オハヨー乳業は創業66年で長く乳製品業界に携わる企業の1つです。業界では品質の高さも認められており、経営は安定しているとされています。今回はそんなオハヨー乳業の給与事情や同業他社との平均年収比較、社風、将来性などについて紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
オハヨー乳業は乳製品メーカー
今回紹介するオハヨー乳業は飲料・ヨーグルト・プリン・アイスなどを取り扱う乳製品メーカーで、1953年創業の会社です。
創業から一貫して乳製品の製造・販売を行っています。練乳供給会社としての創業から業績の伸びに伴い牛乳・アイスクリーム・乳酸菌飲料の販売と、製品ラインを拡大していきました。
常に現状に満足せず、社会貢献を第一に考えて新しい商品・サービス・技術開発に邁進している会社です。
以下の記事では、オハヨー乳業の採用情報を詳しく解説しています。選考フローや志望動機例など、就活生にとっては役立つ内容となっていますので、選考を希望する方はぜひご覧ください。
オハヨー乳業の給与事情
次はオハヨー乳業の給与事情について紹介します。
就活の未来による試算によれば、オハヨー乳業の給与水準は年次ごとに下記の水準になると想定されています。
大卒生で考えた場合、勤続年数10年で年収404万円と考えられ、平均年収をやや下回る水準の給料が想定されます。
オハヨー乳業の初任給
まずはオハヨー乳業の初任給を紹介します。
同社の公式採用HPの情報によれば、職種ごとに初任給(基本給)は以下の通りです。
製造・品質管理職のみで初任給が20万円を切っていますが、その他の職種では平均的な初任給の水準となっており、大学院卒の初任給は全て大学卒の初任給+4000円となっています。
オハヨー乳業の平均年収
次はオハヨー乳業の平均年収です。
オハヨー乳業では営業職と製造・品質管理職の他に、生産技術職と開発・基礎研究食がありますが、後者の2職種の平均年収に関する情報はありません。ほぼ同じ程度だと推測できます。
また、オハヨー乳業の平均給与については下記のような口コミもあります。
基本給が同業界でも売上規模の割に低く、大学院卒でも学部卒と比較して4000円程度しか上乗せがありません。
オハヨー乳業は同業他社と比較しても給与が低くなっています。
見込み残業制度のため、残業手当では稼げない。
上記の口コミの通り見込み残業制度のため残業手当では稼ぎづらく、先述の年次ごとの給料を見ても昇給率が低く稼ぐことは難しいと考えられます。
オハヨー乳業のボーナス
次はオハヨー乳業のボーナスについてです。
公式の採用HPの情報によれば、ボーナス(賞与)は6月と12月の年2回の支払いとなっています。同社の賞与(ボーナス)については下記のような口コミがあります。
年2回の賞与があるが、業種によって夏は4ヶ月分貰える場合があるらしい。(5年の間では多くても2.5ヶ月分だった)冬は2ヶ月分。
年2回の賞与は払われているようですが、この方の年間賞与は80万円で、ボーナス額もそれほど大きいものでは無いと考えられます。
オハヨー乳業の福利厚生
次はオハヨー乳業の福利厚生について紹介します。
上記の通り基本的な福利厚生は提供されています。製造業なので「製造・品質管理」職ではシフト制で製品管理を行っており、勤務時間が異なります。
また、Openworkでは以下のような口コミも見受けられます。
住宅手当は手厚くでるが、持ち家では手当はない。
住宅の購入を考える場合はオハヨー乳業では、住宅購入の殆どを自費や住宅ローンで賄う必要があると言えます。
同業他社の平均年収
次は同業他社との平均年収の比較です。
東証一部に上場している雪印メグミルクが他社と比較して圧倒的に平均年収が高くなっていますが、その他の企業は550万円以下となります。
同じ乳製品会社の中でもオハヨー乳業は450万円と平均年収は低い水準となっています。
オハヨー乳業の仕事
オハヨー乳業は、職種によって仕事内容が大きく異なります。理系でも工場や設備を担当する生産技術と、乳製品などの開発を行う開発・基礎研究では、求めれらる知識や考え方が大きく異なります。
仕事は人生の多くの時間を費すものなので、なるべく適性のある仕事に就いた方が良いのはいうまでもありません。
以下の記事では、職種ごとの仕事内容とキャリアパスを詳しく紹介しているので、就職を検討している学生は、ぜひご覧ください。
オハヨー乳業の社風
次はオハヨー乳業の社風について紹介します。
オハヨー乳業の公式採用ページによると積極性・熱意・社会貢献・現実主義・温故知新といった態度が重視されているとのことです。自分の仕事に情熱を持ち、現状に満足せずに新しいアイデアを実現することが求められます。
また、オハヨー乳業の社風については下記のような口コミも見られます。
管理職は、経験豊富で優秀な人が多い。常にサポート体制があり、課題に対して一緒になって取り組んでもらうことができる。
参考:転職会議
従業員の雰囲気は悪くはない。上には逆らえない雰囲気。
参考:Openwork
オハヨー乳業は社員の雰囲気は悪くはなく、上司からのサポート体制もあるという肯定的な意見があります。その一方で、上意下達的な組織文化があることで、やりがいを感じづらいという意見もあります。
オハヨー乳業の将来性
最後にオハヨー乳業の将来性についてです。
将来性について前向きな意見は、製品の品質は業界で認められている点に見られます。販売店・小売店に営業をする際に営業をかけやすいので、今後も継続的に販路の獲得は見込めるとされています。
反対に組織体制を不安視する意見があります。近年中途採用に力を入れているものの、定着率が悪く契約社員が増えていることで、組織文化が育たない。また経営陣が何をしているか分かりづらいといった意見もあります。
まとめ
今回はオハヨー乳業の年収・福利厚生・評判・社風・将来性などについて紹介しました。
本物志向が強く製品の品質は高いものの、組織体制や従業員への還元に疑問を感じる意見が目立ちます。
初任給は平均的な額を得られますが、持ち家所有・結婚・育児などを考える場合はより高給を得られる企業を考えた方が良いかもしれません。