リュックは、高校生や大学生に人気ですが、就活や転職でカバンの代用として、リュックは認められるでしょうか。リクルートバッグとして、リュックはクラッチバッグと同じくマナー違反だと考えられます。本記事では、就職面接でリュックは良いのかという疑問に対して、リュックを避けるべき理由や選び方をお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活面接でリュックはいいのか
就活をこれから行う学生の皆さんにとって、面接で持参するカバン選びは悩みであり、リュックも1つの候補としてお考えかもしれません。
- 両手が使えるためカバンよりも便利
- リュックがあるのに新しく買いたくない
- リュックを背負うサラリーマンがいる
このように、リュックを使いたいと思う人も多いですが、就職活動でそもそもリュックは良いのでしょうか。
就活面接でリュックは避けたほうがいい
本記事では、就活面接でリュックを使って良いのか悩む方に対して、リュックは避けるべきという結論に加えて3つの理由をお伝え致します。
志望する企業から、リュックがNGとされていないため大丈夫だと考える前に、まずは以下をご参照ください。
避けるべき理由
以下では、就職面接でリュックを使うのは避けるべき3つの理由を詳しく解説致します。
友人や知人がリュックで面接に行っていたとしても、安易にそれを真似てリュックで行くべきだとはなりません。
誤った情報を鵜呑みにせず、適切な就活マナーをご確認ください。
見た目がカジュアルになってしまう
1つ目の理由は、リュックだと見た目がカジュアルになってしまうからです。
- 学校に行く高校生や大学生
- 習い事へ通う際の小・中学生
- 保育士など一部の社会人
このように、リュックを日頃から愛用しているグループは、いずれも就職活動といったマナーが問われる状況下外でリュックを使用しています。
そのため、就活面接でリュックを使ってしまうとカジュアルな見た目になると懸念されます。
ほかの人の邪魔になる
2つ目の理由は、リュックを背負ったり持参すると他の人の邪魔になるからです。
リュックは、カバンよりもサイズが大きめなケースが多いのみならず、持ち手が限られているのが特徴として挙げられます。
また、リュックはその形状からカバンよりも不安定さが高く、床や椅子の上に置いたとしても倒れてしまい邪魔になりうるのです。
TPOやマナーをわきまえていないと思われる
3つ目の理由は、就職活動におけるTPOやマナーをわきまえていないと思われるからです。
就職活動では、先輩社員にあたる20代や30代の社員に加えて、40代から50代の社員が採用活動に参加しています。
そのため、今時の若者としてジェネレーションギャップを感じさせて、マナーや状況をわきまえていないと捉えられてしまうのです。
シーン別|リュックか手提げか
前述の見出しにて、就職面接ではリュックを避けるべきだとお伝え致しましたが、TPOで正しく判断できるか自信がない方も多いと考えられます。
そこでこの見出しでは、シーン別にリュックか手提げカバンかをご紹介致しますので、迷った際にはぜひご活用ください。
服装自由、または私服可の時
1つ目の場面は、服装自由、または私服可の時であり、カジュアルなものでなければリュックでも、手提げカバンでも良いと考えられます。
服装自由、或いは私服可とは、ビジネスの場として要求しているマナーが最小限であり、リュックも許容範囲に入ると言えます。
しかし、キャラクター色の濃いリュックや、ゴテゴテして独創的なリュックは常識として避けるべきだと想定されます。
遠方から来た時
2つ目の場面は、遠方から面接に来た時で、マナーを考えると荷物になりますが、手提げのビジネスバックが無難であると言えます。
例えば、地方に住んでいて大都市の企業を受けたり、反対に都市部から地方へのUターン就職をする際には、旅行サイズの荷物となります。
リュックは、そのような場面で活躍しますが、ビジネスの場としては不向きであるため、大変でもビジネスバッグが推奨されます。
アルバイトの面接
3つ目の場面は、アルバイトの面接であり店にもよりますが、基本リュック的にはリュックもOKだと考えられます。
アルバイトとは、非正社員として位置づけられており、就業中もスーツを着る必要性は低い、比較的カジュアルな仕事だと定義できます。
そのため、面接においては事前に確認を取るなどして、特に問題がなければリュックで面接に臨んでも良いと言えます。
失敗しない就活カバンの選び方
就職活動では、リュックよりもカバンの方が利用場面が多いとご紹介して参りましたが、どのような就活カバンを買うべきか悩むと思います。
そこでこの見出しでは、失敗しない就活カバンの選び方として2つのポイントをお伝え致しますので、カバン購入時にご参照ください。
色は黒が無難
1つ目のポイントは、就活カバンの色は黒が無難だということです。
就活カバンの色として、黒が最もオーソドックスとなりますが、男子は黒、女子は黒・ブラウンなど、落ち着いた色を選ぶことが望ましいです。
就職活動では、スーツや革靴なども落ち着いた色を用いることが多いため、面接に持参するカバンも黒を選ぶと良いでしょう。
自立するもの
2つ目のポイントは、就活カバンは自立するものを選ぶ方が良いということです。
就職活動では、面接の際にカバンを置きますが倒れやすい形状だと扱いに困るため、椅子の横などに置いても自立するバックを選ぶべきです。
そのため、就活カバンを購入する際には、床に置いても大丈夫か、自立するかを試してから選ぶようにしましょう。
リュックで行くときに注意したいポイント
本記事では、就職活動においてリュックが適切でないとご案内して参りましたが、どうしてもカバンよりリュックが良い方もいらっしゃいます。
この見出しでは、リュックで就活面接などに行く際、特に注意したいポイントを3つご説明致します。
社内では背負わず手で持つ
1つ目のポイントは、会社内では背負わず手で持つことです。
例えば、電車やバスの中ではリュックを背負っている人が邪魔になり、お客同士でトラブルになる例も多々報告されています。
就職活動では、働いている社員さんへの配慮も含めて、リュックを背負わずに手で持つよう気をつけましょう。
置く場所を面接官に尋ねる
2つ目のポイントは、リュックの置く場所を面接官に尋ねることです。
面接では、人事担当や面接担当が面接室まで案内をしますが、その際にリュックをどこへ置くべきか尋ねておくと良いでしょう。
基本的には、空いている椅子の上を勧められると考えられますが、場合によっては椅子の横やテーブルの下なども考えられます。
書類をもらった時を考え、A4ファイルを持ち歩く
3つ目のポイントは、書類をもらった時を考え、A4ファイルを持ち歩くことです。
就職活動では、会社の紹介や選考における注意点などが記載された書類を渡されることがあり、持ち帰ることが必要となります。
A4ファイルをカバンに入れておけば、書類が曲がることなく持ち帰るため、便利だと考えられます。
併せてチェックしたい面接前の身だしなみ
就活で持参するカバンで悩む方は、スーツやシャツなど、その他でも考えるポイントがいくつかあると想定されます。
そこでこの見出しでは、本記事の締めくくりとしてカバンに併せてチェックしたい、面接前の身だしなみを解説致します。
- 面接に来て行くべきスーツやシャツ
- 第一印象を左右する清潔さとは何か
- 面接官が見ている就活生の容姿
こちらの記事では、上述のように面接で不安を感じている方が、特に気をつけるべき身だしなみについて解説してますので、ぜひご覧ください。
まとめ
本記事では、学生や若手社員を中心として徐々に使用率が高まってきているリュックが、就活の面接では避けるべきだと解説を致しました。
また、リュックではなくカバンを選ぶポイントや、リュックを用いる際の注意点なども合わせてご説明を致しました。
本記事が、皆様の就活でお役に立てば幸いです。