ヤマダ電機の社長|三嶋恒夫の出身やエディオン時代の経歴を解説!

どこの町でも見かけるヤマダ電機は、家電量販店のトップを走り続けています。今回はこのヤマダ電機を新しい方向に牽引している三嶋恒夫社長を取り上げます。三嶋氏は歴代社長の中では珍しい同業他社出身です。年収、経歴などを詳しく解説しますので、ヤマダ電機を目指す就活生は参考にしてください。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

ヤマダ電機の社長は三嶋恒夫

「三嶋恒夫(みしまつねお)」氏は株式会社ヤマダ電機の代表取締役社長です。三嶋氏は家電量販店の雄ヤマダ電機の創業者山田昇氏に見込まれて社長になりました。

三嶋社長の下で大きく業態転換を図ろうとするヤマダ電機への就職を検討している就活生は、三嶋社長のビジョンをしっかり頭に入れておく必要があります。

創業者の山田昇は会長を務めている

「山田昇(やまだのぼる)」氏は1943年生まれの宮崎県出身です。一代でヤマダ電機を業界トップまで成長させました。

2008年に社長を禅譲し会長に引きますが、ヤマダ電機が二期連続減収減益に陥ったことから2013年に再び社長に復帰します。回復への道筋を付けた2016年には再び会長職に戻っています。

ヤマダ電機は家電量販店

ヤマダ電機は日本を代表する家電量販店です。家電量販店としては唯一全都道府県に店舗を持っています。売上高は連結で1兆6,000万円を超え(2019年3月期)業界トップです。

2011年には住宅メーカーのエス・バイ・エル(現在のヤマダホームズ)を傘下に収めるなど家電以外の業態拡大も視野に入れています。

ヤマダ電機の社長(三嶋恒夫)の出身や経歴

ヤマダ電機の三嶋社長は珍しい同業他社出身です。ある意味で三嶋氏は転職の模範例といえます。転職組の就活生には大いに参考になるはずです。

では三嶋氏の出身から現在に至る経歴を順に見ていきましょう。

目次

ヤマダ電機の社長(三嶋恒夫)は福井県出身で金沢経済大学を卒業

ヤマダ電機の三嶋社長は1959年生まれ福井県出身です。1982年 金沢経済大学(現在の金沢星稜大学)卒業後北陸ソニー販売(現在のソニーコンスーマーセールス)に就職します。

北陸ソニー販売に就職後、家電量販店サンキューに転職

1989年にはサンキュー高島屋(現在のサンキュー)に転職し、その後2012年に 同社代表取締役社長に就任します。サンキューは「100満ボルト」の名称で北陸地方を中心に事業展開する地域限定の家電量販店です。

業界再編の流れの中で、2011年にサンキューはエディオンに買収され完全子会社化します。三嶋氏は2015年にグループ親会社のエディオンの取締役ELS本部長に就任し、かねてから取り組んでいた家電とリフォーム事業の融合に尽力します。

エディオンでの活躍を受けてヤマダ電機社長に就任

エディオン退社後一時引退を考えますが、ヤマダ電機の山田氏と出会い、家電とインテリア・リフォーム事業との融合で意気投合し、2017年ヤマダ電機に入社します。

ヤマダ電機入社後は執行役員副社長を経て、2018年に代表取締役社長兼代表執行役員COOに就任します。

ヤマダ電機では「家電住まいる館」を担当し、家電だけでなく家具やインテリア、住宅リフォームまで住宅まるごとをプロデュースする事業展開に取り組みます。ネット販売にはないリアルな店舗が持つ強みを意識した取り組みです。

ヤマダ電機の社長(三嶋恒夫)の資産や年収

三嶋社長の年収や資産の確かな情報を見つけることができませんでした。ヤマダ電機の取締役14名全体の報酬総額は9億3,000万円というデータがありますので、一人あたりの年収にすると6,450万円です。

なお創業者である山田会長に関しては、年収約2億6,000万円、株式資産数十億円という情報があります。

ヤマダ電機の社長(三嶋恒夫)をもっと知りたい方

三嶋氏はあまり前例のない同業他社出身の社長ですが、それには理由があります。

創業者である山田会長が目指す新たなヤマダ電機の方向性に沿うのは、これまで家電とリフォーム事業の融合で実績をあげている三嶋氏しかいなかったからです。

三嶋氏は家電とリフォーム事業の融合に意欲を燃やしています。「家電住まいる館」をベースにリアルな店舗だからこそできる顧客との対話の中から住宅全体をプロデュースする事業を展開しようとしています。

ヤマダ電機は三嶋社長を迎えて大きく業態転換を図ろうとしています。家電量販店の枠を超えて、家具、インテリア、リフォームをトータルで提案できる形を目指し、顧客の潜在的なニーズを掘り起こそうとしています。

まとめ

ヤマダ電機の三嶋社長を中心に解説しました。この記事でヤマダ電機のイメージが変わったのではないでしょうか。

ヤマダ電機を目指す就活生は、これまでのイメージだけでヤマダ電機を捉えると道を誤る可能性があります。三嶋社長のもと大きく変わろうとするヤマダ電機のビジョンをしっかり理解しておきましょう。

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