面接で「前向きに検討」は不採用?「前向きに検討してください」の使い方も解説

面接で、「前向きに検討します」という返信がメールが来たら不採用だと感じる方がいらっしゃいます。また、恋愛において前向きに検討は失礼だと思う人も多いのではないでしょうか。本記事では、まず初めに前向きに検討の意味について解説します。続いて、前向きに検討の使い方や面接での意味もお伝えします。

「前向きに検討」とは

日常生活では、「前向きに検討」という言葉を使う機会が限られているので、そもそもどのような場面で使うのかとお考えの方もいらっしゃると思います。

本見出しでは、「前向きに検討」とは何の意味かとその類語について解説致します。

目次

「前向きに検討」の意味

以下では、「前向きに検討」の意味をご説明します。

  • 積極的によく調べて考える
  • 建設的に良いか悪いか考える

「前向きに検討」という言葉は、「前向き」と「検討」に分解されます。前者には、正面を向くことや積極的・建設的という意味が含まれています。

そして後者には、よく考えて良し悪しを判断するという意味がわかれており、前述の2つのような意味となるのです。

「前向きに検討」の類語

以下では、「前向きに検討」の類語をご紹介します。

  • 総合的に検討する
  • 建設的に判断する
  • ポジティブに考える
  • 善処する

前述の通り、「前向きに検討」の意味と似た言葉としてはこれらが挙げられます。「前向きに検討」という言葉が使いにくい場面では、以上の類語もご活用下さい。

就活やビジネスの場面だけでなく、恋愛や交友関係などにおいて断りたいけれども断りにくいと感じた際には、「前向きに検討」の類語を使用することが推奨されます。

「前向きに検討」は必ずしも肯定的な意味ではない

前述の見出しでは、「前向きに検討」の意味と類語をお伝えしましたが、果たして本当に前向きな意味で使われているのかと感じた方もいらっしゃると思います。

  • 前向きに検討して、採用・合格とする
  • 前向きに検討しているふりをして、不採用・不合格とする

以上のように、「前向きに検討」とは一見すると1つ目の意味で使用されていますが、実際には2つ目の意味であることも考えられます。

また、相手から見て

  • その場で断ることはできないため場を収めるために言う
  • 自分の一存では決められないため、ほかの人の意見を聞く

という意味を含む場合もあります。

「前向きに検討」の使い方

前述の見出しでは、「前向きに検討」は必ずしも肯定的な意味ではないことがわかりましたが、実際の使い方を例文で確認したい方も多いのではないでしょうか。

以下では、ビジネスと面接での場面を想定して、「前向きに検討」の例文をそれぞれご紹介しますので、必要な際にご活用ください。

ビジネスでの「前向きに検討」の例文

以下では、ビジネスでの「前向きに検討」の例文をご紹介します。ビジネスでは、断る前の言葉という意味のみならず、持ち帰って検討をするという意味も含まれています。

  • 頂いた提案に関しては、前向きに検討致しましたが不採用となりました。
  • 本日のご要望は、前向きに検討の上で改めてご連絡差し上げます。

このように、ビジネスでは長期的な関係性を考慮して「前向きに検討」という言葉が使用されますが、どのような本心かはそれまでの会話や表情を見る必要性もあります。

人によっては、電話で「前向きに検討いたします」という場合は、「今すぐ断ると雰囲気が悪くなるため即答で断るのを防止するため」という目的で「前向きに検討」を使う方もいます。

しっかりとどのような意味で「前向きに検討」が使われているのかを見極めましょう。

面接での「前向きに検討」の例文

以下では、面接での「前向きに検討」の例文をご紹介します。面接では、新卒・中途を問わずその場で即決することが稀であり、社内会議で決定することが一般的です。

  • 本日の選考結果は、前向きに検討して後日メールにてご連絡差し上げます。
  • 先日の面接を前向きに検討した結果、採用となりましたのでご連絡差し上げました。

以上のように、面接で「前向きに検討」という言葉が使用されるのは、良い意味と悪い意味の両方が考えられます。

良い意味としては、

  • 面接を通過させてあげたいが、自分の一存では決められないため、上に掛け合うために保留したい
  • 今は決められないが、好印象だっため考えさせてほしい

悪い意味としては

  • 面接がよくなかったが、場を収めるためにとりあえず言う
  • 今ここで結果は言えないが、印象が良くなかったため即答で不採用というのを防ぐ

こういった意味があります。

面接では、受け答えのパフォーマンスのみならず面接官との相性や企業との社風も考慮されますので、「前向きに検討」という言葉が使われても深く考えすぎずにしましょう。

面接における「前向きに検討」

前述の見出しでは、面接における「前向きに検討」の例文をご紹介しましたが、実際の面接で言われた際にどう返答すべきか悩まれている方もいらっしゃると思います。

そこで本見出しでは、面接における「前向きに検討」をより深く理解し、適切な対応や返答ができるよう3つのポイントをご紹介します。

面接での「前向きに検討」に込められた意味

1つ目のポイントは、面接での「前向きに検討」に込められた意味です。辞書通りの考えると、ほぼ限りなく採用・合格だと思われますが実際には違うこともあります。

一旦持ち帰って検討したい

面接が終わっても、その場ですぐに結論を出せない場合には、「前向きに検討」と述べて保留し、一旦持ち帰って検討することとなります。

そのため、「前向きに検討」だから採用・不採用とすぐに決まっているわけではなく、まずは返答を保留して再検討をする際に使用されます。

その場を早く終わらせたい

面接では、あらかじめ時間が45分から1時間ほどと決まっていますが、状況によってはスムーズに会話が区切れないことも考えられます。

その際、「本日の面接結果は、前向きに検討致します」という一言が、面接終了のきっかけとなりますがその場を早く終わらせたい時にも使用されることがあります。

面接で「前向きに検討」と言われた場合

2つ目のポイントは、面接で「前向きに検討」と言われた場合です。新卒での就活をされている方は、面接の経験が少なくこの言葉に対して不安を感じてしまうと思います。

一喜一憂しない

仮に面接で「前向きに検討します」と言われた場合、採用されたのか落ちるという意味なのかは判断ができないので、とにかく一喜一憂しないことが重要と言えます。

面接では、自身のパフォーマンス以外でも他の候補者や、面接官の相性なども総合的に判断されるので、1回1回の面接で全力を注いで次を考えることが推奨されます。

返事・お礼は簡潔にする

面接において、「前向きに検討する」と言われた際に、返事やお礼は簡潔にすることが面接官への印象に影響を与えると考えられます。

  • 本日はお忙しい中、面接のお時間を頂きありがとうございました。
  • 面接の結果をご連絡頂くまで、数日の時間がかかること承知致しました。

例えば、以上のように簡潔な返事やお礼を言っておけば、何かをし忘れたと面接結果を待つ間にモヤモヤ感じることも少なくなると言えます。

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面接で「前向きに検討してください」と言う場合

3つ目のポイントは、面接で「前向きに検討してください」という場合です。面接では、どうしても就職がしたい本命企業も数多くあると考えられます。

失礼のないよう言い方に気をつける

面接を終えて、どうしても入社したいという熱意を伝える際、「前向きに検討してください」というニュアンスを失礼の無いように伝えることが必要と考えられます。

  • 本日の面接結果を、前向きにご検討頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
  • 他者も並行して選考中ですが、前向きなご検討結果を頂ければ嬉しいです。

「前向きに検討してください」という場合には、上述のように下手から礼儀をわきまえた言い方をするよう気を付けましょう。

返事に期待しすぎない

面接が終わり、「前向きに検討してください」ということはできますが、言ったからといって必ずしも良い結果が得られるとは限りません。

面接は、運の要素も含まれていますので「前向きに検討してください」という発言に対して、返事に期待しすぎないことも大切だと考えられます。

まとめ

前向きに検討とは、本来であれば積極的に考えるという意味ですが、ビジネスや面接では必ずしも良い意味とは限らないので、否定的なケースもあることがわかりました。

また、前向きに検討するの例文をビジネスと面接を想定してご説明しましたが、面接で使用された場合もご参照頂き状況に応じてご対応をされてみてはいかがでしょうか。

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