サイバーエージェントの子会社まとめ|子会社の事業内容や採用について解説!

アメブロで有名なサイバーエージェントは現在スマホアプリ・ネット動画配信・音楽配信サービスなど多岐にわたる事業を展開しています。そんな同社ではどんな事業内容や採用を行っているのでしょうか。この記事ではサイバーエージェントの事業内容・子会社・各社の採用の特徴などを紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

サイバーエージェントとは

まずはサイバーエージェントの事業内容や社長について見てみましょう。

サイバーエージェントは広告、メディア運営、スマホゲーム事業が主要事業となっており、これらの事業はそれぞれの売上高で653億円、89億円、382億円という巨額の利益を生み出しています。

目次

広告・メディア・ゲームが主要事業

サイバーエージェントは広告・メディア・ゲームが主要事業です。

広告事業ではウェブ広告の運営・制作、メディアではAbemaTVやマッチングアプリのタップル誕生・定額音楽配信サービスのAWA、ゲームではグランブルーファンタジー・ShadowverseなどテレビCMでもよく見かけるものを運営しています。

2019年第3四半期のIR情報によれば、サイバーエージェントの売上は先述の通り広告事業が最も多く653億円を売り上げています。一方で利益はゲーム事業が最も大きく、広告事業の51億円に比べて83億円を売り上げています。

社長は藤田晋

サイバーエージェントの社長は藤田晋です。

藤田晋社長は学生自体からすでに起業家になることを考えており、青山学院大学に進学した際も経営学部に進学しています。しかし学生時代は留年をしたりと一般的に言われる優秀な学生とは言えませんでした。

大学卒業後は転職情報の「PERSOL」などで有名なパーソルキャリア株式会社に就職し、入社後1年間はほぼ休まず働きます。その後パーソルキャリア時代の同僚とともにサイバーエージェントを起業します。

以下の記事では藤田社長の経歴や年収について詳しく解説して興味のある方はこちらも併せてご覧ください。

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サイバーエージェントと子会社の関係

次はサイバーエージェントと各子会社の関係について紹介します。

子会社には様々な形態があるのでその形態の説明と、サイバーエージェントの場合には子会社がどのような形態で経営されているのかについて紹介します。

子会社とは

子会社には完全子会社・連結子会社・非連結子会社・関連会社の4つの形態が存在します。それぞれの形態は親会社の持ち株比率や経営形態によって区別されます。

完全子会社は親会社が株式を100%保有し、経営権は完全に親会社が掌握。連結子会社は50%超の株式を親会社が保有。非連結子会社は実質的な経営が親会社にあり、関連会社は親会社が20%超の株式を保有しています。

完全子会社・連結子会社・非連結子会社は親会社の保有株式の割合で形態が変わり、実質的には親会社が経営権を持ちます。一方で関連会社は親会社が株式を保有するものの実質的な経営は子会社が独自に行っています。

広告媒体事業を子会社が担う

サイバーエージェントの事業形態は広告事業を中心としており、その広告を掲載するメディアの運営を子会社が行っています。

先述の通りサイバーエージェントは広告事業からの売上高が最も大きく、その広告を掲載する広告媒体事業を同社の子会社が請け負っている形になっています。

この広告媒体には先述のように、ウェブメディアであればサイト・アプリなどが有り、ゲームではスマートフォン向けのコンテンツを運営。ウェブ上の両コンテンツ上に広告を掲載し、広告収入を得ています。

社内ベンチャーが生まれやすい風土がある

サイバーエージェントは新規事業を積極的に採用する風土が有り、社員もその制度を活用しています。

サイバーエージェントでは「スタートアップチャレンジ」という仕組みが有り、これは社員が自分たちで考えた新規事業を経営陣の前でプレゼンテーション出来る制度です。

この仕組では多いときには1000以上の新規事業案が応募され、その中から選ばれた事業案についてプレゼンテーションが行われます。事業案が採用されればそく事業開始となるので、挑戦できる風土が整っています。

サイバーエージェントの主要子会社

サイバーエージェントの主要子会社には下記の5つがあります。

上記の5社の中でも特に規模が大きく、一般的な認知度も大きいのがabemaTV・Cygames・CyberEの3社です。次の見出しからはこの3社についてより詳しい事業内容について紹介します。

abemaTVの事業内容

abemaTVは株式会社サイバーエージェントと、株式会社テレビ朝日の共同出資によって設立された無料動画配信サービスです。

abemaTVでは常時26チャンネルがオンラインで無料で配信されており、そのチャンネルの内容もアニメ・ドラマ・スポーツの他に、ヒップホップ・将棋・釣り・麻雀・格闘技など多岐にわたっています。

インターネットテレビ局という事業形態について直接的な競合他社はいませんが、動画コンテンツ配信サービスと考えるとアマゾンプライムビデオ・NETFLIXなどが間接的な競合他社と考えられます。

Cygamesの事業内容

Cygamesはスマートフォンゲームの開発・運営の他、同ゲームコンテンツのアニメ化などを行っている会社です。

Cygamesで扱っているゲームにはグランブルーファンタジー・ドラガリアロスト・アイドルマスターなどがあり、グランブルーファンタジーなどの人気ゲームはアニメ化もされています。

スマホゲームの開発・運営を行っている会社は非常にたくさんあり、ファイナルファンタジーシリーズのスクウェア・エニックス、モンストのミクシィなどがあります。

CyberEの事業内容

CyberEはeスポーツイベントの企画・運営やeスポーツマーケティング事業・eスポーツ配信プラットフォームを運営する会社です。

eスポーツは2019年現在で急成長中の業界のため、競合他社も非常に多く、DIGITAL Hearts・Techno Bloodなどがあります。

サイバーエージェントの子会社の採用事情

最後にサイバーエージェントの子会社の採用情報について紹介します。

サイバーエージェントの子会社の採用は、AbemaTVやCygamesなどの売上規模が大きい会社では独自に採用を行っていますが、会社によってはサイバーエージェントが一括で採用活動を行っています。

本社から出向する社員も多い

サイバーエージェントの採用は大きく分けると営業や企画立案を行うビジネスコースとコンテンツ制作に直接関わるエンジニア・デザイナーコースに分けられます。

子会社によってはサイバーエージェントで一括して採用活動を行い、同社からの出向という形で子会社での勤務を命じられることもあります。

子会社によっては出向者のみで構成されている会社もあるくらいなので、入社を希望するサイバーエージェントの子会社がある場合には就職活動の中で希望する子会社への出向が可能なのかを確認する必要があります。

職種別採用が多い

サイバーエージェントやその子会社では採用にあたって、プロジェクトマネージャーや新規事業の立案などを行う人材の採用と、エンジニア・デザイナーなどの制作に携わる人材の細葉を分けて行っていることがほとんどです。

先述の通りサイバーエージェントではビジネス・エンジニア・デザイナーコースで採用を分けており、Cygamesでも総合職・技術職・デザイナー職で採用活動を分けて行っています。

また、ビジネスコースや総合職の採用は比較的少数で、基本的にはエンジニアやクリエイティブ系の職種の採用が人数の大多数を占めています。

まとめ

この記事ではサイバーエージェントや各種主要子会社の事業内容や採用情報を紹介しました。

サイバーエージェントは年々規模が拡大しているインターネットのメガベンチャー企業で、社内の意思決定も非常に早いです。

ビジネス・技術職・デザイナーなどで就職活動時の動き方も変わりますが、サイバーエージェントで行っている事業に関心が持てるかやスピード感について行けるかなどを考慮しながら就職活動を行いましょう。

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