大学生が内定を獲得する時期は、売り手市場の影響もあり、6月や7月に多く、夏までに内定を獲得していない人は、周りと比較して焦りが出るかもしれません。内定が出ない結果には必ず要因があります。この記事では9月からの就活で内定を取るコツやマインドの保ち方を選考プロセス別に紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活は9月からでも内定が出る
就職活動をしている人でなかなか内定が出ず、周りと比較して焦っている人も多いでしょう。夏までに内定が出ないと焦る気持ちも理解できますが、9月は逆に内定が取りやすい時期です。9月の内定に向けて自分の改善点を理解し、対策をしっかりと立てれば、結果はでますので、過度な不安は感じず就職活動することが重要です。
就活生の9月時点の内定率は9割
まだ内定が出ていない就活生の皆さんに朗報です。9月時点の就活生の内定率は実に9割にもなります。キャリダス就活2019学生モニター調査でも、夏以降の内定率が大きく上昇しているのが分かります。この資料からも分かるようにきちんと対策を打てば、9月の時点で内定がもらえる可能性は高いでしょう。
就活が9月に終わらない人の選考ステップ別の原因と対策
9月時点で9割の内定が貰える市場の環境下で、9月までに就職活動が終わらない人には選考ステップの過程において、改善するポイントがあることが多数です。内定を貰えないことを自己否定に捉えずに、プロセス別に改善点を研究する姿勢が大切です。次項ではエントリーと面接の2つのステップの原因と対策をご紹介します。
エントリー
内定を獲得する最初のステップとして、企業にエントリーする過程があります。9月時点で就活が継続している人はエントリー自体に改善点がある傾向が多いです。
エントリーは企業が求める人材と就活生のスキルをマッチングさせるプロセスです。エントリーの時点で企業と就活生の間にミスマッチが起こると、内定を獲得することが難しくなります。
エントリーをする前に再度自身の棚卸を行い、自身が持っているスキルと企業が求めているスキルがマッチしているか再度確認して、エントリーをすることがとても重要です。
原因|難易度の高い企業のみエントリーしている
エントリーの時点で失敗をしているパターンとして、自分のスキル以上に難易度の高い企業にエントリーをしている可能性が考えられます。就活生であればより、良い企業に入社したいという心情は理解できますが、現実的に自身が持っているスキルと企業が求めているスキルがミスマッチを起こしている現象は数多く見受けられます。
例えば、英語のスキルに乏しい就活生が大手の商社にエントリーしたり、ITリテラシーが低いのに大手のIT企業にエントリーをしたり、ミスマッチを起こしていると内定を貰うことは難しくなります。
対策|まずは簡単な企業で内定を勝ち取る
9月時点で就職活動をしている人の敵は自己肯定感の減少です。その状態で企業のエントリーや面接に臨んでも、自信の無さが、エントリーシートの内容や面接の言動に表れます。企業の採用担当はそういった部分を見逃すことは少ないです。
そんな現状を打破する為に有効な対策は、まずは自身の志望順位は一度置いておき、確実に内定が貰える企業にエントリーをすることです。一社でも企業の内定を得ることは、就活生が考えてる以上に精神的に安定します。内定を一社でも得た上で、希望する企業にエントリーすると内定を貰える確率は高まります。
面接
企業の内定を獲得する上で、避けて取れないのが面接です。一次面接~最終面接まで数回に渡り面接を通過しなければなりませんが、9月まで内定の貰えない就活生の中には自信をなくしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
就活生の人で勘違いをしている人もいますが、面接に落ちたからといって、人間性を否定されてる訳ではありません。あくまで企業の求めている人物像とマッチングしなかっただけの話です。きちんと原因を考え、対策を打てば企業の求めている受け答えをすることは十分に可能です。
原因|場当たりでのぞむ
面接の過程でお祈りを通知されてしまう就活生の特徴として、面接を場当たり的に受けている傾向があります。面接官がみているポイントとしては、
- 元気よく、自信をもって受け答えしているか?
- 企業理念や事業内容をきちんと理解しているか?
- 自分のキャリアビジョンをしっかりと持っているか?
が挙げられ、上記を中心に採用・不採用を判断されています。そして、これらの採用レベルの受け答えは、当然場当たり的に面接に臨んでいては難しいものがあります。
自身の棚卸をして、企業のことをきちんと研究しなければ面接の通過は難しいと言えます。
対策|企業ごとに事前に準備してのぞむ
面接通過に企業ごとの研究は欠かせないプロセスです。研究が不十分だと、自信をもって面接官の質問に答えられません。就活生の中にはテンプレート的な準備で面接に臨む人もいます。
企業研究ですが、以下のことを押さえるだけでも結果は大きく変わります。
- 企業の代表取締役の名前・経歴
- 企業のメイン事業、展開している事業
- 企業の理念、企業の社風
- 企業の直近の主要な数字
これを理解した上で、自分が入社したら何ができるかを、自分が持つスキルや経験を絡めて受け答えができれば、より深い回答ができ面接官に好印象を与えることができます。
就活生が9月に内定をとるために必要なマインド
9月まで内定が出てない就活生はマインドが負の方向に向かってしまってる人もいるのではないでしょうか。結果が出ないことを1人で考えるのは、内定をとるために必要なマインドを保つ面でもあまり良いことではありません。
ここでは内定を取るために必要なマインドについてご説明します。
プライドを捨てて友人や先輩の力を借りる
9月まで内定がない就活生の中には周りの目が気になって、1人で問題を抱え込んでいる人が多い印象です。今まで就職活動が上手くいってないのですから、1人で考えていても良い答えは見つかりません。そんな時は内定を貰っている友人や先輩にアドバイスを貰うことは有効的です。
友人や先輩が内定を貰う際に工夫した点などを教えてもらうのがおすすめです。自分だけでは気付かない、大きなミスや勘違いがあるかもしれません。他人の力を借りるのは決して恥ずかしいことではないです。むしろ他人の力を借りる力は社会に出ても財産になります。
根拠のない自信をもつ
自分がきちんと準備ができたと思えば、「自分なら大丈夫!」と根拠のない自信を持つことも大事です。物事が上手く人は悲観的に準備して、楽観的に行動できる特徴を持っています。楽観的に行動できる部分が根拠のない自信をもつということです。
人間ですから、いくら準備しても緊張もしますし、上手くいかないこともたくさんあります。自信がないまま面接に臨めば、面接官に負のオーラが伝わってしまいます。きちんと準備をした後に根拠のない自信をもって就職活動に臨めば、いい結果がついてくることが多いでしょう。
まとめ
今回は9月に内定をとりたい就活生の人に今一度見直すべきポイントの原因と対策を中心にお伝えしてきました。9月の就活生の内定率は9割を超えています。
今、内定がでていなくて焦っている人も今回の記事を参考にしてもらい、きちんと準備をして、自信を持って就職活動に臨めば必ず良い結果を得ることができます。