顔採用に関する噂は多くの業界・企業でされています。システムインテグレーターのオービックでも噂されている顔採用について詳しく知りたい人も多いでしょう。この記事ではオービックの業務内容・オービックの顔採用の噂に関する真相について紹介します。

オービックとは

まずはオービックという会社そのものについて見ていきましょう。

押さえておくべきは、オービックがSIer（システムインテグレーター）であるということと、特に有名な「勘定奉行」という商品です。

SIerと呼ばれるシステムインテグレーター

オービックは会計・人事・就業・給与など、会社運営に関わる幅広い情報の管理システムの制作・販売を行うシステムインテグレーターです。

システムインテグレーターとは、企業や社会で求められている仕組み（＝システム）を、IT技術を駆使して構築してクライアントに販売する会社のことを言います。

つまり、システムインテグレーターに求められているのは、クライアントの事業や抱えている課題を明確に把握して、それを解決するためのシステムを構築する能力ということです。

「勘定奉行」シリーズが有名

オービックは「勘定奉行」という会計ソフトが有名な会社で、歌舞伎役者が登場する印象的なCMがテレビでよく放送されています。

勘定奉行は1993年に販売が始まった「奉行シリーズ」の1つで、企業などのシステムを販売するパッケージ商品です。

この「奉行シリーズ」には会計・人事・税務報告・販売管理などのシステムが統合されており、企業のバックオフィス業務を効率的に進めるための仕組みが全てパッケージ化されて販売されています。

オービックは顔採用という噂がある

次にこのオービックが顔採用をしているという噂について紹介します。ここでは実際にオービックの就職試験を受けたり、何らかの関係があると思われる人物のツイッターアカウントのツイートを2つ紹介します。

京橋にあるオービックって会社の受付嬢三姉妹が美人過ぎて笑った。

— ふくたそ (@yy_kmc) September 5, 2011

1つ目のこのtwitterでは、オービックのオフィスに言ったと思われる人物のツイートです。このツイートではオービックの女性社員の「美人率」が高いと述べています。

インターンなのに、時給2000円出してくれるし、インターンの後、好きなだけ飲み食いしたし、ほんと儲かってるんだなーって思った。受付、人事にあれだけ美人揃えられる会社も珍しいと思いました

— 高橋崚真 (@ryoma_takahashi) August 28, 2014

2つ目のツイートでは、人事の女性社員が美人だと述べられています。人事は中途・新卒問わず入社前に最も企業側の社員として関わる機会が多い人物なので、美人を集められればそれだけ、企業が魅力的に写ります。

オービックが顔採用と言われる理由

オービックが「顔採用」であると言われている理由は、上記のツイートのように受付・人事の女性社員やオフィス内でお客様や就活生の応対をする女性社員が美人と言われていることが原因です。

企業側の戦略とも言えますが、外部の人と関わる女性社員に美人を置いている可能性もあります。

顔採用と噂のオービックの真相

次は、「顔採用」と言われるオービックの女性社員の真相について紹介します。

美人社員が多いとされる理由には実際にすべての職種で美人社員が多いことと、社員の満足度が高い労働環境が整っていることが原因とされています。

それぞれについて詳しく見てみましょう。

真相①｜全ての職種で美人社員が多い

まず1つ目の事実は、採用HPをはじめ、openwork等の口コミサイトでも美人が多いという投稿が目立つことです。

採用HPでは人事担当者やSEとして紹介されている女性社員が美人であることが挙げられます。もちろんこの2名だけでオービックの女性社員に美人が多いとはなりませんが、twitterで「オービック　美人」と検索すると該当するツイートが多いことも挙げられます。

自社のHPだけではなく、twitterというSNSで客観的な目線から「美人が多い」という事がよく言及されているので、信憑性が高いと言えます。

真相②｜満足度の高い労働環境

2つ目の理由は満足度の高い労働環境が整っていることで、楽しみながら働きたい女性社員が多く集まっている可能性が高いということです。

この記事ではオービックの社長・会長が毎日社員のもとに自ら出向いて仕事の状況を伺ったり、自ら業務改善のアイデアを出したり、営業職者の支援を行っていることが書かれています。

SIerの仕事は激務と言われる中、顧客との関係構築のためにも働きやすい（満足度の高い）環境をつくり、女性も働きやすくなっているため、美人がオービックに集まりやすくなっていると考えられます。

結論｜外見を評価している可能性がある

結論として、オービックは外見を評価している可能性はあります。

ただし、当然企業の採用基準を外部から判断することは出来ないのであくまでも推測です。

また、企業が見た目のみで採用を決めていることはありえないので、オービックを受ける際も自己PRや面接を通過するために必要な下準備をしっかり行っておくことをおすすめします。

就活市場におけるオービック

次は就活市場におけるオービックの状況を見てみましょう。

ここではオービックが主に採用している3つの職種と、就職難易度について紹介していきますので、オービックを志望する予定のある方は参考にしてみて下さい。

中心となる職種は3つに大別可能

ここでは中心となる3つの職種である営業職・SE（システムエンジニア）・一般職について紹介します。

それぞれの職種について、オービックのビジネスモデルから社内での立ち位置や仕事の仕方について紹介します。

同じ職種でも会社ごとにどのような立ち振舞が求められるかも変わってくるので、是非参考にしてみて下さい。

営業

1つ目の職種は営業職です。オービックの営業職では新規開拓と既存顧客向けのルート営業の両方を行っています。

営業職の社員はオービック社内ではクライアントと社内のエンジニアとの橋渡しとしての立ち振舞が求められており、クライアントから何を求められているかを入念にヒアリングを行い、エンジニアに対してどんなシステムを作成して欲しいか伝えます。

また、エンジニア社員と連携をとって納期までのシステム構築スケジュールの調整や、クライアントの要望と実際にエンジニアが作成しているシステムに乖離がないかなどの確認も行います。

SE（システムエンジニア）

2つ目の職業はシステムエンジニアです。

エンジニアは営業職社員がクライアントからヒアリングしてきた内容を元に、実際のシステム構築を行う役割を果たします。IT技術を駆使した職業になるので、専門的な知識も必要でプログラミングが出来る必要があります。

また、オービックの場合には営業社員に同行してエンジニア社員が直接クライアントと顔を突き合わせてミーティングをすることもあります。ここでは専門的な内容が出来るエンジニアとより深いコミュニケーションが求められています。

一般職

3つ目の職種は一般職です。

一般職では主にバックオフィスの仕事がメインになり、人事・総務・経理・経営企画・広報・受付・秘書業務などの部署に配属され、職場環境の整備や評価制度の構築などの仕事に携わることになります。

営業職では対人コミュニケーション能力の高さが求められ、エンジニアでは専門的なプログラミングの知識が必要になるのに対して、一般職は会社全体の仕組みを後ろから見守り改善する能力が求められます。

就職難易度は高すぎない

オービックの就職難易度はそこまで高すぎるわけではありません。

毎年100~200名前後の新卒社員を採用していることや、実際に採用されている学生の出身大学も早慶などの名門校以下の大学からも内定者はたくさん出ているので、就職難易度が非常に高いわけではありません。

その一方で初任給で25万円と比較的高い給与水準であることや、先述のような満足度の高い労働環境が整っていたり、人材育成制度も充実しているので着実に社会人としてスキルアップしていきたい学生にとっても働きやすい環境と言えます。

顔採用と噂される企業は多い

今回はオービックが「顔採用」をしているという噂について紹介しましたが、顔採用をしていると噂される企業は他にもたくさんあります。

総合商社・広告業界やコーセー・資生堂・ロームなどは顔採用の噂は多いです。

ただ、どの業界もただ見た目だけで判断しているのではなく、その人の雰囲気や人間性なども判断基準にしています。

顔採用は差別か

単純に外見に評価をつけて顔採用をしている企業があるとしたら、それは差別と言えます。

しかし、外見に評価をつけている企業はほとんどありません。一般に、外見がよければ自信があり、面接でもハキハキと受けごたえをして面接官に好印象を与えることができます。

また、自分の能力をアピールできなければ見た目が良くても不合格になる可能性は高いです。

顔採用をするメリット

最後に企業が顔採用をするメリットを紹介します。

企業が顔採用をするメリットとして考えられるのは志望する就活生が増える・社内婚や恋愛を促進できる・お客様ウケが良いという3つが考えられます。

それぞれの内容について詳しく見てみましょう。

志望する就活生が増える

顔採用の1つ目のメリットは、志望する就活生が増えるということです。

学生が企業への入社を志望する理由は自己成長やスキルアップといったことだけではなく、職場の雰囲気もあります。職場の雰囲気は明るい雰囲気の社員が多いことや「美人」「かわいい」と言われる女性社員が多いことも影響します。

なので、その人の性格や雰囲気といった要素も含めた「顔採用」を行うことで会社としての雰囲気を明るくすることができ、学生もその会社を志望しやすくなるというメリットがあります。

社内婚や恋愛を促進できる

2つ目のメリットは社内婚や社内恋愛を促進できるということです。

社内婚や社内恋愛が企業（経営者）にもたらすメリットは、社員がプライベートで余計な心配をする必要がなくなるというポイントです。特に「激務」「比較的忙しい」と言われる業界の場合には社内婚・社内恋愛は大きなメリットとなります。

普段から仕事が忙しくなかなかプライベートに時間を割けない事が多くなる場合、交際相手や結婚相手に自分の仕事について説明する必要があり、余計な手間や精神的な負担がかかりますが、社内婚・社内恋愛であればその必要はなくなります。

お客様ウケがいい

3つ目のメリットはお客様ウケが良いということです。

これは営業職やバックオフィスの社員に見た目がいい人が多ければ、会社の雰囲気が良くなり、取引先の人に対して自社の印象を良くすることが出来ます。

印象が良い企業とは取引先も積極的に取引をしたいと思うようになります。暗い雰囲気の社員が多い会社よりは、明るい雰囲気の社員が多い会社と関係を育んだ方が、取引先にとってもビジネス以外の面で関わるメリットが出てきます。

まとめ

この記事ではシステムインテグレーターのオービックの顔採用の噂について紹介してきました。

オービックに限らず多くの会社で顔採用の噂はありますが、ただ見た目だけを見て採用しているのではなく能力・性格・考え方なども総合的に評価されていることを忘れずに、志望動機・面接の練習など本質的な部分も対策しましょう。