就活が決まらないと暇があっても遊ぶことが悪いように感じるものです。旅行か説明会か、バイトかインターンに行くべきか…今回は就活の忙しさと遊ぶ楽しさの間である2月の過ごし方について解説します。2月からでも就活は間に合うのか、ということにも触れていますので参考にしてください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活は2月から始めても間に合う
基本的に企業の選考は毎年6月から始まります。大学4年の6月は企業の試験や適性検査・面接などが開始され何かと慌ただしいものです。早い人は大学3年の内から就活準備を開始するという現実もあり、大学4年の2月から就活を始めるのは遅いだろう、と考える人は多いかもしれません。
しかし結論を言えば、大学4年の2月からでも就活は間に合います。以下ではその理由について解説します。
就活は2月の時点で内定が決まらないのがほとんど
なぜ大学4年の2月からでも就活に間に合う、と断言できるのかというと、その時点ではまだほとんどの学生が内定が決まらないからです。内定をもらっていないということは、企業が持っている採用枠はまだ埋まっていないということになります。
つまり、ほとんど学生の内定が決まらないのであればこれからスタート地点に立っても同じということです。もちろん、早くから就活の準備をしていた人とそうでない人には物理的あるいは精神的な差があります。しかしその差を埋めさえすれば、大学4年の2月から就活を始めても遅いとは言えません。
就活は2月から忙しさを増す
就活を大学4年の2月から開始しても間に合う要因はもうひとつあります。それは、就活は2月から本格化するということです。採用試験が始まる4ヶ月前の2月は、OB訪問や企業説明会などが活発になります。これは2月になってやっと企業が本気で採りたい人材を探し始めるということです。
企業も学生も2月以前はお互いに様子見をするようなところがあります。特に企業はできるだけ多くの分母から人材を見つけたいという気持ちが強いものです。あまり早くに企業に対して慣れすぎるよりも、就活が過熱し始めるタイミングで行動に出るという方法もあるでしょう。
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就活で2月にやるべきこととやるべきでないこと
先に触れたように、大学4年の2月は就活が本格化します。いかに効率良く的確な計画を立てるか、ということが合否を分けるポイントです。
以下では就活で2月にやるべきことについて解説します。限られた時間をできる限り有効に使うために、何をするべきかを見極め、やるべきでないことは手放す覚悟をしましょう。
就活で2月にやるべきこと
就活においての2月は、最大にして最後の山場です。2月以前から就活の準備を進めていた人は、1月・2月で実践的な準備や練習に入りますし、2月から就活を始めた人は自分の性質や実力に伴った効率の良い対策を立てなければなりません。
そんな大事な大学4年の2月にやるべきことは以下の3つです。少ない時間をしっかりと把握して、欲張るのではなく絞り込んだ対策を立てられるようにしておきましょう。
自己分析
「自分とはこういう人間だ」とアピールするための自己分析は就活に欠かせません。また、自己分析は自分自身の気持ちや意思を確認するためにも使います。
この自己分析は時間をかければ良いというものではなく、いかに真剣に自分と向き合うかという点がポイントになります。その分、大学4年の2月という貴重な時間を自己分析に当てることで集中力を持って行うことができるのです。
2月に集中して自己分析を行うことで、自分が本当に志望したい企業が変わることもありますが、大学4年の2月であればまだ進路変更に間に合わせることができます。
少人数の説明会にいく
就活の説明会と言えば、大きな会場にたくさんの人がいて大勢に混じって企業の説明を聞くというイメージです。しかし大学4年の2月に参加する説明会はそうであってはいけません。
繰り返しになりますが、大学4年の2月は大変貴重な時間です。大勢に混じって受け身で説明を聞くよりも、少人数の説明会に参加し能動的に企業を研究することを意識しましょう。
積極的な企業研究をすることで、志望企業に魅力を感じなくなることもありますし、これまで目を向けていなかった企業を志望の候補に入れることもできるかもしれません。
知り合いの先輩にOB訪問する
OB訪問は基本的にはいつおこなっても問題はありません。しかし特に2月がOB訪問を受けてもらいやすい時期であることは知っておきましょう。一般的な企業が比較的時間に余裕を持っているのが8月と2月です。普段は多忙でOB訪問を申し込みにくい先輩などでも、2月であれば受けてもらえるかもしれません。
また、2月はその年の採用傾向が社内でも知られていたり、業績からどんな社員を採りたいのかという部分も見えている可能性が高くなります。つまり2月に行うOB訪問は、受け入れてもらいやすいだけでなく、実のある会話ができるかもしれないということです。
逆求人サービスに登録する
就職活動をより効率的に進めるために、自分のプロフィールを登録すれば企業からスカウトが届く逆求人サービスをご存知でしょうか。2月から本格化する就職活動において、持ち駒が多いに越したことはありません。
今回紹介するOfferBoxは、就活生の3人に1人が登録し、大手企業・ベンチャー企業・官公庁(経産省)などからスカウトが届きます。またプロフィール入力率を80%以上にすると90%以上の人にオファーが届くので、企業にオファーするだけでなく、企業からのオファーを「待つ」というOfferBoxを利用するのはいかがでしょうか。
就活で2月にやるべきでないこと
大学4年の2月にやるべきことがあるのに対して、やるべきではないこともあります。大学4年の2月は、就活の最後にして最大の山場であるということは先にお伝えしました。その貴重な時間を使ってやるべきでないことを押さえておくことも、就活で良い結果を出すポイントのひとつです。
以下では大学4年の2月にやるべきではない2つのことについて解説します。
バイトのシフトを増やす
まず1つ目は「アルバイトのシフトを増やす」ということです。2月は他の学生が就活で忙しい、または海外旅行などに行くためにシフトに入れないということが起きやすい時期と言えます。そのため、暇だからという理由でバイトのシフトを入れると、いつの間にかバイトばかりの毎日になってしまいがちです。
しかし、先にもお伝えしている通り大学4年の2月は時間がなく、暇はありません。バイトのシフトを増やすよりも、自己分析や説明会、OB訪問などに時間を使いましょう。空いた時間にそれらを行うのではなく、先に就活のための予定を入れ、残りの時間でバイトに行くなどの工夫が必要です。
海外旅行に行く
2つ目は「海外旅行に行く」ということです。海外旅行は年末年始が人気なため、2月になるとある程度金額が下がります。試験が終わったタイミングということもあり、学生生活最後の海外旅行に行きたいという人も多いでしょう。
しかし、遊ぶことは就活後でもできますし、就活を気にしながらの遊びよりも志望する企業に入社してからの方が気持ち的に楽しめるかもしれません。海外旅行に限らず、今しかない時間を就活に使うのか遊ぶことに使うのかは、良く考えて判断するようにしましょう。
周りの就活生の2月の状況を参考にする
就活はやらなくてはならないことが多く、つい視野が狭くなりがちです。就活は何よりも自分が精一杯やることが大切ですが、時には周りの就活生が2月にどのような状況にあるのか、ということを参考にしてみるのも良いでしょう。
こちらのレポートではインターンシップの参加状況や本選考の受験状況など、就活の目安となる数字も確認できますし、就活解禁を間近に控えた学生の本音も知ることができます。
まとめ
就活は一生を左右する大変重要な活動です。受験と同じで悔いの残らない日々を過ごすことを意識してください。過ぎた時間は戻ってきません。就活の2月はあれこれ考えるよりも、まずは「動いてみる、やってみる」という気持ちが大切です。
大学4年の2月から就活を開始する、という人もやることを間違えなければ十分間に合います。もしも何か失敗をしても、その失敗から学ぶことを見つけて武器にするくらいの気持ちでぶつかっていきましょう。