三菱地所は就職難易度の高い人気企業です。不動産業界であることもあり、激務だというイメージを持っている人も少なくないかもしれません。実際のところ、三菱地所は激務なのでしょうか。今回は三菱地所での働き方や福利厚生など、企業の内部事情を紹介します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
結論|三菱地所が激務かどうかは部署による
三菱地所は、激務かどうかは部署によります。営業職の場合には部署次第では残業時間が多くなることもあるようですが、会社全体の平均残業時間は20〜30時間程度です。
三菱グループとして労働管理が徹底されいるため無茶な働き方を強いられることはないでしょう。テレワーク制度やフレックス制度も導入しており、働き方改革も積極的に推進しているため、比較的働きやすい環境が整っていると言えます。
三菱地所の基本情報
三菱地所の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成した基本情報が以下です。
三菱地所は長い歴史を持つ不動産ディベロッパー会社で、東京の丸の内一体の開発を手がけています。「街の開発」ほど規模が大きい仕事は、どの業界・業種でもできるわけではありません。
人の流れが今までと変わるようなプロジェクトに関わったり、地図や歴史に残る建物の建造に携わることは非常にやりがいのある仕事だと言えるでしょう。
三菱地所の労働環境
三菱地所の労働環境は以下の通りです。
特に目を引くのは非常に高い平均年収です。三菱地所の労働環境について、以下で詳しく説明します。
三菱地所の年収
三菱地所の平均年収は有価証券報告書によると1,247万円です。業界の中でも非常に高い水準を誇っています。従業員の平均年齢が41歳となっており、30代から年収が1,000万円代になることが予測できます。
日本商業開発・三井不動産に次いで業界3位の平均年収の高さを誇っています。総合職の中でも特に企画職や開発職の年収が高い傾向にあります。
三菱地所の残業時間
三菱地所の平均残業時間は明記されていませんが、転職口コミサイトなどによると20〜30時間程度だと予測できます。残業した分だけ残業代がつくため、サービス残業となることはありません。
プロジェクトの規模が大きく、どの職種であっても決して楽な仕事ではありません。しかし、労務管理を会社がしっかりと行っているため、慢性的な激務に追われるようなことはないでしょう。
三菱地所の有給消化率
三菱地所の有給消化率については明記されていませんが、転職口コミサイトなどによると50〜60%程度だと予測できます。
会社としては有給休暇の取得を推進しており、失効した有給休暇を90日まで積み立てることができる制度や、5年ごとに与えられるリフレッシュ休暇などがあります。
三菱地所の社風
三菱地所は年功序列の風潮が強いため、能力を評価されて出世が早まるようなことはないと言えます。また、大きなプロジェクトを手掛けるためチーム主義で、社内で協力し合いながら仕事を進めていきます。
そのため、個人プレーよりもチームプレーが得意な人が向いていると言えるでしょう。また、ワーク・ライフ・バランスを重んじる社風で、仕事一色と言うより、私生活も充実している人が多いようです。
不動産デベロッパー業界との比較
不動産ディベロッパー業界の他社と比較して、三菱地所はどうなのでしょうか。不動産業界平均は、不動産ディベロッパーの上位10社での平均です。
不動産ディベロッパーの中でも三菱地所の労働環境はよいと言えます。三井不動産の方がわずかに三菱地所よりも各条件がよい傾向にあります。不動産ディベロッパーは上位ほど残業時間が短く、有給がとりやすくなっています。
三菱地所の福利厚生
三菱地所の福利厚生は非常に整っており、会社全体が「ワーク・ライフ・バランス」を意識しています。
- 育児・介護休暇
- 時短制度
- フレックスタイム制度
- リフレッシュ休暇
- 積立休暇制度
- 再雇用制度
- パワーナップ制度
特筆すべきは「パワーナップ制度」です。これは、お昼休憩を利用して、リフレッシュのために仮眠をとることができる制度です。社内に仮眠室が設けられており、午後の仕事のために30分程度の仮眠が推奨されています。
営業部署は忙しい
三菱地所の中でも最も忙しくなりがちなのは営業部署です。営業職の業務内容は多岐にわたりますが、建物のオープンが近くなると営業は非常に忙しくなります。
三菱地所はマンションや空港、ホテルなどの開発を手掛けているので、オープンが近くなると広告・告知やオープンセレモニーの準備、テナントの募集などで非常に忙しくなります。
ただし、年中忙しいというわけでなく時期によって差があるため、激務で倒れるようなことはないでしょう。
まとめ
三菱地所は激務というわけではありません。時期や部署によって残業が続くこともありますが、働き方改革が進んでおり、労働環境が整っています。
しかし、規模の大きなプロジェクトを手掛けるため、決して楽な仕事とは言えないでしょう。その分年収が高く、福利厚生も整っています。とてもやりがいのある仕事で、新卒からも人気のある企業です。
「街づくりに関わりたい」「地図や歴史に残る大きな仕事がしたい」なら、ぜひ三菱地所の新卒採用に挑戦してみてはいかがでしょうか。