飲み会マナーって本当に必要?メリットや注意点を徹底解説!

新学期はバイトや大学での飲み会が増え、お酌などのマナーをうるさいと感じる方もいらっしゃると思います。また、会社の飲み会では女性への接し方でよりマナーに気をつけなければなりません。本記事では、まず飲み会マナーの概略とメリット、続いて場面別の実践型飲み会マナーや注意点を解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

そもそも飲み会マナーは大切なのか

新入社員や大学生にとって、飲み会は先輩や上司がルールにうるさいため、参加するのがめんどくさいと感じることもあります。

また、くだらないセクハラ紛いの発言をする人もいるため、そもそも飲み会マナー自体に疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

そこで以下では、なぜ飲み会マナーが存在するのかを解説致します。

飲み会マナーを実践するメリットとは

飲み会を嫌だと思う大学生や新入社員の方にとって、一番最初に浮かぶ疑問は「なぜ飲み会マナーがあるのか」というものでしょう。

そこでこの見出しでは、新卒社員が飲み会マナーを実践するメリットを3つご紹介しますので、前向きに実行できるようにご参照ください。

目次

メリット①|上司との接点ができる

1つ目のメリットは、上司との接点ができることです。飲み会では、課長や部長といった管理職についている上司も参加することが多くあります。

  • 離れた席でも話しかけるきっかけになる
  • 優れたマナーで好印象を持ってもらえる
  • 個人的な会話ができる場合もある

例えば、同じ飲み会に上司数名が参加しているにも関わらず、飲み会マナーを知らないと話したり覚えてもらうことは極めて難しくなります。

しかし、飲み会マナー一つをきっかけとして、上司と接点を持つことが出来れば、良好な関係構築に繋がる可能性が大幅に広がるかもしれません。

メリット②|先輩との関係が深まる

2つ目のメリットは、先輩との関係が深まることです。先輩とは、仕事や飲み会の調整など会社におけるサポートやアドバイスをくれる人たちです。

  • 先輩の飲み会マナーを聞く機会がある
  • 飲み会マナーを練習する機会もありうる
  • 飲み会マナーの反省を後で相談できる

後輩社員をもつ先輩にとって、飲み会マナーは自らの経験を次に繋げていくことの一つであり、同じ大変さを分かり合える貴重な存在となります。

飲み会マナーは、先輩から学んですぐに出来るとは限らないため、先輩相手に実践してみたり反省点を生かしたりすることが大切です。

メリット③|同期内の話題ができる

3つ目のメリットは、同期内の話題ができることです。同期とは、同じ学年に入社した社員であり苦楽を共にするかけがえのない存在となります。

  • 飲み会をきっかけに話すネタができる
  • 上司や先輩の人柄や性格を共有できる
  • 飲み会マナーでの失敗を互いに学べる

上司や先輩がいかに良い人であっても、どこかで緊張や遠慮をしてしまうことは普通ですが、同期ならその心配も限られると考えられます。

同じ会社で働く中、お互いの悩みや不安を共有し合えることは精神的に大きなメリットになると言えるので前向きに飲み会マナーを捉えましょう。

飲み会マナーは上司や先輩への「気遣い」

前述の見出しでは、飲み会マナーを実践するメリットが何かを3つご紹介しましたが、結局のところどうすべきかで悩む方も多いと考えられます。

結論としては、飲み会のマナーとは上司や先輩に対して気遣いをすることであり、おもてなしの心を持って人に接することとも言い換えられます。

飲み会マナーがめんどくさいと感じたり、上司や先輩との関わりもくだらないと考えている方は、自らの人間性を磨く機会と考えてみましょう。

場面別!すぐに使える飲み会マナー

前述の見出しにて、飲み会マナーは上司や先輩への気遣いだとお伝えしましたので、具体的な手段を知りたい方もいらっしゃると考えられます。

本見出しでは、飲み会の3場面を想定してすぐに使える飲み会マナーを9つご紹介しますので、ポイントを覚えてぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

飲み会開始時

1つ目の場面は、飲み会開始時です。飲み会開始時とは、参加者が飲み会の店に集まってから着席を経て、飲食が始まるまでを指します。

  • 座席の位置決め
  • 乾杯の音頭

飲み会開始時におけるイベントとしては、これら2つが挙げられるため、気をつけるべき飲み会マナーとしても以下が考えられます。

マナー①|座席は目上の方から決める

1つ目のマナーは、座席は目上の方から決めることです。座席は大きく分けると上座と下座になりますが、人により座りたい位置が異なります。

  • 出入口に近い席
  • 中心部にある席
  • 窓際に近い席

具体的には、上述の3グループに分類されて、さらに上座と下座を加味すると6箇所となります。

人によっては、周囲を囲まれた上座中心席や下座中心席を嫌がるので、身分が高い人から選べるように気を配り席を決めると良いでしょう。

マナー②|乾杯時はグラスを下側にあてる

2つ目のマナーは、乾杯時はグラスを下側にあてることです。飲み会開始時には、乾杯の音頭とともに皆でグラスを軽く当てあうことが一般的です。

この時に、グラスの下部が上司や先輩の持つグラスの、中部から上部にあたるという事態は避けるように心がけましょう。

自分のグラスより上側から乾杯をされたと、不愉快に感じる人もいるため、相手の気持ちを汲み取ることが推奨されます。

飲み会中

2つ目の場面は、飲み会中です。飲み会中とは、乾杯が終わり皆が食べたり飲んだりし始めてから、飲み会がお開きに近付くまでを指します。

  • おかわりのグラス交換
  • 料理の取分け
  • 座席移動
  • 食べ終えた皿の処理
  • お開きの準備

飲み会中に気をつけるべきマナーとしては、これらの5つを挙げられますが、いずれも重要度が極めて高いので理解してできるようにしましょう。

マナー③|グラスの残り2割で注文の準備

3つ目のマナーは、グラスの残り2割で注文の準備をすることです。グラスの残り2割とは、新たな飲み物が来るまでまだ飲める状態となります。

  • 飲み物の減るペースをチェックする
  • メニューを渡してオーダーを聞く
  • 代わりにオーダーをする

このマナーでは、グラスの空き状況を把握し、メニューを確認してオーダーまで行わなければならないので、常に気を使う必要性があります。

お酒を飲みすぎて酔ってしまうと、周囲への気配りができなくなるため、ペースを落としたり軽い飲み物を選ぶなどすると良いでしょう。

マナー④|大皿料理は取分けて渡す

4つ目のマナーは、大皿料理は取分けて渡すことです。飲み会においては、料理が4〜6人で1皿として運ばれることが多く取分けなければなりません。

  • 直箸で大皿から料理を食べたくない
  • 料理を取りすぎたと思われたくない

大皿料理では、以上のように考えて食べるのを控えてしまう人が多いので、均等に食べられるような機会を作ってあげるべきと言えます。

  • 苦手な食べ物の有無を聞く
  • 均等分配を意識して取分ける

取分ける際には、店員から料理の皿を受け取りそのまま行うのがスムーズであり、気を付けるべきポイントとしては上述の2つがあります。

マナー⑤|1、2回は席替えで若手が移動する

5つ目のマナーは、1、2回はは席替えで若手が移動することです。席替えとは、飲み会にて座る場所を変えることを指します。

  • 出来るだけ多く様々な人と話す機会を作る
  • 話の盛り上がり具合を調整する

席替えをする意味としては、これらが考えられますが混乱を避けるためにも若手が中心となり席を移動すべきだと言えます。

席替えをする際には、あらかじめ時計回りで1席移動などのルールを決めて伝えておくと、時間を無駄にせず効率的に進めることが可能となります。

マナー⑥|空き皿は店員へ随時渡していく

6つ目のマナーは、空き皿は店員へ随時渡していくことです。飲み会のテーブルでは、飲み物や料理の皿がひっきりなしに持ち込まれます。

そのため、空いた皿をそのままにすると、すぐにテーブルが狭くなり、洋服を汚してしまったり飲み物をこぼしてしまったりする懸念があります。

飲み会の席が決まった時点で、自分の担当するテーブル以外は、各テーブルにつき1人お皿担当を決めてサポートをお願いすると良いでしょう。

マナー⑦|おしぼりや温かいお茶をもらう

7つ目のマナーは、おしぼりや温かいお茶をもらうことです。多くのお店では、飲み会がお開きとなる前に新たなおしぼりとお茶を提供しています。

飲み会のメニューが90%ほど運ばれてきて、食べ終わる前のタイミングにて、店員へ声をかけておしぼりとお茶をもらうようにしましょう。

この際、席を少し離れることができるならば、事前にお会計を済ませてしまうことも、飲み会をスムーズに進めるためのコツと言えます。

飲み会終了時

3つ目の場面は、飲み会終了時です。飲み会終了時とは、食べ物が全て運び終わり店を出るまでの時間を指します。

  • 退出時の忘れ物チェック
  • 飲み会をお開きにする挨拶

飲み会が終わる頃には、アルコールを摂取して酔っ払い、注意力が散漫な人が多いので、気遣いをより意識するべきと考えられます。

マナー⑧|忘れ物・預け物に気をつける

8つ目のマナーは、忘れ物・預け物に気をつけることです。たらふく食べて飲むと、自分が何をどこに預けたかや置いたか忘れる人が増えます。

  • カバンやコートの預け具合をメモする
  • 私物の置き場を決めておく

気をつけるべきは、これら2つとなりますが人によってはスマホや財布を椅子の周りに置いてしまったり、お手洗いに忘れることもあります。

誰がいつ出歩いたかや、席替え時に一声かけるなどして、忘れ物・預け物で嫌な思い出とならないように気配りを心がけましょう。

マナー⑨|締めの挨拶は手短にする

9つ目のマナーは、締めの挨拶は手短にすることです。飲み会がお開きになると、一本締めや三本締めなどをすることが多いと言えます。

  • 店を出たらダラダラと話させない
  • 一次会をお開きにすると声がけをする
  • 締めの挨拶はあらかじめ決めておく

そのため、これらに気をつけながら速やかに飲み会が終わるようにして、二次会へ行くメンバーと帰るメンバーに分けなければなりません。

立場が上の人や幹事など、飲み会を締める挨拶を誰がするのか決めておき、その場ですぐにできるよう手配をしておきましょう。

失敗しないための飲み会マナーの注意点

前述の見出しでは、場面別に飲み会マナーを9つ解説しましたが、本番で失敗するかもしれないと不安を感じる方もいらっしゃると思います。

そこでこの見出しでは、失敗しないための飲み会マナーの注意点3点をご説明しますので、あらかじめ理解して飲み会本番に臨むと良いでしょう。

注意点①一発芸

1つ目の注意点は一発芸です。一発芸とは、飲み会や演芸などにおいて、その場の人たちを楽しませるための短時間の芸です。

例えば、以下のような芸やネタは一発芸の定義に該当せず、参加者を不快にさせたり傷つけたりする可能性があり避ける必要性があります。

  • 参加者の中の誰かを誹謗中傷するネタ
  • 無意味で見苦しい下ネタ
  • 既に時期が過ぎて廃れた芸

また、飲み会の一発芸は誰かしらの記憶に残るだけでなく、写真として保存されることもあるので自己評価を避ける自体を作るべきでありません。

注意点②二次会

2つ目の注意点は二次会です。二次会とは、食事をメインにする一次会後に行く店であり、以下のような場所が候補に挙げられます。

  • カラオケ
  • 居酒屋
  • ラーメン屋
  • 飲み屋

二次会の場所では、どの店に行くかは幹事の決定次第にはなりますが、参加者リストや曜日を考慮して選ぶように気遣いましょう。

また、二次会に参加したい人もいればそうでない人もいるので、事前に出席確認をするなどして不快な気持ちになる人がいないようにしましょう。

注意点③飲み会代

3つ目の注意点は、飲み会代です。飲み会では、アルコール飲料の飲み放題を頼む確率がとても高いため、総額も高額になりがちです。

  • 飲み会の前に金額の割り振りを決める
  • 参加者一律で飲み放題コースを頼む

このように、飲み代に関するトラブルを防止する策を考える必要もありますが、幹事の仕事として必要不可欠な点だと考えられます。

もしも飲み会の代金をどう決めるべきかわからない場合には、事前に先輩社員などへ質問をしてアドバイスを聞いておくことが推奨されます。

「気遣い」をもって楽しい飲み会を!

ここまで、飲み会マナーに関して場面別の実践ポイントや注意点などをご説明しましたが、気遣いを忘れずに楽しむことが最も重要となります。

  • 人への気遣いは自分への気遣いに繋がる
  • 人への気遣いでさらなる成長が見込める

このように、視点を変えるだけでネガティブな印象ばかりだった飲み会マナーでも、ポジティブに捉えることは可能だと考えられます。

一歩を踏み出すことで、飲み会を満喫できることにも繋がりますので、気遣いをもって楽しい飲み会を心がけましょう。

まとめ

新卒社員や大学生にとって、飲み会マナーは嫌な印象が強いですが、実践することによるメリットがあり気遣いが大事であるとわかりました。

また、場面別に使える9つの飲み会マナーや3つの注意点もお伝えしましたので、これらを参考に皆様が飲み会を楽しんで頂ければ幸いです。

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