大学のゼミでは面接がありますが、自己紹介に悩む方も多いのではないでしょうか。何を話したらよいのかわからない方や、人前で話すこと自体が苦手と感じる方も多いと思います。そこで、この記事ではゼミの面接でどのような自己紹介をすべきかご紹介します。話すべきポイントや、用意すべき質問もお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ゼミの面接の自己紹介に悩む人は多い
大学では、ゼミに入るために面接を突破しなければならないことが多く、学生にとって面接での自己紹介は悩みの種となります。理由は様々ですが、自己紹介で悩むツイートが多々見受けられます。
学生が、面接の自己紹介に対してどのような感覚を抱いているのかを知るため以下をご覧ください。
ゼミ面接の三分の自己紹介で自分が陰キャだったとか話すつもりの奴いて草。吉と出るか、、、
— 私立文系 (@gomisibun) 2019年5月28日
上記のツイートは、知人が面接の自己紹介で何を話すか聞いた人の感想です。仮に自己紹介で話すべき内容がわからなくても、陰キャラだと言うのは好ましくないです。面接官とのコミュニケーションを心がけましょう。
ゼミの面接でテニス部ですしか言えなかったあたり落ち確
自己紹介だけのゼミ面接ってありなんですか?— ゆーま。 (@brumono1) 2018年11月21日
上記のツイートは、面接の自己紹介で所属サークルしか答えられなかったという悩みです。予期せぬ質問を受けた時、適切な返答ができずに後悔する人は多いのではないでしょうか。予め質問を予想すると良いでしょう。
自己紹介と自己PRを混同しない
自己紹介と自己PRは別のものであるため、混同してはいけません。以下は、自己紹介と自己PRの違いとなりますのでご参照下さい。
- 自己紹介: 初めて会う人に対して、自分の名前や所属などを説明し知ってもらうこと
- 自己PR: 聞き手に対して、自分の優れていることや得意なことをアピールすること
ゼミの面接で話す自己紹介のポイント
ゼミ面接における自己紹介では、話すべきポイントがいくつかあります。あらかじめ、面接の自己紹介で話すべき内容を把握しておけば、質問を受けた時に適切な答えを用意できず焦るという状況を回避することができます。
以下では、ゼミ面接の自己紹介で話すべき3つのポイントを紹介しますので参考にしてください。
①自分を薄く広く紹介する
面接の自己紹介における1つ目のポイントは、自分を薄く広く紹介するです。一般的に、話すことになれていない人は自分が好きなことや興味のあることばかりを話してしまいます。そのため、1つのことを深く紹介するという状態になります。
しかしながら、面接の自己紹介では聞き手が気になるポイントをいくつか話すことが推奨されます。
なぜなら、自己紹介は会話を続けるためのきっかけ作りであるため、聞き手が質問を続けられるように話題を提供することが求められているからです。
②ゼミに興味を持った理由にも触れると良い
面接の自己紹介における2つ目のポイントは、ゼミに興味を持った理由に触れることです。学生と面接官との共通話題として、ゼミに興味を持った理由が真っ先に挙げられます。
なぜなら、学生はゼミでどのようなテーマを勉強したいのか、面接官は自らのゼミでそのテーマを扱えるのかを判断する必要があるからです。
したがって、ゼミ面接の自己紹介では共通話題としてゼミに興味を持った理由に触れると良いでしょう。
③1分間に収まるようにする
面接の自己紹介における3つ目のポイントは、1分間に自己紹介が収まるように話すことです。自己紹介をする際、最も避けるべきは話が長すぎて面接官から中断をされる状態です。
そのため、自己紹介の練習をする際には必ず1分以内に話すべきポイントを伝えられるよう練習をしておくことが推奨されます。
録音をしたり、ビデオで自分が自己紹介をする映像を撮れば、1分以内に分かりやすく話せているかわかるため改善が可能です。
ゼミの面接で準備しておくべき質問
ゼミの面接では、聞かれやすい質問がいくつかあるため事前に回答を準備しておくと良いでしょう。例えば、以下がゼミの面接に向けて準備しておくべき質問です。
- なぜこのゼミに入りたいと考えたのか
- このゼミに参加して、どのようなテーマを研究したいと考えているか
- これまでに読んだ本の中で、特に印象的だった書籍は何か
初回のゼミでも自己紹介の機会がある
自己紹介は、ゼミの面接だけでなく初回のゼミにおいても行わなければなりません。ゼミの参加者を決める際、面接をするゼミは人気で大規模であることが一般的です。
そのため、初回のゼミでは参加した学生同士が互いを知るために自己紹介が必要となります。
初回のゼミの自己紹介のポイント
上述の通り、初回のゼミでも自己紹介が必要となりますが話すべきポイントがいくつかあります。ゼミの面接では、教授が聞き手でしたが、初回のゼミでは同期が聞き手となります。
そのため、同じゼミで勉強をする同期に対しどのようなポイントを伝えるべきか考えると良いです。以下では、3つのポイントを紹介します。
①同期と共通点がありそうな内容を話す
初回のゼミで話すべき1つ目のポイントは、同期と共通点がありそうな内容を話すことです。同じゼミで勉強をする同期は、切磋琢磨して競い合う相手であると同時に、学生生活を共有する大切な仲間ともいえます。
そのため、互いの共通点をシェアすることで親しくなるきっかけとなります。例えば、以下のような話題を自己紹介にて話すと共通点となる可能性が高いと考えられます。
- アルバイト
- 出身地
- 趣味
- 好きな音楽
- サークル
②周囲が驚くような意外な一面を紹介する
初回のゼミで話すべき2つ目のポイントは、周囲が驚くような意外な一面を紹介することです。中規模のゼミでは15~20名ほど、大規模なゼミでは20~30名ほどになることもあり、印象付けは自己紹介において重要なポイントとなります。
高校時代に成し遂げた実績や、現在取り組んでいることなど、良い意味でのギャップとして意外な一面を紹介しましょう。
ただし、マイナスの印象を持たれる可能性がある一面は控えましょう。なぜなら、学生生活を台無しにするリスクがあるからです。
③ゼミでやりたいことを話す
初回のゼミで話すべき3つ目のポイントは、ゼミでやりたいことを話すということです。大学のゼミでは、指導教授が研究するテーマの中でどのような問題意識を持っているかが評価されます。
そのため、初回のゼミで自己紹介をする際に、これからどのようなことをゼミでしたいか伝えましょう。
明確な問題意識を持っていることは、事前勉強を十分に行っている学生として教授や同期からの高評価に繋がります。
まとめ
大学のゼミでは、面接と初回のゼミにて自己紹介がそれぞれ必要であることがわかりました。自己紹介に苦手意識を抱いている学生も多いですが、話すべきポイントと聞かれる質問への返答を用意すると良いでしょう。
自己紹介は、繰り返し練習をすることでスムーズに話せるようになります。自己紹介が苦手という方は今回の記事を参考に自己紹介の練習をしてみてはいかがでしょうか。