ゼミに入る・入らないは大学次第です。ゼミに入らないと「就活で詰む」「公務員試験で不利になるかも」などと心配になるかもしれません。今回はゼミに入っていない学生がどのように就活対策をしていけばよいのか、またゼミに入っていないと就職が不利になるのかどうかについて説明します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ゼミに入らないと終わるのか
今になってゼミが面接だけでなく試験もあると知って絶望しました。面接だけだと思ってました。ノンゼミになります。これは神様のゼミ入らず独自に勉強とダンス頑張れという導きなんだと受け止めます。皆様今までありがとうございました。三田で友達もいない寂しい大学生になります。探さないでください
— 珍味 (@hanageshinnkenn) March 14, 2017
上記のツイートでは、ゼミに入りたかったのに試験を逃し、入れなかったことを嘆いています。まるで「ゼミに入れなかったので大学生活が終わった」かのように感じられます。
ゼミの強制加入・任意加入は大学によって異なります。ゼミに入りたいと考えているなら、事前に面接や試験の情報を把握しておく必要があります。
結論|ノンゼミでも就活は詰まない
直接相談乗ると「yuuuさんって面接最初から得意だったんですか?」とよく聞かれるんですがそんなことないです。何なら大学のゼミの面接2回落ちてノンゼミになりましたし、サマーインターンは笑えるほど落ちました。どれだけ苦手意識あっても徹底的に対策重ねれば何とかなります。安心してください。
— yuuu (@ad_career28) June 15, 2019
上記のツイートでは、面接が苦手でゼミに落ちた経験を語っています。それでも、ツイートをした人自身は面接を克服し、就活に成功したことが伺えます。
ノンゼミだからと言って、就活が詰むわけではありません。就活には前向きに取り組みましょう。
ゼミに入らないメリット・デメリット
ゼミに入らないことでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下はゼミに入らないメリット・デメリットの一覧です。
ゼミに入らないことのメリット・デメリットについて以下で説明します。
ゼミに入らないメリット
ゼミに入らないメリットには以下の2点が挙げられます。
- 他の活動に時間を費やせる
- 自分のペースで学習できる
ゼミ以外にやりたいことがあるなら、必ずしもゼミに入る必要はないでしょう。
メリット①|他の活動に時間を費やせる
ゼミに所属すると、時間や労力など大きなリソースを割くことになります。大学生活の目的がゼミではないところにあるなら、ゼミに入るとやりたいことへの時間が圧迫されることも考えられます。
しかし、ゼミに入らなければやりたいことに時間を十分に費やすことができます。自分の中でやりたい活動の優先順位が明確になっていて、ゼミの順位が低いなら入る必要はないかもしれません。
メリット②|自分のペースで学習できる
ゼミに入るとそのゼミでの進め方やスピード感、カリキュラムに合わせなくてはいけません。自分のやりたい勉強をやりたいスピードで学ぶことが難しくなる可能性も考えられます。
しかし、大学には文献もたくさんあり、自分のペースで学びたい分野を独学することもできます。例えば、国際政治について学びたい場合には、国際政治系のゼミに入ることが唯一の方法というわけではありません。
ゼミに入らないデメリット
一方で、ゼミに入らないデメリットもあります。
- OB訪問のコネクションが作りにくくなる
- アウトプット機会を失う
「ゼミに入らない」という選択肢を取るなら、この2点と向き合う必要があるということには留意しておきましょう。
デメリット①|OB訪問のコネクションが作りにくくなる
就活で内定を取るために大切なことの一つがOB訪問です。特に大企業だと、OB訪問で何人の話を聞いたのか、尋ねてくる企業もあります。
ゼミに所属していれば、教授がOBを紹介してくれることがあります。しかし、ゼミに所属していないとOBとのコネクションを持つことが難しくなります。会ってくれるOBを自力で見つけなければなりません。
デメリット②|アウトプット機会を失う
ゼミではプレゼンやディベートなど、大学1・2年次ではなかなか機会のなかったアウトプットの実践ができる環境が用意されています。ゼミに入らないと、貴重なアウトプットの機会を失うことになるでしょう。
アウトプットの練習を積んでおくと、就活の面接だけでなく、その後社会人として仕事をしていく上でも役に立ちます。自分でゼミに代わるアウトプットの機会を持つことができるようにしておくことをおすすめします。
ゼミに入らない人が陥りがちな罠
ゼミに入らない人は、以下の2点にあてはまる傾向にあります。
- 怠惰な生活で時間だけ浪費する
- 人とのコミュニケーションが苦手になる
それぞれについて以下で解説するので、ゼミに入らないのなら十分気をつけるようにしてください。
怠惰な生活で時間だけ浪費する
ゼミに入らないと、学習に追われることがほとんどない状況になります。一方で周囲の友達はゼミに入っていると、彼らはゼミで忙しくなるため、一緒に行動することも少なくなるでしょう。
1人で過ごす時間が増え、何もすることなく怠惰な生活に陥ってしまうことがよくあります。他に何もやりたいことがない限り、ゼミに所属していた方が生活にメリハリがつきます。
人とのコミュニケーションが苦手になる
ゼミでは教授や他学生、場合によっては他大学との交流もあります。そのため、人と適切なコミュニケーションをとることへの練習になります。
しかし、ゼミに所属していないと、いつも特定の人としか話さない環境に居続けることが多くなるでしょう。そうなると、初対面の人や年代が異なる人たちとのコミュニケーションが苦手になってしまうことが考えられます。
就活に向けた対策
ゼミに入っていないことに対し、就活の面接で聞かれる可能性は十分に考えられます。そのため、就活に向けて対策を取ることが大切です。
続いては就活にあたって用意しておくべきことについて説明します。下記の2点を押さえておけば、面接でマイナスな印象を与えることはありません。
ゼミに入らなかった理由を明らかにしておく
大学生の多くはゼミに入っています。そのため、面接官が所属ゼミやゼミでの専攻について聞いてくることが考えられます。
そこで、ゼミに入らなかった理由を的確に答えられるようにしておきましょう。理由があってゼミに入らないことを選択したことが面接官に伝われば、マイナス評価になることはありません。
ゼミ以外のガクチカを他の就活生より語れるようにしておく
ゼミに入らなかったかわりに、他の活動に時間と労力を注いだことを述べることが大切です。そのため、ゼミ以外のガクチカを他の就活生より語れるようにしておきましょう。
面接官の中には「大学生の本分は勉強なのに、ゼミに入らないのはおかしい」と考える人もいるでしょう。そんな面接官を納得させることができるだけのエピソードが必要です。
まとめ
ゼミに入る・入らないは自由であり、ゼミに入らなかったからと言って就活が圧倒的に不利になるようなことはありません。
しかし、ゼミに入らない理由や、ゼミに入らずに行った活動を明確にしておく必要はあります。ゼミの加入についてはメリット・デメリットを把握して後悔なく選択できるようにしておきましょう。