ファミリーマート、通称「ファミマ」とは澤田貴司が社長を務める日本発のコンビニエンスストアです。ファミマの社長は社員やバイトとの距離が近いイメージがあります。今回はそんな澤田貴司がファミマの社長を務めるに至った経歴と実績、その年収などを解説していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ファミリーマートの社長は澤田貴司(さわだたかし)
澤田貴司(さわだたかし)は株式会社ファミリーマートの代表取締役社長です。本見出しでは澤田貴司のプロフィールや、代表取締役を務めるファミリーマート株式会社の基本情報などを詳しく紹介していきます。
ファミリーマートの基本情報
以下の表は、ファミリーマート株式会社の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成したものです。
ファミリーマートの社長 澤田貴司のプロフィール
次に、ファミリーマートの社長の澤田貴司のプロフィールをみていきます。
澤田貴司は上智大学理工学部の卒業であり、1981年に伊藤忠商事株式会社入社の化学部門へ入社しました。その後は、投資ファンド運営会社KIACONを立ち上げたり、野村総合研究所の社外取締役を務めたりしてキャリアを築きました。
ファミリーマートの歴代社長
- 沖正一郎 :1981年から1933年まで初代ファミリーマートの社長を務めた。
- 上田順二:自らがプロデュースしたオリジナル料理をファミリーマートの「社長(会長)のごはんシリーズ」として登場させた。
- 中山勇:伊藤忠商事で常務執行役員食糧部門長。2013年にファミリーマート社長 に就任
旧法人初代社長の沖正一郎をはじめ、西友子会社時代も含め、旧法人の歴代社長はすべて伊藤忠商事出身でした。しかし、 社名をファミリーマートに改名して以降は、伊藤忠に一時在籍したことがある澤田貴司が就任したのみで、伊藤忠商事から派遣された社長はいません 。
ファミリーマートの社長 澤田貴司(さわだたかし)の経歴と実績
ファミリーマートの社長の澤田貴司の経歴や実績知りたいと感じた方もいらっしゃると思います。本見出しでは、澤田貴司の理解を深めるため、経歴と実績をご紹介します。
ファミリーマートの社長 澤田貴司の経歴
ファミリーマートの社長の澤田貴司の経歴や実績を紹介します。どのような経歴を経てファミリーマートの社長に就任したのか、ご興味のある方はご参照下さい。
アメリカに留学し物理学者に憧れた学生時代
高校時代には、アメリカのカリフォルニア州に1か月間ホームステイした。ホームステイ先でお世話になった主人がNASAに勤務する物理学者だったため、その姿に憧れ理科系への進学を志す 。
また、大学時代には、アメリカンフットボール部に所属し、4年時にはキャプテンを務めた。
大学卒業後は各分野に転職し様々な経験を重ねる
大学卒業後は伊藤忠商事に入社し、米国セブンイレブンの買収等を手がける。1997年には伊藤忠商事を退社し、ファーストリーディングに入社。その後、玉塚元一と共に経営支援会社のリヴァンプを設立する。
伊藤忠商事の意向を受けてファミリーマート社長に就任
ファミリーマート旧法人の専務に就いていたが、サークルKサンクスの親会社のユニーグループ・ホールディングスがファミリーマートに吸収合併される際に、伊藤忠商事の意向を受けて社長に就任した。
また、2019年5月1日にはユニー・ファミリーマートホールディングス社長に就任。ファミリーマートの社長とを兼任した。
ファミリーマートの社長 澤田貴司の実績
本見出しでは、ファミリーマートの社長 である澤田貴司の実績として2つのエピソードをご紹介します。ビジネスマンとして数々の成功を収めた経験と実績が今の澤田貴司の大きな強みとなっています。
伊藤忠商事時代にセブンイレブンの買収・再建に携わる
澤田貴司はイトーヨーカ堂グループとのプロジェクトにおいて、伊藤忠商事側の窓口となり積極的業務を行っていました。そこで、イトーヨーカ堂グループがセブンイレブン米国法人を買収・再建したプロジェクトに携わりました。
当時、セブンイレブンはアメリカで破綻したのに対して、日本では大成功を収めており、その本家を飲み込むダイナミックなビジネスの原動力となりました。
ユニクロのフリースをヒットさせる
澤田貴司は1997年に転職仲介会社を通じて1997年に(株)ファーストリテイリングに入社しました。当時は、知名度もなく規模の小さい会社でしたが、実績と経験が認められ、入社1年後には副社長に就任しました。
ファーストリテイリング傘下のユニクロは郊外の安いブランドというイメージでしたが、東京・原宿に出店する際にお店を丸々「フリースの館」とし、大きなインパクトを与え見事に成功させました。
ファミリーマートの社長 澤田貴司(さわだたかし)の年収と評判
ファミリーマートの社長 澤田貴司の資産・年収
本見出しでは、ファミリーマートの有価証券報告書に基づき想定される澤田貴司の年収をご紹介します。上場企業において、1億円以上の役員報酬を得ている場合は公開されなければなりません。
しかし、上記の資料には澤田貴司の名前はありませんので、年収は1億円未満であることが分かります。ファミリマートの重役の年収は約4000万と言われているので、社長という立場上、他の取締役より少ないということはありません。
5000万円以上もらっていると考えてよいでしょう。
ファミリーマートの社長 澤田貴司の評判
本見出しでは、世間の声から澤田貴司がどう思われているのか、その評判をみていきたいと思います。
ファミマ澤田社長の現場からの情報収集術。
・定期的に店舗に行きレジ打ちをする。
・lineで300人以上の加盟店オーナーやスタッフと繋がる
・社員に伝えたい情報を毎月動画配信
・サワスタグラムと称し自分の近況を社内SNSに上げる62歳ですがSNSを使いこなし、6000人以上の従業員と積極的に交流。 pic.twitter.com/BiwHJHVVVs
— Anna (@Annair135) 2020年1月11日
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社長でありながら、レジ打ちをしたりと積極的に従業員と繋がる様子がみられます。また、SNSなども使いこなし、現在のビジネスシーンを象徴するような社長の姿ともいえます。
課題は残るが、ファミマ澤田社長は変えようとしている。
セブン永松社長は問題に蓋をして先送りすることに汲々として、そのうち次の問題が起き、また蓋をする。モグラ叩きだ。
悲しいかな、問題を解決して未来のコンビニを示すリーダーは今のセブンにいないし、育てる気も外部から招くつもりもない。— コンビニ業界をアップデートせよ (@cvsrenovation) 2019年11月27日
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会社を変えようとする積極的な姿勢が伺えます。やはり、前職での経験や実績がこういった姿勢に繋がり、評判を呼んでいるのでしょう。
ファミリーマートの社長 澤田貴司(さわだたかし)のインタビュー名言
本見出しでは、2020年1月10日のインタビュー記事をもとに澤田貴司の名言を紐解いていきます。
社長に情報は上がってこない「組織って、そんなもの」
澤田貴司がなぜSNSを通じて情報を発生しているのかが分かる一言です。組織とは上に行けば行くほど、情報が上がりにくく、トップは「自分は裸の王様だ」と思って行動しなければならないと考えています。
現に、LINEで300人くらいの加盟店さんとつながっており、常に生の現場の情報が入ってくる体制を整えて、積極的に経営改善に取り組んでいます。
良い店は、本当に商売を楽しんでいる
澤田貴司が考える良い店とは、本当に商売を楽しんでいて、地域の皆様との信頼関係が厚いお店です。訪問する加盟店さんの決定をスーパーバイザーが支援していくといった方針を理想としています。
また、現場の社員が考えたことを受け入れる姿勢、現場に任せる姿勢を貫いています。こういった現場に任せ、その声をSNSで汲み取る姿勢こそ澤田貴司の経営哲学です。
まとめ
ファミリーマートは、ビジネスマンとして数々の成功を収めた経験と実績を持つ澤田貴司が経営する会社だという事がわかりました。
社長でありながら、積極的に従業員や加盟店と繋がり、SNSなども使いこなす、現在のビジネスシーンを象徴するような社長の姿ともいえます。ファミリーマートへの就職をお考えの方は、これを機に企業研究を進めてみてはいかがでしょうか。