【2021卒】JAL(日本航空)の採用情報を解説!オススメの志望動機も紹介!

航空業界を目指す方にとって、JALは憧れの航空会社ではないでしょうか。JALでは、大学・専門学校を卒業する学生を対象として新卒採用を行っています。本記事では、まず初めに会社紹介と採用情報をお伝えします。続いて、JALの新卒採用に応募する準備のため、JALのインターンや併願先企業もご紹介します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

JAL(日本航空)は大手航空会社

JAL(日本航空)は、日本の大手航空会社です。以下は、JALの公式ホームページと有価証券報告書を参照してまとめました。

また、JALでは以下の事業を行っています。

  • 国内・国際運航事業
  • 国内・国際貨物事業

同じJALグループの子会社・関連会社と連携し、航空事業を運営しています。

JAL(日本航空)の採用情報

本見出しでは、JALの採用情報に関して以下4つのポイントを紹介します。

  • 募集職種
  • 採用人数と採用大学
  • 求める人物像
  • 選考フロー

既にJALへの応募を決定している方も、まだ迷っている方も採用情報をご参照下さい。

目次

JAL(日本航空)の募集職種

JALでは、新卒採用として以下4つの職種で募集を行っています。

JALでは現在、業務企画職 (地上職 数理・IT系)は業務企画職 (地上職 事務系)と異なる職種とされていますが、今後は合わせて同じ職種として募集がされる見込みです。

JAL(日本航空)の採用人数と採用大学

本見出しでは、JALの採用人数と採用大学を紹介します。JALの採用ホームページによると、毎年800名ほどが採用されており、採用人数の内訳は以下となります。

また、JALへの就職実績がある大学としては、早慶上智やMARCHといった私立大学に加えて、女子大や短大なども挙げられます。

JAL(日本航空)が求める人物像

JALでは、以下の7項を求める人物像として挙げています。

  • 感謝の心と、謙虚な学び
  • 果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
  • プロ意識
  • 採算意識
  • 多文化を尊重し、適応する
  • 仲間と共に働く
  • お客さまに心を尽くす

戦略・ビジョンでは、「世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社」を目指していること掲げており、JALでは理念の実現に貢献できる可能性を秘めた人を求めています。

JAL(日本航空)の選考フロー

本見出しでは、JALの職種別に選考フローをご紹介します。募集職種によって、選考過程も大きく異なるので、事前に確認をしたうえで対策を取ると良いでしょう。

①業務企画職(事務系/数理・IT系)の選考フロー

業務企画職(事務系/数理・IT系)の選考フローは、以下3つの選考フローに分かれています。

  • エントリーシートの提出
  • 適性検査・動画選考受験
  • 面接複数回

エントリーシートの提出は3月から可能ですが、面接は6月から行われます。そのため、内々定までは全体で4〜5カ月ほどかかる見込みです。

動画選考受験とは、あらかじめ提示された質問事項に対して回答をする動画を撮影し、提出する選考です。話し方の印象や、ポイントのまとめ方などに注意することが求められます。

②業務企画職(技術系)の選考フロー

業務企画職(技術系)の選考フローは、以下3つの選考フローに分かれていますが、事務系/数理・IT系と全体的には同じです。

  • エントリーシートの提出
  • 適性検査・動画選考受験
  • 面接複数回

業務企画職(技術系)では、動画選考受験や面接の中で大学や専門学校においてどのような取り組みをしてきたのか、貢献可能性を中心にアピールすると良いでしょう。

③自社養成パイロットの選考フロー

自社養成パイロットの選考フローは、以下5つの選考フローに分かれています。

  • エントリーシートの提出
  • 集団面接・心理適性検査
  • 飛行適性検査
  • 英会話面接・身体検査
  • 面接複数回

以上からわかる通り、自社養成パイロットでは業務企画系とは選考フローが異なります。心理適性検査や飛行適性検査では、パイロットとして相応しいかが判断されます。

また、英会話面接・身体検査では、実際にパイロットとして不自由なく英語を用いて働くことができるか、操縦に必要な視力などが備わっているかが問われます。

④客室乗務職の選考フロー

客室乗務職の選考フローは、以下4つの選考フローに分かれています。客室乗務職は募集人数が多いため、同じ年でも複数回の選考会に分かれて行われています。

  • 書類選考・筆記試験
  • 面接
  • 健康診断・体力測定
  • 適性検査

客室乗務職ではお客様への接客に加えて保安管理も行うため、健康面や体力面での判断がなされます。また、基本的な英会話力やマナーなども選考に含まれます。

エントリーから内々定が提示されるまででは、およそ3〜4カ月ほどとなる見込みです。

JAL(日本航空)のインターン情報

JALでは、業務企画職への就職を希望する学生を対象にしてインターンを開催しています。公式ホームページでは、内容や実施期間などインターン情報が掲載されています。

  • 航空業界について(業界理解)
  • 会社事業の説明(企業理解)
  • 業務企画職の仕事(業務内容の紹介)
  • グループワーク、グループプレゼンテーション
  • 社員との懇談会

3daysのインターンでは、参加するために面接を突破する必要があります。参加者には早期選考の優遇があり、文系50名のうち20名ほどは3月末までに内々定が出されます。

JAL(日本航空)志望者の併願先企業

本見出しでは、JAL志望者の併願先企業を紹介します。同じ業界であれば、競合他社やグループ企業への選考対策は立てやすいので、以下の情報をぜひご活用ください。

航空業界の中でJALと同様に人気が高いのが全日本空輸株式会社(ANA)です。どちらも業界最大手の企業ですが、同じ航空業界といっても企業によって社風や働き方は異なります。以下の記事では、ANAの採用情報を紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。

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また、以下の記事では、JALの子会社に関する情報をお伝えしています。事業内容や年収など、併願先として検討するための情報も多くありますので、ぜひご一読ください。

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JAL(日本航空)の特徴

本見出しでは、JALの特徴として強みと弱みをそれぞれ紹介します。

面接では、なぜ数ある航空会社の中からJALへの就職を志望しているのか、他社と比較して違いを明確にしながら志望動機を伝えなければなりません。

企業研究をさらに深めるためにも、JALの特徴を把握しておくと良いでしょう。

強み|経営破綻を乗り越えた経験

航空業界は、そのビジネスモデルから利益率の確保が特に難しいと言われていますが、JALは経営破綻を乗り越えた経験を現在に生かしていることが強みです。

JALは、2010年に業績の悪化から経営破綻を1度行っており、新たな会社としてのスタートを切ってからおよそ10年目の節目を迎えます。

業績の悪化は、主に売り上げの低下や利益率の悪化などによりますが、JALは経営破綻を教訓として競合であるANAよりも高い営業利益率を実現しています。

弱み|不完全なLCC子会社の管理

JALは、ジェットスターをはじめとするいくつかのLCCをグループの子会社としていますが、経営は各子会社自体が行っており、管理が不完全であるという弱みがあります。

企業経営において会社を買収して子会社化するメリットは、経営資源の適切な配分や事業戦略の共有によるシナジーです。

しかし、JALは経営破綻の影響もあり子会社の経営を完全には管理していません。今後組織統合をより最適化することで、JALグループとしてより効率的な経営が期待されます。

JAL(日本航空)のさらに詳しい情報

本見出しでは、JALのさらに詳しい情報を知りたい方に向け、仕事・キャリアと年収・将来性について紹介します。

JAL(日本航空)の仕事・キャリアを知りたい方

以下の記事では、JALの仕事・キャリアを知りたい方へ、職種別の詳細やキャリアパスなどの情報をお伝えしています。

JALへ就職後、思い描いていた仕事・キャリアと違うという理由で転職をすることにならないよう、あらかじめJALではどのような仕事・キャリアか正しく把握すると良いでしょう。

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JAL(日本航空)の年収・将来性を知りたい方

以下の記事は、JALの年収・将来性を知りたい方を対象としています。JALは、大手航空会社なので年収が高いと考えられますが、実態を知っておくことが推奨されます。

また、JALの将来性についても把握しておくことで、より具体的な志望動機とキャリアプランを描くことが可能になりますので、ぜひこちらの記事もご一読ください。

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JAL(日本航空)のエントリーシートのポイント

本見出しでは、JALのエントリーシートのポイントとして3点が挙げられます。

  • 実際に経験した具体的なエピソードを盛り込む
  • 聞き手に印象付けをするため、定量的に情報を伝える
  • 経験から何を学び、就職先でどう生かせるかを明確にする

エントリーシートを書く際には、就職先企業への熱意だけでなく活躍することができるという貢献可能性をはっきりと伝えましょう。

他の候補者よりも優れているとアピールすることも、就職活動では不可欠と言えます。

まとめ

JALは、日本の大手航空会社であり業務企画職や客室乗務職などで採用活動をおこなっていることがわかりました。

併願先企業や、エントリーシートのポイントなども紹介したので、これらを参考にJALへの就職準備を進めてみてください。

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