建設業界でも大手の「大気社」は、高い年収実績を誇りますが「激務」や「きつい」などの意見や、転勤や出張の多さなどがうわさされています。ここでは大気社の住宅や資格手当などの福利厚生、また激務といわれる真相などを解説していきます。

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大気社は設備工事会社

「大気社」とは海外の19ヵ国に36もの関連子会社を持つ企業です。大気社の事業の中心は空気や環境に関わっており、「環境システム事業」と「塗装システム事業」の2つがあります。

また、海外に沢山の関連子会社を持っていて、5割以上は海外での売上です。そのため、転勤や出張の割合も多く、一般的に建設業の中でも激務と言われています。

大気社が激務である理由

理由①｜海外転勤や出張が多い

海外に沢山の拠点を持っているため、転勤や出張が多いです。海外での生活や仕事内容になれないことが多く、仕事がきついと感じる方も少なくありません。海外、また国内においても、現場ごとに仕事があるため、1つの拠点に長く滞在できることはないといっていいでしょう。

そいった理由で退職を検討されている方も多いです。また、人事評価と配置に計画性がないとの声も目に付きました。しかし、その分社宅や福利厚生などの手当は充実しており、年収は比較的高いようです。

また、資格手当等も充実しており、給料を多く稼ぎたい方には良い企業でしょう。

理由②｜仕事が泥臭い

やはり、現場での仕事となるため、仕事が泥臭いと感じる方も多いようです。基本的に外での仕事となりますので、夏場と冬場が特にきついと感じる方も多く、退職を検討される方も少なくありません。

また、海外での生活が合わずに体調を崩したりするため、精神的、肉体的に強い方でないと難しいでしょう。 そいった意味でも自己管理できる人材、また多様な環境に適応できる人材が好まれる傾向にあります。

理由③｜ワークライフバランスがとりにくい

退職を検討されている方の声に「ワークライフバランス」がとりにくい、ということもありました。仕事内容は取引先によって決まるため、激務になる事が多く、残業が多くあります。特に現場での仕事は、ほぼ毎日残業があるといってよいでしょう。

また、海外での業務も多く、3ヶ月以上日本に帰ってこれないことも多々あります。その為、「ワークライフバランス」がとりにくく、体調を崩してしまう方も多くみられます。

プロジェクトによっては、長時間の残業や長期出張があるため、若い時はよいけれど、家庭を持つと厳しいとの声も見受けられます。そういった理由により離職される方も少なくありません。

大気社が激務という理由で退職検討した人の声

「転勤や単身赴任等、異動が激しい点。現場毎に仕事があるため、１つの拠点に長く滞在できる期間は短い。家族の時間、個人の時間のあり方を考えると、転職して地元で定住する道もあると考えた。」

やはり、転勤や出張が多いと「ワークライフバランス」がとりにくいです。移動が激しく、家庭を持っても単身赴任となるため、家族と一緒に過ごす時間が限られてきてしまします。

家庭を大事にされる方には厳しい環境であることには間違いないです。そういった意味でも、大気社の仕事は激務だと言えます。

「個人的にはクライアントに仕事量が左右されコントロール出来ないのに一律残業するなと言われ、かといって人も増えず生産性を上げて対処という実現不可能なことを言われるのが辛かった。」

仕事量がクライアントに左右されるといったことも、大気社が激務といわれる要因の一つです。働き方改革が求められている以上、極力残業は減らす方針ではありますが、それにはクライアントの理解がないと難しいでしょう。

また、求職者にとって現場での仕事は嫌われる傾向にあるため、人材不足に陥りがちです。

大気社で特に激務な仕事は現場での仕事

やはり、大気社での特に激務な仕事は、拠点で活動する現場での仕事になります。先述したように、海外に拠点を持っているため、転勤や出張が多いことも原因です。海外での生活や仕事内容になれないと仕事がきついと感じ、転職を考える方も多いでしょう。

また、クライアントの理解が難しく、会社と取引先との板挟みに苦労する方も多いです。ですので、拠点で活動する現場での仕事は、肉体的にも精神的にも、かなりハードな仕事内容といえるでしょう。

大気社の働き方改革は進んでいる

大気社では仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらすものですが、同時に、家族や友人・趣味にかける時間も生活に欠かせないものであり、その調和がとれた状態でこそ、人生の生きがいや喜びは倍増すると考えられています。

そのため、社員の健康の保持増進に対する基本対策と実施計画の作成、および実施等を目的に、全国７本支店で安全衛生管理体制を整えており、必要な社員に対して本社人事部と各店衛生管理者と連携し健康管理を行っています。

また、2019年4月にインターバル制度を導入し、終業時間から8時間のインターバルを設けることで、社員の休息時間を確保し、同年10月には団体長期障害所得補償保険（GLTD）制度を導入し、就労時と同等レベルの給与を確保しながら療養に専念できる環境を整えています

参照：大気社 社員とのかかわり

大気社志望者に求められる資質

働き方改革も進んでいる大気社ですが、ここでは大気社がどういった人材を求めているのか、また求められる資質を挙げていきたいと思います。

資質①｜仕事に専念できる

やはり、海外での業務や転勤、出張も多いたため、仕事に没頭できる方には向いている企業です。また、年収も比較的良いため、時間よりも年収を好む方にはおすすめです。また、キャリアの育成環境も充実しています。

2019年4月には新たな行動計画を策定し、「女性の新卒採用者数を過去3年比で2倍に増やす」という目標を掲げており、男性のみならず女性のスキルアップのための研修や、働きやすい制度をさらに充実させ、女性社員のさらなるキャリア支援を強化しています。

資質②｜コミュニケーション能力がある

大気社では、ダイバーシティに関する取り組みを実施し、近年さらに重要度を増しています。多様な考え方や価値観を認め合うことで、変化する環境やニーズに対応でき、より働きやすく魅力のある仕事環境につながるものと考えています。

そのため、日本人のみならず、外国の方ともコミュニケーションが取れる方を広く求めています。また、拠点が海外にあることも多いため、現地の方ともコミュニケーションをとれるグローバルな人材育成に力を注いでいます。

資質③｜精神的、肉体的に強い

大気社では「組織風土改善委員会」を設立し、全社員が相互信頼・協調の精神のもと、物質面、精神面での働きがいを感じられる組織風土をつくることを目的としています。また、社員の意見や思いを積極的に取り入れるための活動に取り組んでいる企業でもあります。

また、インターバル制度を導入したり、団体長期障害所得補償保険（GLTD）制度を導入したりと働き方改革は進んでいますが、やはりなれない環境での業務が多いので精神的、肉体的な強さは必須です。

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まとめ

大気社は激務といわれているけれども、働き方改革は進んでおり、新たな制度作りも行われているので、労働環境は以前より改善されている印象も受けます。

年収は比較的高く、仕事に専念できる環境にあるため、コミュニケーション能力があり、肉体的、精神的に強い方にはおすすめの企業だといえます。