行動してしまう
就活を適当にやっても受かる人の4つ特徴
就活は適当にやってはいけない理由を説明し、そのあと適当という言葉のとらえ方も併せて説明しました。
就活は適当にしてはいけないとはいっても、周囲には適当にやっても内定をもらえる人もいますね。
適当にやっても内定をもらえる人の特徴
- タスク管理や完了スキルがある人
- 就活を効率よくできる人
- 様々な選択肢やスキルがある人
- 興味のある分野や業種がある人
就活を適当にやっても内定をもらえる人の特徴を4つ紹介します。
これから就活をする方は、ぜひ紹介した内定をもらえる人の特徴を活かして、就活を頑張ってくださいね。
タスク管理や完了スキルがある人
仕事をするときに完璧にしなくてはいけないと思い、全部完璧にこなそうとする人がいます。
仕事で大切なのは完璧ではなく、期日までに仕事を完了できるかです。
完璧にこなすより、あらかじめ決められた期日が守れなければ評価されません。
就活を効率よくできる人
就活をしていくうえで、エントリーシートや履歴書を書く機会はたくさんあります。
1枚ずつ履歴書を新しく書き直すのは非効率といえます。
就活を効率よくするには、企業にアピールしたいポイントは1社ずつ変えて記載して、使いまわしできる部分は以前のデータを活用することを覚えましょう。
様々な選択肢やスキルがある人
様々な選択肢やスキルがある人も内定をもらえる人の特徴に当てはまります。
就活にはグループ面接がある会社もありますね。
グループ面接の場合、自分の回答が後になればなるほど、前の人の回答と被らないようにしなくてはなりません。
様々な選択肢やスキルがあると、ほかの人の回答と差別化を図ることができるため、就活では有利になります。
興味のある分野や業種がある人
興味のある分野や業種がある人は就活が成功しやすい人です。
興味のある分野があれば、就活を前向きに取り組めてモチベーションもあがります。
興味のある分野や業種と希望する仕事を限定できるので、高いモチベーションを維持しながら就職活動を行えるでしょう。
就活を適当にしているように見えても、選択肢やスキルを持っていたり、興味のある分野があると効率よく就活が出来るので、内定を貰いやすいといえます。
「適当」に就活をしてもうまくいくコツとは?
就活を適当にしてもうまくいくコツはあるのでしょうか。
適当に就活していても、上手に活動できる方法を4つ紹介します。
就活がうまくいくコツ
- 行動しスキルや経験値を増やす
- 適度に息抜きをする
- 選考後に学んで次回に活かす
- 逆求人サイトを利用する
就活を効率よく行い、うまくいくコツをひとつずつ見ていきましょう。
行動しスキルや経験値を増やす
適当にといっても、就活は行動するのが大事です。
まずはたくさん行動して、面接や履歴書の書き方など経験値を増やすのが内定を貰う近道です。
何回も行動していくと、自己分析も得意になりESや面接にも動じなくなります。
適度な息抜きをする
就活はまず行動することと伝えましたが、行動の合間には適度に息抜きをするのも大事です。
就活で行動をしなくては思い過ぎると、真面目な人は休むことなく頑張りすぎてしまいます。
パワーをかけすぎると、疲労もたまり消耗してしまうので、適度な息抜きが重要です。
自分にはどのような息抜きが適しているかを知るのも自己分析の一つと言えるでしょう。
選考後に学んで次回に生かす
選考後に内定を貰えないと落ち込んでしまいますね。
選考後に、自分が選ばれなかった理由や評価されなかったのは何故なのかを考えて、次回に活かすと、内定を貰える可能性が高まります。
振り返りをしっかりすると、企業エントリー数が少ないうちに内定を貰えるかもしれません。
反省を踏まえて学生のうちからPDCAサイクルを回すことは社会人になった時にも役立つスキルとなります!
逆求人サイトを利用する
求人サイトのなかには、逆求人サイトというものがあります。
逆求人サイトは自分で求人に応募するのではなく、履歴書やプロフィールを記載しておくと、内容をみて気になった企業からスカウトが届く仕組みです。
適当に就活していても成功するには、うまくいくコツがあるのが理解できたでしょうか。逆求人サイトを活用して、スカウトを待てるようになるために、まずは行動して経験値を増やしましょう。
適度に就活をしたい人向けの逆求人サイト3選
就活がうまくいくコツのなかで、逆求人サイトについて紹介しました。
逆求人サイトでおすすめのサイトを3つ紹介します。
- オファーボックス
- キミスカ
- キャリアチケットスカウト
ひとつずつ見ていきましょう。
オファーボックス
オファーボックスは就活生の2人に1人は利用している、登録者数の多い逆求人サイトです。
スマホアプリで利用可能で、無料で利用できます。
オファーボックスの評判については、こちらの記事も参考にしてください。
キミスカ
キミスカは大企業を含む1000社以上から直接スカウトを受けられる逆求人サイトです。
企業がスカウトをするときにスカウトランクがあるのが特徴とえいます。
スカウトランクはゴールド、シルバー、ノーマルに分かれます。
キミスカの評判については、こちらの記事も参考にしてください。
キャリアチケットスカウト
キャリアチケットスカウトは自己分析をもとに、企業からオファーが届くサービスです。
オファーの内容は、選考・説明会・面談の案内の3種類にわかれます。
自己PRやガクチカを作成するサービスを提供しています。
キャリアチケットスカウトに関する評判については、こちらの記事も参考にしてください
まとめ
就活を適当にやってはいけない理由を説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
就活は適当にやってはいけないものの、客観的にみて適当にしているのに、内定が出るのは何故だろうと感じた人も多いでしょう。
就活を成功させるには、行動をして経験値を積み上げて、主体性をもって活動するのが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました!