希望の業界や企業に就職するため、あえて既卒で就活する人も少なくありません。そんな既卒の就活生が活用する就活エージェントに「ウズキャリ既卒」があります。ここではウズキャリ既卒とは何かについて、その強みや巷の評判とその真相などを踏まえて解説します。既卒就活を考えている人は参考にしてみてください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ウズキャリ既卒とは
既卒者が就活を行う際には、基本的に新卒向けの就活サイトは利用できません。また卒業した大学によっては、既卒者の就活サポートを行わないケースも考えられます。
そんな時に活用してほしいのが、ウズキャリ既卒です。ここではウズキャリ既卒とは何かについて説明します。
ウズキャリ既卒は第二新卒向けエージェント
ウズキャリ既卒は、20代の既卒者をメイン対象にした就職支援サービスです。既卒者だけでなく、ニートやフリーターの就職や第二新卒者の転職支援も行っています。
ウズキャリ既卒のコンセプトは、「新卒至上主義をぶち壊す!」です。そのため、幅広いサービス対象者にスキルや経験が足りなくても、就職が可能な求人が豊富なことに定評があります。
そのため、知名度はそれほど高くはないが業績が好調な企業をはじめ、事業拡大などで若い人材を積極採用している会社などの求人が集まっています。
ウズキャリ既卒の運営会社は株式会社UZUZ
ウズキャリ既卒を運営しているのは、株式会社UZUZです。2012年に設立されたばかりのベンチャー企業で、既卒や第二新卒といった若者に対し、キャリア形成につながる就業場所を提供することを目的に、ビジネスを展開しています。
登録者向けのサービスは既卒・第二新卒向けの就活メディアの運営にとどまらず、「個別就活サポート」や「研修型就活サポート」も行っています。
ウズキャリ既卒の強み
既卒者向けの就活支援サービスの中でもウズキャリ既卒の人気が高いのには、きちんと理由があります。ここでは他の既卒者向け就活支援サービスにはない、ウズキャリ既卒ならではの強みを3つ、ご紹介します。
内定率86%・定着率93%
ウズキャリ既卒の公式サイトを見ると、第二新卒の内定率が86%、定着率が93%と公表されています。また、既卒者やフリーターの内定率も83%と、高い数値を誇っています。
この背景には、ウズキャリ既卒からの応募者は10人に9人が書類選考を通過していることがあげられます。これは、求人の選定や書類作成のアドバイスが生かされているからです。
また、応募前のキャリアカウンセリングにより、登録者の志向性を理解したうえでマッチングした企業を紹介するため、入社後のミスマッチが少ないことが、定着率の高さの理由です。
大学中退者からニート経験者まで幅広く利用可能
ウズキャリ既卒は、就職を目指す既卒者だけではありません。第二新卒の転職支援も事業の柱です。さらに大学中退者やフリーター、ニートも、ウズキャリ既卒を利用することができます。
正社員としての就業経験が無い場合、自分の業界や職種に対する適性や、働くうえで大事にしたい優先順位がわからない人も多いです。
入社後のミスマッチを避ける意味でも、ウズキャリ既卒は登録後に個別カウンセリングを行うだけでなく、合同企業セミナーや就活スキルアップセミナーへの参加を促します。
キャリアアドバイザーは全員元既卒・元第二新卒
ウズキャリ既卒の登録者をサポートするのは、キャリアアドバイザーです。ウズキャリ既卒最大の特徴は、キャリアアドバイザーがすべて、既卒者就職・第二新卒転職の経験者であることです。
キャリアアドバイザーも登録者と同じ経験をしているので距離が近く、自分の体験談に基づいたアドバイスができます。
また、エントリーや入社を強要することも皆無で、入社後のサポートにも定評があります。
ウズキャリ既卒を利用すべき人とは
既卒者の中でも、ウズキャリ既卒がおすすめの人は以下の通りです。
- 既卒・第二新卒・大学中退者・フリーター・ニートの人
- 未経験の職種で正社員就職したい人
- ITまたは営業の仕事を希望する人
これは、未経験者OKの求人を多く扱っている、登録者の研修制度が整っている、ITエンジニアと営業の求人が多いことが理由です。
ウズキャリ既卒の評判と真相
ウズキャリ既卒の公式サイトでは、内定率や定着率の高さが強調されています。しかし、その評判は公式サイトの中の情報だけでは測れません。
そこでウズキャリ既卒の巷の評判とその真相について、具体的に検証していきます。
評判①|サポートが充実
ウズキャリ既卒は、就活サポートが充実していると評判です。その根拠として、ウズキャリ既卒登録者の書類選考応募率の高さが関連しているようです。
その理由は、通常の転職サイトを通して既卒者やフリーターが応募書類を送っても、書類選考をパスするのが難しい現実があるからです。
真相①|「他社の10倍時間をかける」と宣言
ウズキャリ既卒は公式サイトの中でも、「他社の10倍の時間をかける」と明言しています。
これは登録者と丁寧に個別カウンセリングを行ったうえで、応募前に採用選考で結果を出せるよう、スキルアップを図る研修を実施しているからです。
また、定着率を上げる意味でも、登録者の志向性にあった求人を紹介してくれることも、時間がかかる理由と考えられます。
評判②|いつでも求人を紹介してくれる
ウズキャリ既卒に登録すると、いつでも求人を紹介してくれるという声が上がっているようです。しかし、これについては希望する業界や職種によるというのが真実のようです。
真相②|求人数は少なくIT系に偏る
ウズキャリ既卒では厳しい自社基準を設けており、「若手の離職率が高い」「慢性的に残業時間が長い」「ハラスメントがある」「求人情報と実際が違う」といった、ブラック企業を徹底的に排除しています。
そのため、他の既卒者向け就活サイトと比較すると、求人数が少ない点は否めません。また職種としては、IT系や営業職が多い傾向があります。
評判③|キャリアアドバイザーが丁寧
時間をかけて求人を紹介してくれるウズキャリ既卒は、キャリアアドバイザーが丁寧であると評判になっているようです。
確かに、エントリーや内定獲得後の入社をごり押ししないという点では、キャリアアドバイザーの信頼度は高そうです。
真相③|対応は人それぞれ
ウズキャリ既卒のキャリアアドバイザーは全員、元既卒あるいは元第二新卒であることは前述しました。そういう意味では、キャリアアドバイザーの平均年齢は同業他社と比べると低めで、業界や職種に精通しているとは言い難いかもしれません。
また、キャリアアドバイザーによって対応が異なり、登録者との相性も影響するので、全員が丁寧な対応をしてくれるとは断言できないようです。
評判④|紹介される求人の質が高い
ウズキャリ既卒の利用者は、定着率が高いといわれています。それは、求人の紹介までに時間をかけること、登録者と企業とのマッチングがうまくいっているからでしょう。
また、ブラック企業の求人が排除されていることも、求人の質が高いという評判につながっているようです。
真相④|短期的な離職率は低い
ウズキャリ既卒の紹介による就職についてですが、短期的な離職率が低いのは事実のようです。
しかし就職後に契約社員からのスタートだったり、雇用された会社に勤務するのではなく、業務先に出向するケースも含まれているようです。その場合は、出向先の仕事が終われば異動や時には転居を伴う可能性があるため、長期にわたって働き続けることができるとは言えません。
その点では、中長期的に離職率が低いとは言い切れないので注意が必要です。
ウズキャリ既卒の評判をTwitterで見る
サイトは求人が乗ってる場所
エージェントは非公開の求人等からエージェントさんと相談してどこ応募して選考受けるか決めたり、アドバイスやらをもらえるサービスですわ
エージェントだと、第二新卒系は弱めだけど一番手厚いリクルートエージェント、あとウズキャリなんかもいいかなと— れいしー (@marshawnracy24) September 9, 2019
転職サイトはたくさんありますが、第二新卒や既卒には弱いところがほとんどです。その点ウズキャリ既卒は、既卒者や第二新卒のキャリア形成につながる就活支援をしてくれると認識されているようです。
ウズキャリは悪評もあるけど、なんだかんだで内定が取れると思います。
キャリアアドバイザーの方も元既卒や第二新卒で求職者のことをよく理解してくれてました。— よしと@イキリト (@yoshitoikirito) February 11, 2019
ウズキャリ既卒のキャリアアドバイザーは元既卒や第二新卒ばかりなので、登録者の気持ちをよく理解し、寄り添ってくれると感じる人が多いようです。
ウズキャリ既卒の利用手順
ウズキャリ既卒を利用するためには、必要な手続きがあります。会員登録の手順は他の就活支援サイトと変わりませんが、申込条件は異なる可能性があります。
ここではウズキャリ既卒を利用する手順について、詳しく説明します。
①会員登録をする
真っ先に行わなければならないのが、ウズキャリ既卒への会員登録です。ウズキャリ既卒へは、既卒者・第二新卒・高校や大学の中退者・ニート・フリーターが登録できます。
登録はこちらの登録フォームからできますが、「最終学歴」「現在の就業状況」「希望勤務地」「名前」「生年月日」「携帯電話番号」「メールアドレス」「電話がつながりやすい時間帯」は、必ず登録しなければなりません。
②初回カウンセリングを受ける
ウズキャリ既卒への登録が終わると、キャリアアドバイザーから電話連絡があります。そこで面談の日程を調整し、初回のカウンセリングを行います。
自分のスキルやアルバイトも含めた職歴、希望する業界や職種、描いているキャリアパスなどをキャリアアドバイザーに話すと共に、その後の就活の進め方についてアドバイスをもらいます。
居住地域やその他の事情により、対面でのカウンセリングが難しい場合は、Skypeで行うこともあるようです。
③紹介された対策講座や選考に参加する
カウンセリングが終わったからといって、すぐにキャリアアドバイザーが求人を紹介してくれるわけではありません。
登録者によっては「ウズカレ」と呼ばれる、希望する職種に必要な専門スキルを磨く、あるいは社会人基礎力の養成を目的とした、対策講座や研修の受講を勧められることもあります。
ウズカレの受講と並行して、キャリアアドバイザーは登録者が希望する求人を探し始めます。そして見つかると、それを紹介してくれます。選考にあたっては、応募書類の添削や模擬面接など、事前準備もしっかり行ってくれます。
ウズキャリ既卒を利用する際の注意点
ウズキャリ既卒は、利用者の書類選考通過率・内定率・入社後の定着率の高さに定評があります。しかし、ウズキャリ既卒を利用するうえで、覚えておいてほしい注意点もあります。
ここでは、ウズキャリ既卒を利用する際の注意点を具体的に紹介します。
求人数の多いエージェントも併用する
ウズキャリ既卒には、独自基準によりブラック企業の求人を排除しているというメリットがあります。しかしその分、インフラ×ITや営業職の求人に偏っている点は否めません。
それが自分のやりたい仕事であれば問題はありませんが、自分が知らない業界や職種を検討したり、一つでも多くの求人情報に触れたうえで応募先を決めたい人にとっては物足りないことでしょう。
そのためウズキャリ既卒一つではなく、大手の転職サイトも併用するなどの工夫が必要です。
時間に余裕を持つ
志望する業界や職種に対する専門スキル、職歴が足りない場合、応募しても書類選考で落ちてしまう可能性が高いです。そのためウズキャリ既卒では、ウズカレなどを開催し、登録者のスキルアップを促しています。
そのため、一般的な転職サイトより、求人の紹介までは時間がかかります。また、希望の求人が見つかるまでにも時間が必要となるケースもあるようです。
ウズキャリ既卒を利用する際には、時間に余裕を持った就活を行うよう心掛けましょう。
まとめ
ウズキャリ既卒は、就職経験がない就活者をきめ細かくサポートしてくれる就活支援サービスです。しかし、得意とする業界や職種が限定的なので、自分のやりたいことが明確な人では物足りなく感じるかもしれません。ただし、登録者の気持ちに寄り添って就活支援を行ってくれるので、利用してみることをおすすめします。