カネカの大学卒・院卒の年収はいくらでしょうか。本記事では、カネカの平均年収と採用情報を解説しています。基幹事業や経営理念など、基本的な情報も紹介するので、本記事を読めばカネカのことがわかります。業界内順位など気になる偏差値の情報も掲載しているので、ぜひご一読ください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
カネカの平均年収
まずはじめにカネカの平均年収を紹介します。本記事はカネカの公式HP、採用HP.、有価証券報告書などの公的なデータおよび口コミ・評判系サービスの情報を用いて作成しております。
カネカの平均年収はカイシャの評判によると、平均年齢33.5際で平均年収が671万円となっています。
35歳での平均年収を700万円として、各年齢の平均年収を国税庁が発表している民間給与実態統計調査の賃金カーブを参考に算出しております。
カネカの初任給
カネカは2019年から4月と10月のいずれかを入社日とする通年採用をはじめました。採用対象も新卒学生のみに限定せず、既卒学生や第二新卒も対象にしています。
ここでは、そんなカネカの初任給とボーナスについて解説します。
職種ごとの初任給
公式HPの募集要項によると、カネカは技術系と事務系の職種を募集しています。
技術系は理系学生のみ、事務系は理系・文系どちらでも応募できます。
2018年・2019年の採用実績によると、採用人数は技術系が45名程度、事務系が20名程度です。
職種ごとの初任給に関する記載はありませんでした。
学歴ごとの初任給
カネカの初任給は学歴によって異なります。2020年・2021年入社用の募集要項では、以下のように記載されています。
<新卒・既卒>
※第二新卒の場合は、学歴・キャリアに応じて決められます。
※カネカの既卒とは、大学・大学院を卒業後3年以内で、就業経験のない人を指します。
※これに住宅手当や通勤手当など、諸手当が付きます。さらに福利厚生として各種社会保険はもちろん、社宅や独身寮、財形貯蓄精度や企業年金、資格取得補助などがあります。
ボーナス
カネカの募集要項によるとボーナスは年2回、7月と12月に支給されます。ボーナスの金額については記載がありませんでした。
一般的にボーナスは月給2~3ヶ月分の会社が多いので、年間100万~200万円程度と考えられます。
カイシャの評判の口コミによると、ボーナスは基本的に年功序列ですが、個人の業績も評価されており、能力によって金額が変動するシステムになっているようです。
カネカの年収・給与に関する評判
ここでは、カイシャの評判からカネカの年収・給与に関する評判をご紹介します。
同年代の中では概ね中~上位にあると感じている。また団体希望グループ保険や損害保険の団体割引、生命保険に上乗せされる見舞金等が充実しており収入のうちの可処分所得の割合は高くなっている。
持ち家手当て、通勤手当、家族関連手当て等充実しておりその中でも特に家賃補助が手厚い。
カネカは諸手当や福利厚生が充実しているため、可処分所得の割当が高く、満足度が高いようです。
ベースアップは期待できません。過去に労使でベアはしないということで合意してるみたいです。又、毎年昇給はしますが職位が上がらないと実感できるほど額は上がりません。
毎年昇給はするが職位が上がらないと驚くほどは変わらない。ただ、職位が上がれば驚くほどに給料が上がります。
一方で基本給に関しては、職位が上がらなければあまり昇給しないと報告されています。年収を上げるためには、昇進するために努力する必要がありそうです。
カネカの年収が高い理由
カネカの年収の偏差値は、上場企業の中では中~上位に位置します。トップ企業というわけではありませんが、一般的な水準から見ればかなりの優良企業です。
カネカの年収が高い理由は、会社が安定した業績を上げていることにあります。特にプラスチック製品の原料の1つである、塩化ビニル樹脂の生産が好調です。
カネカの基本情報
ここからはカネカの基本情報をご紹介します。以下の情報は、カネカの公式HPと有価証券報告書を参考にしています。
企業情報
まずは基本データとして会社概要をまとめました。
福利厚生・休暇制度
募集要項では、以下のように紹介されています。
社風・経営理念
カネカは「企業理念」「目指す企業像」「ESG憲章」を決めており、この3つを合わせて経営理念としています。
目指す企業像は経営理念を実現するための価値観であり、ESG憲章は企業理念を実現するための具体的な行動を定めたものです。
<企業理念>
人と、技術の創造的融合により
未来を切り拓く価値を共創し、
地球環境とゆたかな暮らしに貢献します。
<目指す企業像>
もっと、驚く、みらいへ。
思い描いた未来を、その手に。
先見的価値共創グループ Dreamology Company
お客さまと同じ未来を、同じ立場で見つめたい。
カネカの描く未来は、お客さまとつながる未来です。
<ESG憲章(企業理念を実現するための一人ひとりの行動指針)>
カガクで世界の人々の人生と環境の進化に貢献し、価値あるソリューションをグローバルに提供します。
一人ひとりの真摯で前向きな努力による企業理念の実現を通じて、社会的責任を果たします。
ビジネスモデル
カネカは以下の4つの事業を展開しています。
Material Solutions Unitが売上の4割を占める基幹事業です。
化学業界におけるポジション
業界動向サーチによると、化学業界の平均年収トップ3社は以下の通りです。
- 1位:三菱ケミカルHD・・・1,738万円
- 2位:ウルトラファブリックス・HD・・・1,281万円
- 3位:積水化学工業・・・911万円
カネカは業界内35位の年収でした。化学業界のトップ企業ではありませんが、比較的上位に位置します。業績は安定しており、少しずつ年収も上昇しています。
カネカと同じく平均年収が700万円程度の企業は、ニイタカやJSR、上村工業などです。
将来性
カネカは基幹事業の塩化ビニルの製造だけでなく、新規事業にも積極的に取り組んでおり、将来性があります。
たとえば昨今、地球環境のためにプラスチックストローの使用廃止をする動きがあります。環境に配慮する流れは化学メーカーにとっては逆境ですが、カネカはこれに対して植物性プラスチックの製造に力を入れることで対策しています。
時代の流れに合わせて柔軟に対応する姿勢は、引き続きの活躍に繋がると予想されます。
カネカの採用情報
カネカは2020年入社の技術職の募集で「情報機械電気系コース」を特設しています。
普通は技術職としての募集のみですが、昨今の情報技術の発展を受けて、カネカも情報系の技術者の育成に力を入れているのです。
AI、IoT、ロボティックスなどの情報技術に携わる社員の募集だけ別枠にして、重点的に採用しています。
まとめ
本記事では、カネカの平均年収や初任給、ボーナスを中心に解説しました。年収700万円に近い他の企業もぜひ比較・検討されてみてはいかがでしょうか。
本記事が少しでもみなさまのキャリア選択の一助になれれば幸いです。