就職活動で、ANAウイングスを受けるの年収を知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。ANAウイングスはCAがかわいい、もしくはパイロットのスケジュールが多忙という評判もありますが、年収は重要な判断基準になります。そこで、本記事ではANAウイングスの給与事情、社風や将来性をお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ANAウイングスは全日空グループの国内線運航会社
ANAウイングスは、2010年に全日本空輸の子会社であったエアーニッポンネットワーク、エアーネクスト、エアーセントラルの3社が統合して設立されました。
東京国際空港や大阪国際空港を中心に、ANAグループの国内線の運航を担当しており、割合ではおよそ50%を占めています。
ANAウイングスの給与事情
本見出しでは、ANAウイングスの給与事情を採用HP、口コミサイトを元に作成しました。
ANAウイングスの初任給
以下では、採用HPの募集要項を参照して作成した初任給です。
全国の大卒平均初任給が21万円弱なので、ANAウイングスの初任給は少し低めであることがわかります。
また、総合職掌と客室乗務職掌については、大学卒と大学院卒で5,000円から9,000円程の差があります。
ANAウイングスの平均年収
以下では、Openworkを参照して作成した平均年収です。
総合職掌や運航乗務職掌については、大手の航空会社と同等の平均年収であると言えます。ANAウイングスは年功序列の風土が強く、勤続年数に応じて徐々に昇給していくようです。
また口コミサイトからは、手当が充実している一方、基本給は少ないといった声が数多く見受けられます。基本給は退職金などの基準にもなる額ですので、その点は注意が必要です。
次に紹介するのは、総合職掌として働く人の声です。
給与は他業種と比較すると低めかと思います。ただ、福利厚生がいいのでその分はカバーできます。業種により各種手当が出るので、手当がでる場合は上記給与程度になると思います
出典:Openwork
次に紹介するのは、客室乗務職掌(キャビンアテンダント)として働く人の声です。
乗務手当、ステイ費などきちんとしている。
基本給が少なく各種手当で補っているところがあるので、ステイの日数やフライトの増減により左右される。
出典:Openwork
ANAウイングスのボーナス
ANAウイングスでは、明確なボーナスの金額は公表されていませんが、ANAの業績に応じてボーナスがもらえます。
その金額はおよそ50万円から100万円程と考えられ、勤続年数が長くなるとボーナスの金額も比例して高くなります。
ANAウイングスは基本給が少なめである一方、手当てが充実しているという口コミが多いため、納得のいく額がもらえると考えてよいでしょう。
ANAウイングスの福利厚生
以下では、採用HPの募集要項を参照して作成した福利厚生です。
- 各種優待航空券制度
- 配偶者転勤時、帯同所属基地変更制度
- 共済会によるカフェテリアプラン
- 財形、出産や育児・介護に関わる支援制度
以上から、ANAウイングスでは金銭的な福利厚生制度だけでなく、出産・育児に関する支援制度や勤務地の変更制度などがあり、社員の長期勤務をサポートする体制があると言えます。
また、優待航空券とは従業員向けに配布され、空席があれば90%引きなどの格安で乗れるチケットのことです。
国内線:無料チケット(枚数制限有り)、ディスカウントチケット(枚数制限有り)
国際線:ディスカウントチケット(枚数制限無し)
が使用できた。
国内線、国際線共に他社の便も格安で利用できる。
予約ができず空席があれば乗れるため、混む時期を外して利用するようにしていた。
出典: カイシャの評判
同業他社の平均年収
以下は、ANAウイングスの競合他社と比較した平均年収です。
株式会社ジェイエアは、JALの国内線を運航している子会社です。ANAウイングスと同じ位置づけとなりますが、平均年収はANAウイングスの方が30万円程高いことがわかります。
一方、ANAウイングスやJAL傘下のジェイエアと比較すると、スカイマークなどの独立系の航空会社の方が平均年収は高くなっています。
ANAウイングスは、独立系の航空会社にはない財務基盤の安定性と、国内外における知名度の高さが魅力と言えます。
ANAの仕事内容
ANAウイングスでは客室乗務職掌や総合職掌などの職種によって、給料が大きく変ります。また、給料だけでなく、仕事内容やキャリアパスも大きく異なるので、面接に臨む前に、自分の希望する職種の仕事を理解することが大切です。
以下の記事では、ANAウイングスの仕事とキャリアについて職種別に解説しています。また、残業や研修制度についても紹介しているので、応募を検討している学生は、ぜひご覧ください。
ANAウイングスの社風
ANAウイングスは社員同士の中が良いという一方、従業員の意思を尊重しすぎる社風があることがわかります。そのため、労働環境を悪化させることなく業務がスムーズに行われる仕組みづくりをすることが求められています。
以下は、ANAウイングスの社風に関する従業員の声です。
社風の会社と返答をするくらいに、各人の成績に関わらず、社員中の仲が良い為、話しやすい。反面、タバコに手を出している
出典: カイシャの評判
本人の意思を尊重するあまり、誰もやりたがらない仕事の担い手が少ない為、随時、新規採用を行うことがあり得る。
出典: カイシャの評判
ANAウイングスの将来性
ANAウイングスの将来性としては、航空業界が堅調なので見通しは明るいといえます。一方で、効率的な業務配分が実現可能な労働環境の仕組みづくりが必要です。
- プラス面: 訪日外国人の増加に伴い、航空需要が堅調に伸びていることから、グループとして今後も順調に収益を伸ばしていくと見込める。
- マイナス面: 社員一人一人の意思を尊重しすぎて、業務が効率的に処理されていないという課題がある。それらの仕事の担い手として新卒採用をするのではなく、公平に分担する仕事が必要とされている。
ANAウイングスの採用情報
今までの見出しでは、ANAウイングスの給料事情を中心に、仕事内容から社風、将来性まで包括的に紹介してきました。上記の内容を踏まえて、ANAウイングスの選考を希望する学生は、どのようなフローで選考が進むのか、志望動機には何を書けばいいのか、悩む人もいると思います。
以下の記事では、ANAウイングスのフローや志望動機はもちろん、求める人物像や採用人数なども紹介しています。徹底した選考対策が行えるので、ぜひご覧ください。
まとめ
ANAウイングスの年収は、職種によって異なりますが競合企業よりも高いことがわかりました。
社内の業務制度は改善ポイントがありますが、社員同士の雰囲気が良いので長期的に働くのに適した会社であるといえます。