京都に本社を置く世界No.1の総合モーターメーカーの社長は永守重信です。永守重信は私財を投じた多額の寄付を継続し、力を入れていますのが、年収などはどのくらいあるのでしょうか。永守重信の気になる年収や評判、名言を紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
日本電産の社長は永守 重信
永守 重信(ながもり しげのぶ)は日本電産の代表取締役です。日本電産とはどういった企業なのか、永守重信はどういった人物なのか、本見出しでは日本電産の基本情報や社長である永守重信のプロフィールを紹介していきます。
日本電産の基本情報
日本電産は主に精密小型モーター、車載及び家電・商業・産業用モーターを扱っている企業です。そんな日本電産の基本情報は以下のようになります。
日本電産の社長 永守 重信のプロフィール
日本電産の社長(代表取締役会長)は永守重信です。永守重信のプロフィールは以下のようになります。
日本電産の社長 永守 重信(ながもり しげのぶ)の経歴と実績
日本電産の社長である永守重信はどういった経歴や実績があるのでしょうか。本見出しでは永守重信の経歴や実績を紹介していきます。
日本電産の社長 永守 重信の経歴
永守重信の経歴はどのようなものでしょうか。ここではその経歴を学生時代、社会人時代、社長就任前後で詳しくみていきます。
経歴①小学校の理科の授業で進路が決まった
永守重信は小学校四年の理科の授業で模型のモーターを組み立てた時に、珍しく先生に褒められました。クラスの中で一番良く回り、静かだったからです。
そのモーターのことが頭から離れずに工業高校の電気科へ進学し、職業訓練大学校も電気科へと進学しました。進路もモーター一筋、就職もモーターを手がける会社を選びました。
経歴②大学卒業後は音響機器製作会社のティアックに就職
永守重信は1967年に職業訓練大学校の電気化を首席で卒業したあと、音響機器製作会社のティアックに就職しました。その後ティアックの子会社である、山岡精機の取締役になります。
永守重信はティアックに就職していた時に同社の株を手にしています。28歳の時に日本電産を創業しますがその時の資金となったのが、音響機器製作会社のティアックの株になります。
経歴③母の言葉により1日16時間働くことを決意
日本電産を創業する際に永守重信は母親に相談しました。その際に「やるなら、人の2倍働くか?小作やった家が全部、自作農になれた。それは私が人の倍働いたからだ。お前も、人の倍働くか?それやったら、成功できる」と言われました。
その母の助言のおかげで、1日16時間働くことを決意し、創業することとなりました。
日本電産の社長 永守 重信の実績
永守重信はどういった実績があるのでしょうか。本見出しでは永守重信の実績を紹介します。
実績①タイや台湾、中国、ドイツに事業拠点を設ける
1980年代ワープロやパソコンが急速に普及していく中、HDD用のモーターの生産拡大に専念しました。日本国内外の大手HDDメーカーからの要求に迅速に対応し受注を獲得した日本電産は、タイや台湾、中国、ドイツに事業拠点を設けました。
その甲斐あって、1988年に創業15年目にして京都証券取引所に上場しました。
実績②2001年にはニューヨーク証券取引所に上場
パソコン関連機器の小型化への流れに対応するために、研究体制の強化を怠らず市場における位置を獲得しました。精密加工技術や検査計測技術といったモーター製造に関わる技術を取り込み、1998年には東京証券取引所第一部への上場を果たしました。
その3年後の2001年にはニューヨーク証券取引所に上場を果たし、アップルのiPodにも日本電産のモーターが用いられています。
日本電産の社長 永守 重信(ながもり しげのぶ)の年収と評判
ニューヨーク証券取引所に上場を果たしている日本電産ですが、その社長である永守重信の年収も気になるところです。ここでは永守重信の年収とその評判をみていきます。
日本電産の社長 永守 重信の資産・報酬
Forbesが発表する「世界長者番付」の日本版、「日本長者番付」に永守重信は名を連ねています。2019年は資産額5,000億円で第9位、2020年は3,960億円で第11位となっています。
年収は発表されていませんので詳しいことはわかりませんが、資産額からするとやはり相当の金額をもらっていると考えられます。一般的な大企業の社長の年収は5,000万円程度なので、少なくともそれの数倍以上はもらっていると考えてよいでしょう。
日本電産の社長 永守 重信の評判
永守重信の評判はどういったものでしょうか。本見出しでは、永守重信の評判についてみていきます。
評判①働き方改革にも乗り出している
1日16時間働くこととして有名でしたが、働き方改革にも乗り出しています。これまでと違い長時間働くことを必ずしも評価しない姿勢を打ち出し、結果を出した人を評価する方法に変えました。
日本人とアメリカ人やドイツ人の時間の感覚の違いを受けて、自身も早く帰るようにしているとのことです。
評判②コロナウイルスの影響を受けテレワークを推進している
コロナウイルスの影響を受けテレワークを推進しています。
4月20日の日経新聞では「50年、自分の手法が全て正しいと思って経営してきた。それは間違っていた。テレワークも信用していなかった。収益が一時的に落ちても社員が幸せを感じる働きやすい会社にする、反省する時間をもらっていると思い、日本の経営者も自身の手法を考えてほしい」と語っています。
この言葉に共感する人が続出し、日本の経営に大きな影響を与えています。
日本電産の社長 永守 重信(ながもり しげのぶ)の名言
永守重信はNHK NEWS「おはよう日本」のインタビューで、「今からもっと、これよりもっと、厳しい困難がくるかもしれません。わたしはそれを乗り切っていける自信があるんですよ」 と語っています。
コロナウイルスにより経済の危機が訪れている中での発言です。「わたしは47年間この会社をゼロから立ち上げた。全くのゼロから会社を作ってきました。だから申し上げる。困難がきたって、どんなに無茶苦茶でもその困難がちゃんと解決策をもってくる」
「中小企業の経営者の方も悲しんで暗い目で将来を見るんじゃだめだ。必ず解決すると。この問題も。従業員に対して勇気を与えるのが経営者の役目」
これらの強い言葉の裏には「危機は必ず乗り越えることができる。逆にチャンスなんだ」という強い想いがあります。
「みんなが危機感を持っている。だからこそ、こんなチャンスはないんです。みんな危機感を持って私の話なんかも真剣に聞いてくれる。だから、このチャンスを生かしてね、やっぱり明るい将来をつくっていくんだと。そういう気持ちを持つべきですね」
コロナウイルスにより将来がわからない不安の中で、希望を持たせてくれる発言です。皆様にも是非読んでみて欲しいインタビューです。
まとめ
今回は日本電産の永守重信の年収や評判を紹介しました。永守重信は「日本長者番付」に名を連ねているほどの資産を持っています。また、コロナウイルスにも負けないという強い信念を持った人物でもあります。
コロナウイルスにより、これから先の見通しが立たなくて不安ですが、将来明るい未来をつくるためにも今自分ができることをやっていきましょう。
本記事が就活生の皆様のお役に立てれば幸いです。