大広とは日本を代表する広告代理店であり、東京と大阪に本社を置く企業です。株式会社大広wedoが大広から事業分割されたこともあり、大広を希望する就活生も多いです。本記事では大広の事業内容、採用情報、面接時のポイントなどを紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
大広とは
大広は日本を代表する広告代理店ですが、その事業内容はどういったものでしょうか。本見出しでは、大広の事業内容や社長の情報を紹介していきます。
大広の基本情報
大広の基本情報は以下のようになります。
大広は大阪市北区に本社を置く広告代理店です。博報堂DYホールディングスの傘下でもあり、事業所は全国6ヵ所に展開しています。
代表取締役は落合寛司が務めており、元々は関西で発足した会社ですが、2019年からは大阪と東京にそれぞれ本社を置く2本社制となっています。
大広の事業内容
業務内容はテレビ、ラジオ、雑誌、映画などの宣伝広告の取扱いや、宣伝広告のマーケティング、プランニングが主となります。
また、芸能タレントの斡旋業や食料品・健康食品・健康薬品などの販売出版業なども手がけている企業です。
大広WEDOは双子会社
大広WEDOとは、大広の会社分割によって新たにできた大広の双子会社です。
令和元年にクリエイティブ、プロモーション領域における広告制作関連事業およびキャスティング関連事業に関する権利義務を承継させるため、新設分割する形で、新会社を設立しました。
本社所在地は大阪であり、代表取締役は濱弘幸です。
大広の社長は落合寛司
大広の社長は落合寛司が務めています。落合寛司の詳細なプロフィールは以下の通りです。
大広の代表取締である落合寛司は青山学院大学経営学部の出身です。大学を卒業後、博報堂に入社し博報堂の営業局長や博報堂ジーワン代表取締役を務めました。
2007年にはアメリカのインターナショナリスト誌エージェンシー・イノベーターズを受賞しています。
2010年に博報堂取締役常務執行役員に昇格し2011年には博報堂の取締役専務執行役員を経て、2014年から大広の代表取締役を務めています。
大広の強み
国内の総合広告代理店として第4位に位置する大広ですが、その大広の強みとは一体どこにあるのでしょうか。
本見出しでは大広の強みを紹介していきます。
強み①|ダイレクトマーケティングなら大広
大広の最大の強みはダイレクトマーケティングにあります。
ダイレクトマーケティングとは、広告やメディアを通して企業が顧客と直接につながり、購入や問合せなど具体的なアクションを促し、その反応をデータとして計測するマーケティング手法のことで通販などに使われています。
大広は20年以上前からこの分野に注力し、広告業界の中では「ダイレクトマーケティングならば大広」といわれている程です。近年はビックデータを利用した新たな手法にもチャレンジしています。
強み②|博報堂グループとの連携
大広は博報堂グループと連携してクロスメディアキャンペーンやクリエイティブ、プロモーションなどの事業を進めています。
テレビCMや新聞広告ポスターなどの複数のメディア手掛け、広告デザインやプロモーションのプランニングなども行なっています。
また、インターネットメディアにおいてはリスティングやアフィリエイトからオーディエンスデータ・ターゲティングなど先端領域の広告配信プラットフォームを提供しています。
強み③|アジア市場における事業拡大
大広は日本の広告会社としてはいち早く中国に進出し、現在では上海に100%出資の子会社を置いています。北京と広州にも拠点をおき、ベトナムではホーチミンとハノイに拠点をおいています。
グローバル化に伴って、台湾やインド、インドネシア、シンガポールに拠点を構えアジアでの事業拡大を図っています。
大広の採用情報
本見出しでは「大広の公式採用HP」より大広の採用情報や求める人物像や選考フローなどをみていきます。
大広の募集職種
国内の大学と海外の大学で広く人員を募集しています。募集職種はいずれも総合職となり、大広または大広WEDOのすべての部署が配属の対象となります。
勤務地は東京、大阪、名古屋など国内外の各事業所(グループ会社および海外現地法人含む)となっており、初任給は学部卒、院卒、既卒に関わらず同一で、月給234,600円と比較的高めに設定されています。
大広が求める人物像
大広は「キャンプを楽しむように、仕事をする」をテーマに働いており、クリエイティブな発想力と積極性のある人材を求めています。
また海外に拠点を持ち、積極的に海外進出行っているので海外の大学に通っている学生なども積極的に採用しています。しかし、高卒での募集はないので注意が必要です。
大広の選考フロー
大広の選考フローとしてはまずWebエントリーをすることになります。2021年卒のWebエントリーとはマイナビから行ってください。
Webエントリーのエントリーシートをもとに書類選考が行われ、その後TABLE DIALOGUEへと移ります。TABLE DIALOGUEは複数回行われ、その後面接へと進みます。
TABLE DIALOGUEとは一般の面接と違い、テーブルを囲むように座って行う面接や話し合いのことです。普通の面接よりも距離が近く、より親密に話し合うことができます。
大広の面接のポイント
- 積極的に発言する
- 自己PRをしっかりと考えておく
- どうして広告代理店業界を志望するのか明確にしておく
- 時事問題なのも聞かれることがあるのでアンテナを張っておく
大広では面接の際に公正を期すため、大学名を伏せて行われる場合が多いです。面接のポイントとしては積極的に発言し、自己PRに失敗しないように、前もって準備しておくことが大事です。
また、どうして広告代理店業界を志望するのか、などの考えを明確にしておき、他の就活生よりも印象に残る受け答えをしましょう。
広告業界は最先端の情報を仕入れておかなければなりません。そのため、時事問題なども聞かれることがあるので常にアンテナを張っておきましょう。
ユニークな情報発信
大広では「大広のInstagramアカウント」にて非常にユニークな就活情報を発信しています。
各先輩社員の方がInstagramにおいて、大広の良さや、強みなどをアピールし、大広の社員が積極的に新入社員を迎え入れようという姿勢が伺えます。
大広がどのような会社なのか、また先輩社員の情報も知ることができるので、興味のある方は是非ご覧ください。
大広の口コミや評判
本見出しでは「OpenWork」から大広の評判をみていきます。大広の働きがいやワークライフバランスはどのようなものでしょうか。
働きがい
若手が権限を持って仕事させてもらえる環境は揃っていました。ただ若手とシニア世代で年齢層が二極化しており、中間層が少ないように感じました。社内セミナーがありキャリア開発をサポートしてくれる仕組みがありました。
大手クライアントを担当させてもらいながらも、電博と比較して、若いうちから裁量権を与えてもらうことができる。また、キャリアプランをしっかりと提示できれば、自分の希望はある程度叶えてもらうことができる。
大広は非常にサポート体制が充実しており、若手でも積極的に仕事に取り組むことができます。中間層が少ないので、若手社員でもしっかりとした考えをもって発言すれば、プロジェクトを任せてもらうことができます。
大手クライアントの仕事に関わることができる醍醐味も、大広ならではの働きがいと言えます。
ワークライフバランス
昔は長時間労働、休日出勤も当たり前のように行われていましたが、現在は改善してきています。夏休みや有給も以前より取りやすくなるよう工夫されていると思います。また、ノー残業デーが設けられたり、深夜残業が以前までよりしにくくなったりと、時代の流れに遅れをとらないようにしようとする姿勢は感じます。ただ、仕事熱心、仕事好きな人が多いので、上司や同僚によっては、ワークライフバランスが取りにくいこともあります。また、クライアントファーストなので、休みの時期や勤務時間は担当クライアントにより左右されることもよくあります。社内外で飲みニケーションや休日のスポーツサークルのような活動も盛んな方だと思います。仕事仲間でワイワイするのが好きな人にはうってつけかもしれませんが、完全に仕事とプライベートを、分けたいという人にはあまり合わない社風かもしれません。
広告業界は長時間労働が多く、ライフワークバランスが取りにくいといったイメージが強いです。それでも、大広ではノー残業デーが設けられたりライフワークバランスの改善に取り組んでいる傾向にあります。
社内での飲み会やスポーツサークルなどが盛んなため、やはり仕事の割合が大きくなります。
女性の働きやすさ
産休、育休への理解が深く、女性にとって働きやすい職場だと感じました。自身はうけておりませんが、ワークライフバランスについての講習などもあったようで企業としてきちんと取り組んでいる様子を感じました。ただし繁忙期などのシーズンに入ってしまうとどうしても休みが取りづらい状況になることはあり、そこは男女に関係なく大変な印象を受けました。男女差というよりは、それぞれが抱えている案件の差で忙しさが決まる印象でした。
大広は産休、育休への理解が深いですが、広告業界ということもあり繁忙期にはどうしても休みが取りづらくなってしまいます。
女性にとって働きやすい職場には違いありませんが、仕事内容に男女の差はなく、仕事の忙しさはそれぞれ担当するクライアントにより変わるといってよいでしょう。
年収・給与
新卒入社 6年目 500万〜600万円 | 新卒入社から5.6年目くらいまでは残業代がでた。そのあとは残業代込みの給与体系になっていた。そのため、給与体系が変わると一時的に給与が下がるという話も聞いた。基本的には住宅手当はないが、転勤があれば住宅手当が出る。また、新卒の場合は東京採用、大阪採用とわかれており、大阪採用組が東京配属になった場合などは住宅手当が出る。住宅手当がでるのは期間が一定で決まっている。
年収は6年目で500から600万と比較的高いです。福利厚生に関しては、住宅手当が出ない企業もありますが、大広では転勤があれば住宅手当が出るようです。
しかし住宅手当が出る期間は決まっているので、住宅手当やその他の福利厚生の部分について前もって確認しておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は大広の大広の事業内容、採用情報、面接時のポイントなどを紹介しました。大広は大阪と東京に本社を置く広告代理店で、ダイレクトマーケティングを強みに海外にも進出している企業です。
また、大広では日本と海外の大学から幅広く採用を行っており、初任給も高いといえます。本記事が企業研究をする就活生にとって少しでも参考になれば幸いです。