今回はユニークな社名を持つ「大黒天物産」の創業社長である 大賀昭司 の経歴や気になる宗教との関わりについて調べました。大黒天物産は独自の低コスト運営により、圧倒的低価格と高品質を実現し成長している企業です。大黒天物産の低価格の秘密や商売のポリシーについてもご紹介します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
大黒天物産の社長は大賀昭司
大賀昭司(おおがしょうじ)は大黒天物産株式会社の創業者、代表取締役社長です。 86年岡山県倉敷市で大黒天物産の前身である有限会社倉敷きのしんを設立し、加工食品の卸売り事業からスタートしました。
93年に大黒天物産に改組し、大賀昭司の「最安値を追求する」というポリシーの元、西日本を中心に展開している大黒天物産は食品ディスカウントストアチェーンとして急成長を遂げています。
今回は幸福の科学の信者だという社長の大賀昭司の経歴や人物像、年収や資産を中心に大黒天物産の事業内容などもご紹介していきます。
大黒天物産とは
大黒天物産とは岡山県倉敷市に本拠を置くディスカウントストアを運営する東証一部上場企業の会社です。業態は小売業と食品卸売り業に大別されます。
大黒天物産の事業
大黒天物産の事業内容を紹介していきます。
ディスカウントストア(ラ・ムー、ディオなど)の運営
大黒天物産の特徴はら・む~マート、ラ・ムー、ディオ、ディオマートなど8店舗を業態別に分けて幅広く展開している点です。
ら・む~マートはコンビニ並みの広さの店舗に食料品を中心に品ぞろえされた小型スーパータイプの店です。都市中心部へ多く出店されています。
その他の7店舗は食品と日用品に若干の衣料品を含めたディスカウントストアです。大黒天物産にはどこよりも安く売るための4つの施策があります。
- 倉庫を持たない
- 段ボールのまま陳列する
- 一つの商品を大量仕入れする
- プライベートブランドを展開する
上記4つの施策を実施することで原材料を安く仕入れて、安い価格で商品を提供することが出来るのです。
総合食品卸売業
大黒天物産は従来の問屋と小売りの仕組みを見直し、徹底した市場調査を実施し、顧客ニーズを把握することで商品の開拓を進めてきました。
その結果、安くお客様へ商品を提供するためには自社で原料調達から製造・物流まで一貫して取り扱うことが一番だという結論に達したのです。総合食品卸売業としての強みを発揮していきました。
5種類のプライベートブランドや岐阜県の飛騨にあるパン工場で製造されたパンを8種類のディスカウントストアで販売している事業はその一環です。
大黒天物産の由来
大黒天という一風変わった社名の由来は、社長の大賀昭司曰く「世の中全ての人たちに福を与えることが出来る大黒天様のような存在を目指したい」というポリシーから来ているものです。
大黒天物産の社長の出身や経歴
大黒天物産社長の大賀昭司の主な経歴をまとめました。
大黒天物産の社長は岡山県出身で藤徳物産に入社
大賀昭司は岡山県玉野市に1956年9月30日に生まれました。同市で高校卒業まで過ごし、18歳で藤徳物産に入社します。
1986年に有限会社きのしんを設立
6年後に株式会社木乃新に入社、2年後に岡山県倉敷市に有限会社倉敷きのしんを設立しました。
代表取締役として大賀昭司はきのしんを順調に運営し、7年後には大黒天物産を設立し代表取締役に就任しました。その後ディスカウントストア展開のために傘下の会社も設立し大黒天物産は大飛躍し現在に至ります。
大黒天物産の社長の資産や年収
社長の大賀昭司の年収や資産について調べてみましたが、詳しい情報は不明です。
東証一部上場企業社長の年収相場は約5550万円となっていますので、更にストックオプションなどのインセンティブによる報酬を加味すれば更なる年収は得ていると思われます。
大黒天物産の社長は「幸福の科学」を信奉している
大黒天物産社長の大賀昭司は「幸福の科学」の熱心な信者であるという話があります。確かに調べてみると確かに大賀昭司は幸福の科学を信奉しています。社内のあちこちに幸福の科学関連の書籍が置いてあるそうです。
そのため幹部クラスに出世するには幸福の科学の信者になることが条件のように一部で思われていますが、入社時から強制されるという事はありません。
ただ大賀昭司と考えや信条が近く成れば出世の道には乗れる可能性は高くなります。そのために幹部を目指す社員は進んで幸福の科学の信者になる傾向があるようです。
大黒天物産の社長をもっと知りたい方
大黒天物産は約400社の取引先があります。1年で約1割が入れ替わっていますが、その入替の判断基準は如何に顧客の立場に立って良い商品を安く仕入れてくれるかという1点に尽きるそうです。
余計な接待は受けず、ひたすら安くて良い商品を求める姿勢が顧客や取引先に安心感を与えています。
また大黒天物産の不況に強い体質の秘密について、こちらの記事が詳しいです。それによるとリーマンショックの2009年以降も大黒天物産は順調に売上を伸ばしました。
その秘訣は大賀昭司社長の不況の時こそお客様の目は厳しくなる、より品質と価格が重視されるという考えの下で、販売管理費の削減と品質管理を徹底して商品の質を落とさなかったことです。
まとめ
大黒天物産の業務内容及び社長の大賀昭司の人となりを見てきました。大黒天物産の店舗は西日本を中心に展開しているディスカウントストアですので、関東方面や以北の方々にはなじみがないと思います。
しかし就活生にとって西日本方面の就職先を探している方には、大黒天物産は覚えておいてよい会社かも知れません。ただし宗教的なニュアンスに抵抗を覚える方は遠慮した方が無難です。