就活生の中には三菱グループの大手非鉄金属メーカーである三菱マテリアルへ希望する人も多いと思います。そこで気になるのが、三菱マテリアルの年収や採用情報です。本記事では三菱マテリアルの年収や採用、入社難易度についてみていきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
三菱マテリアルの平均年収
まずはじめに三菱マテリアルの平均年収を紹介します。本見出しでは三菱マテリアルの公式HP、採用HP、有価証券報告書などの公的なデータおよび口コミ・評判系サービスの情報を用いて作成しております。
35歳での平均年収を400万として、各年齢の平均年収を国税庁が発表している民間給与実態統計調査の賃金カーブを参考に算出しております。
西暦別の平均年収では、2016年を境に若干下がっているようです。しかし、大きな変動はなく、比較的高い水準で安定しています。
年齢別の平均年収は50歳から55歳がピークとなっています。65歳以上は、定年の影響もあり下がりますが、勤続年数が上がるにつれて年収も高くなる年功序列の傾向にあります。
職種ごとの平均年収
職種ごとの平均年収についてみていきましょう。三菱マテリアルの職種内容としては営業職、事務職 、開発・技術職となっているようです。
上記のように営業職がやや年収が高い傾向にあるものの、比較的変わらない給与設定となっているようです。
学歴ごとの平均年収
次に学歴ごとの平均年収についてみていきましょう。三菱マテリアルの学歴別の採用としては大学修士卒、大学学部卒 、高卒となっているようです。
学歴別の平均年収では、大学修士卒が一番高く、高卒と比べるとかなりの差があります。大学修士卒と大学学部卒ではそこまでの差はありません。
三菱マテリアルの初任給
三菱マテリアルの初任給としては大学修士卒、大学学部卒 、高卒と分かれます。
三菱マテリアルでは現在高卒での採用を行っておりませんので、高卒の場合の初任給はわかりません。現在では三菱マテリアルに入社するためには大卒以上の学歴を必要とするようです。
三菱マテリアルのボーナス
三菱マテリアルのボーナスは以下のようになります。
ボーナス支給日は年に3回あり、3月・6月・12月に支給されます。基本給の5ヶ月分から6ヶ月分貰うことができるので、ボーナスに関しては他社と比べてかなり良い待遇だといえます。
三菱マテリアルの年収・給与に関する評判
三菱マテリアルの年収の評判はどうなのでししょうか。「カイシャの評判」より三菱マテリアルの年収の評判をみていきます。
仕事の質に対して、給与水準が高いこと。
何十年も品質や性能が変わらない製品を
同じ工程で製造し続けているため、仕事を通じて
専門性やスキルなどの向上を要求されず、
命令に従って、「単純作業」「肉体労働」を
永延と続けるだけで、一般的な大企業と同じ水準の
給与が稼げる。
また、基本給上は、大卒総合職と高卒基幹職に差があり、
大卒総合職の方が、給与が高くなると思われがちであるが、
大卒総合職は、残業時間の制限が厳しく手当が無いのに対し、
高卒基幹職は、サービス残業無く残業が付けられる上に、
休日手当、夜勤手当などがあるため、大卒総合職と
高卒基幹職は、同年代では同じような収入となる。
組合員のうちはあまり給与はよくないが、非組合員(管理職)になってからは、それなりの給与になる。仕事のやりがいも含め、30代中盤までをどう乗り切るかは重要になる。
他社と比べて給与は比較的良いようです。また、高卒と大卒の給与では差があり、やはり大卒のほうが給与が良いとのことです。管理職になると給与もあがるので、管理職を目標に日々仕事を行っている方も多い印象です。
三菱マテリアルの年収が良い理由
三菱マテリアルは決して非鉄金属メーカー業界のトップではありませんが、年収は比較的良いです。総合的な平均年収では、もっと高い非鉄金属メーカーの企業もありますが、給与やボーナスの額をみても決して低くはありません。
三菱グループの財閥系企業ですので、安定した経営と年収が期待できます。もし三菱マテリアルに興味を持っているのであれば、積極的にエントリーしてみる価値はあります。
三菱マテリアルの基本情報
ここでは三菱マテリアルの会社情報をみていきます。三菱マテリアルはどのような特徴を持った会社なのでしょうか。
企業情報
三菱マテリアルの企業情報は以下のようになっています。
福利厚生・休暇制度
三菱マテリアルの福利厚生は、一般的な大企業と比べても遜色ないものとなっています。
- 入社時支度金、社宅・独身寮、転勤時支度金有り
- スポーツ施設、診療所、カフェテリアプラン有り
- 各種社会保険、企業年金、財形貯蓄、持株会、共済会などの制度有り
- 産休・育児休暇取得実績有り
- 年間休日120日以上、平均残業時間が月20時間前後
上記のように福利厚生に関してはかなり整っているといってよいでしょう。ライフワークバランスを考えながら働くことができ、社宅や独身寮も完備されているので生活の面で困ることはありません。
産休・育児休暇制度の取得実績もあるので、女性の方でも安心して働くことができます。
社風・経営理念
三菱マテリアルは「人と社会と地球のために」を企業理念とする総合素材メーカーとして、世の中にとって不可欠な基礎素材を供給してきました。
公正な事業活動を通じ、社会の高度技術化、情報化、国際化、環境意識の高まりなど、新しい時代の要請にチャレンジし、素材、製品、サービス、ソリューション、人材などを創造することを理念としています。
ビジネスモデル
三菱マテリアルは「人と社会と地球のために」を実現するために、大事にすべきものを「価値観」として制定しています。多様な個性を認め合い、切磋琢磨することで、チームを活性化してイノベーションを生むといったビジネスモデルを持っています。
誠実さとスピード感で、困難に立ち向かう意志を持って行動し、顧客や社会が必要とする素材、製品、サービス、ソリューション、人材を見極めて、優れた品質と適正な価格で提供するため、力を結集し挑戦を続けています。
非鉄金属業界におけるポジション
三菱マテリアルは業界としては11~12番目の立ち位置といわれています。非鉄金属メーカーとしては高い位置にいるわけではありません。
日本の非鉄金属メーカーのトップは日本軽金属ホールディングスやDOWAホールディングスで、平均年収も日本軽金属ホールディングスは約1,000万円、DOWAホールディングスは約800万円と三菱マテリアルと比べると高い水準を維持しています。
将来性
三菱マテリアルは産業の基盤である素材、製品、サービス、ソリューションを売っているため、安定した経営が見込まれます。そのため業績が急激に落ちるといったことはないので、安心して働くことができるでしょう。
三菱マテリアルの採用情報
三菱マテリアルではグローバルに活躍できる人材を求めています。三菱マテリアルは企業理念として以下の3つを掲げています。
- 多様な個性の尊重とチームワーク
- 誠実かつ迅速果敢な行動
- 顧客・社会のニーズ実現への飽くなき挑戦
そのため、国籍を問わず、多様な個性を尊重し、新しいことに挑戦できる人物が重宝される傾向にあるようです。三菱マテリアルの就活においては積極性やチャレンジ精神、グローバルな経験などをアピールしましょう。
まとめ
本記事では、三菱マテリアルの年収について解説しました。三菱マテリアルは非鉄金属メーカーのトップと比べるとやや年収が劣るものの、他の大企業と比べても遜色ない年収だといえます。また、福利厚生が充実しているのも魅力のひとつです。
本記事が少しでもみなさまの役に立てれば幸いです。