三井不動産の社長の菰田正信氏について、経歴や年収などをご紹介しています。三井不動産はグループ会社に三井不動産レジデンシャルや三井不動産リアルティなどを持ち事業を展開しています。社長の菰田氏が描く、デベロッパー企業としての今後の経営方針等もインタビュー記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
三井不動産の社長は菰田正信
菰田正信(こもだまさのぶ)は三井不動産株式会社の代表取締役社長です。
前任の岩佐弘道氏から社長のポストを引き継いだのは2011年になります。創業から数えると、8代目の代表取締役社長になります。
次項で前任の岩佐弘道氏との関係や社長を交代した2011年頃の三井不動産を取り巻いた環境を合わせてご紹介いたします。
前任の岩沙弘道は会長に就任
2011年に社長のポストを菰田正信氏に引継ぎ、現在は代表取締役会長として、変わらずに経営の第一線で陣頭指揮をとっている人物です。
岩佐弘道氏は、日本橋や日比谷の都市再開発で陣頭指揮をとり、地域を活性化した経営手腕が評価されている人物です。
日本橋エリアではコレド室町といったショッピングパークの開発、誘致を実行。日比谷エリアではミッドタウン日比谷の開発、誘致を行っています。
日本橋は本社も入居しており、日本橋といえば「三井村」とまで知られるようになったのは、岩佐氏の手腕による功績が大きいといえます。
三井不動産の社長を交代したのは2011年
三井不動産の現社長でもある菰田正信氏が、代表取締役社長のポストに就任したのは2011年のことです。
2011年は東日本大震災が起きた年でもあり、不動産のリーディングカンパニーとして、震災復興の視点からも重要課題を洗い直す必要性がありました。
自社だけの経営判断ではなく、業界全体でかじ取りが求められる難しい時期に社長のポストを引き継いでいます。
実際に社長就任時に中期計画の発表を延期しています。
翌年に改めて、保有する不動産から活用する不動産への変貌を掲げた核となる中期計画を発表しています。
三井不動産は総合デベロッパー
三井不動産は総合デベロッパー企業です。三井アウトレットパークや三井ショッピングパークなどの施設デベロッパー事業がメインです。
戸建分譲事業や駐車場運営業務など、不動産事業に関して幅広い事業を展開している三井不動産ですが、デベロッパー事業以外は傘下のグループ会社に分業して事業展開を行っています。
三井不動産レジデンシャルの社長は藤林清隆
三井不動産レジデンシャルの社長は藤林清隆氏です。三井不動産レジデンシャルは住宅事業をメインに行う、三井不動産のグループ会社です。
中高層住宅事業、戸建住宅事業、賃貸住宅事業などの分譲事業から、マンション建て替え事業、シニアレジデンス事業など、顧客のニーズに合った住宅開発事業など幅広く展開をしているのが特徴です。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックのゴールド街づくりパートナー企業として、東京の発展と街づくりの強化を推進するプロジェクトにも注力しています。
三井不動産リアルティの社長は山代裕彦
三井不動産リアルティの社長は山代裕彦氏です。三井不動産リアルティは個人向け不動産仲介事業、駐車場駐輪所の管理・運営事業をメインに事業展開している会社です。
有名なサービス名として「三井のリハウス」や「三井のリパーク」の名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
これれらのサービスは地域に根付いている為、三井不動産リアルティは三井不動産グループの中でもより身近に感じる企業です。
また、個人向けの不動産資産コンサルティング事業やカーシェアリング事業なども展開しており、多角的企業ともいえます。
三井不動産の社長(菰田正信)の出身や経歴
三井不動産の社長の菰田正信氏について、出身や経歴を詳しくご紹介していきます。
東京大学法学部を卒業していることから、昔から優秀な人物だったことは間違いありません。現在の三井不動産の指針となる考え方も菰田氏の経歴に関係があるようです。
三井不動産の社長(菰田正信)は東京都出身で東京大学を卒業
菰田正信氏は1954年に東京都大田区の田園調布で生を受けています。家族構成は両親と姉、弟の5人家族です。
現在の筑波大学付属高等学校(旧:東京教育大学付属高等学校)を卒業後、日本の学問の最高峰でもある、東京大学法学部に入学しています。
出身地が田園調布であること、筑波大学付属高等学校からの東京大学法学部という経歴から、相当なエリート街道を歩んできたことが伺い知れます。
三井不動産の社長(菰田正信)は新卒で同社に入社
東京大学法学部を卒業後、新卒入社で三井不動産に入社しています。
三井不動産を就職先に選んだ理由も明らかになっています。
会社訪問の際に新宿や霞が関にある高層ビルディングを見て、ふと「街づくりに関する仕事も関心があるぞ」と感じたことが入社するきっかけになったようです。
- 1978年: ビルディング事業部で大規模用地買収、戸建住宅の分譲業務
- 1988年: 人事部 採用担当を経験
- 1999年: 経営戦略業務企画室長
- 2003年: 経営企画部長
- 2008年: 常務取締役
- 2009年: 専務取締役
- 2011年: 代表取締役社長
入社後は順調にキャリアを積みあげていることが分かります。
三井不動産の社長(菰田正信)の資産や年収
ここでは菰田正信氏の資産や年収についてご紹介していきます。
2018年の有価証券報告書に基づくと、役員報酬は約2億1,300万であることが分かります。
三井不動産は日本トップの総合不動産メーカーですので、膨大な役員報酬とはいえません。自社の株式も保有していますが、占有数は約1万株とそれほど高くありません。
三井不動産の社長(菰田正信)をもっと知りたい方
菰田正信氏をもっと深く理解したいひとは、インタビュー記事をおすすめします。
こちらの記事では、菰田正信氏の事業に対する想いや、社長に就任するまでに経験してきた具体的なエピソードを知ることができる内容です。
菰田氏が用地取得の陣頭指揮をとっている頃に「 君者舟也、庶人者水也 」=舟と水のように一体感をもつことの大切さを語っています。
またバブル期に採用担当を経験した際に、人員を余剰に採用した失敗を通して、事業に対して長期的視野を持つ重要性を学んでいることが分かります。
東日本大震災の経験を通じて、不動産事業の「成熟化」がこれからの顧客のニーズだと記事の中で語っています。
国内のみに留まらず、海外事業においてもデベロッパー企業として、使命を持って経営戦略を練っています。
街の再形成に対する熱い気持ちが垣間見れるインタビュー記事です。
まとめ
三井不動産の社長の菰田正信氏について、出身や経歴などを中心にご紹介していきました。
三井不動産は総合デベロッパー企業として、リーディングカンパニーのポジションを確保しています。今後も社長の菰田氏と会長の岩沙氏を中心に不動産業界を牽引していくでしょう。
三井不動産に興味がある人はぜひ参考にしてください。