大学では、興味のある授業を選んで履修登録をしますが、履修登録の失敗をしないコツを知りたいという方も多いのではないでしょうか。履修を取り過ぎると授業がきつく感じるため、履修登録をする際には気を付けなければなりません。この記事では、まず簡潔に履修登録が何かを説明し、続いて履修登録のコツをお伝えします。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
履修登録とは
履修登録とは、大学で受講する授業を選択しシステム上で登録をすることです。一般的に、半期で10コマから20コマほど履修登録をします。
履修登録では、予め履修が義務付けられている必修科目のない時間帯で、いかに効率よくかつ興味がある授業を登録するかを考えて決めなければなりません。
履修登録の最大のコツは「埋めたいコマの中で1番自分に合う授業」を選ぶ
履修登録の最大のコツは、「埋めたいコマの中で1番自分に合う授業を」を選ぶことです。大学生にとって、空きコマをどう埋めるかは悩みの1つです。
例えば、1限と3限目の間が空きコマの場合、どの授業が自分に適しているかを考えて1番合う授業を履修しましょう。興味のない授業を履修すると、落とす確率が高まります。
履修登録までに踏むべき5つのステップ
履修登録をする際には、踏むべきステップが5つあります。これらのステップは、いわば履修登録を失敗しないためのプロセスといえます。
以下では、履修登録をする際のステップを1つずつ紹介していきますので、履修を取り過ぎたり履修登録自体を忘れたということがないようにしましょう。
①履修に関するルールを確認する
履修登録をする際に踏むべきステップの1つ目は、履修に関するルールを確認するです。大学での履修登録では、守るべきルールが提示されておりそれに従わない場合単位が取れません。
- 別の時間帯にある同じ授業は、どちらか1方の履修とすること
- 基礎科目群の単位を取得してから、応用科目群の授業を履修すること
- 1年間の履修登録数は、50単位以下とすること
高校までは、履修する授業と時間割が予め決まっているため履修登録に戸惑う学生も多くいます。何をして良いのかと、してはならないのかのルールを正確に把握しておきましょう。
②卒業から逆算して履修単位数の目処をつける
履修登録をする際に踏むべきステップの2つ目は、卒業から逆算して履修単位数の目途をつけるです。大学では、卒業するために必要な単位数が決められています。
例えば、4年間で152単位以上の履修と定められている場合、1年間で平均38単位を取得しておかなければなりません。目安となる履修単位数の目途は、履修登録に不可欠となります。
③授業に関する情報収集を行う
履修登録をする際に踏むべきステップの3つ目は、授業に関する情報収集を行うです。大学では、先輩やサークルの友人を通して授業の情報を入手することができます。
授業では一定の出席数が単位取得の条件とされていたり、決められた授業数毎にテストが行われたりすることがあります。
履修登録をする際には、授業に関する情報収集を念入りにしておき、自分に合わない授業で履修登録に失敗したと感じることがないようにしましょう。
④履修する授業を選んで時間割を組む
履修登録をする際に踏むべきステップの4つ目は、履修する授業を選んで時間割を組むです。授業の履修を決める際には、以下の流れに沿うことが有効となります。
- 必修科目を優先的に選ぶ
- 選択必修科目を選ぶ
- 空いている時間帯に自由科目を選ぶ
ただ漠然と履修する授業を選んでしまうと、同じ時間帯にぶつかることがあります。優先して履修すべき授業の順位を確認し、時間割がどうなるか確認をしてみると良いでしょう。
⑤期限内に履修登録を行う
履修登録をする際に踏むべきステップの5つ目は、期限内に履修登録を行うです。履修登録は、各学部事務室の職員が生徒の入力データをもとにシステム登録をします。
そのため、履修登録は期限内に必ず行いましょう。
自分に合う授業を見つける為の5つの観点
履修登録をする際には、自分に合う授業を見つけるための5つの観点を持つように心がけましょう。前述の通り、自分に合う授業を見つけることは空きコマを埋める際に役立ちます。
本見出しでは、自分に合う授業を見つけるための5つの観点をご紹介します。履修登録を失敗しないために、ぜひ参考にしてください。
①内容に興味・関心があるか
自分に合う授業を見つけるための1つの観点は、授業の内容に興味・関心があるかです。様々な授業がありますが、興味がない授業では履修を続けられなくなる可能性があります。
履修登録をする際には、まず初めにその授業の内容に興味・関心があるかをよく考えましょう。
②開講時間が自分の都合に合っているか
自分に合う授業を見つけるための2つの観点は、開講時間が自分の津堂に合っているかです。大学の授業は、1限目から6限目まであるので朝早くから夕方まで多岐にわたります。
大学生活では、朝練や夕方からのアルバイトと授業をかけ持つ必要もあります。授業が何時からなのか確認し、自分の都合に合うか検討しておくと良いでしょう。
③評価基準と厳しさが自分に合っているか
自分に合う授業を見つけるための3つの観点は、評価基準と厳しさが自分に合っているかです。単位は、大きく分けてレポートかテストで評価されます。
また、評価基準も担当する教授によって千差万別のため、どのくらい厳しいかを調べておき自分に評価基準が合っているか否かを考えましょう。
④講師との相性は良いか
自分に合う授業を見つけるための4つの観点は、講師との相性は良いかです。大学の講師は、時間や出欠を細かく管理するタイプと、多少なら許容してくれるタイプがいます。
授業を履修する際には、講師との相性が良いかも把握しましょう。
⑤助け合える友人も履修するか
自分に合う授業を見つけるための5つの観点は、助け合える友人も履修するかです。大学の授業では、出欠提出や課題の相談など友人と協力し合うことが多々あります。
そのため、助け合える友人も同じ授業を履修するかは聞いておきましょう。
時間割を組む際のコツ・テクニック
履修登録において、時間割を組む際のコツ・テクニックを知りたいという方も多いのではないでしょうか。
以下では、時間割を組む際のコツ・テクニックを7つ紹介します。コツ・テクニックは、人によって正解が真逆になることもあるので、自分にあうものを参考にすると良いです。
①朝に弱ければ1限は無理しない
時間割を組む際の1つ目のコツ・テクニックは、朝に弱ければ1限は無理をしないです。一般的に、大学の1限は9時から9時半ごろの間から開始となります。
朝早く起きることが苦手な方は、1限の授業を無理に履修登録する必要はありません。一方で、朝早くから頑張れる方は時間を有効に活用するため1限を履修登録しましょう。
②全休を作って週休3日にする
時間割を組む際の2つ目のコツ・テクニックは、全休を作って週休3日にするです。大学の授業は月曜日から土曜日までの週6日ありますが、週休3日が効率的な履修登録です。
当然ながら週4日で、6日分の授業を履修登録しなければならないため負担は大きくなります。もしも、週2日の休みで十分という方は、履修登録する授業数を増やしましょう。
授業料は変わらないので、有意義な学生生活を送ることができます。
③3限を空きコマにして昼をゆっくり過ごす
時間割を組む際の3つ目のコツ・テクニックは、3限を空きコマにして昼をゆっくり過ごすです。3限は、お昼休み直後なので必然的に頭の働きが鈍くなりがちです。
無理に履修登録をして授業に集中ができないのであれば、昼をゆっくり過ごすことも良い方法です。一方で、昼食をとっても眠くなりにくい学生は3限も履修登録しましょう。
④語学前に空きコマにして課題をこなす
時間割を組む際の4つ目のコツ・テクニックは、語学前に空きコマにして課題をこなすです。授業では課題が出されるので、空き時間を用いてこなす必要があります。
例えば、課題が多く出される授業の前を空きコマとして課題をこなせば、授業の復習や理解度を高めることもできます。
反対に、課題は出されたらすぐにやりたいという人は、授業の直後を空きコマとしてみてはいかがでしょうか。
⑤1日5コマで「講義の日」を作る人もいる
時間割を組む際の5つ目のコツ・テクニックは、1日5コマで「講義の日」を作る人もいるです。授業に集中できる方は、履修登録を1日に詰めて行うことも効率的と言えます。1週間の内で講義の日を定めておけば、集中して勉強することができます。
反対に、ずっと勉強をし続けることが苦手な方は、1日3コマから4コマまでとしましょう。無理なく履修登録を行い、着実に単位を取ることも選択肢の1つです。
⑥5限はそのままご飯に行きやすいメリットもある
時間割を組む際の6つ目のコツ・テクニックは、5限はそのままご飯に行きやすいメリットもあるです。大学の5目は、夕方に終わる時間帯となるので1人暮らしの学生にとっては、そのまま友人とご飯に行けるというメリットもあります。
一方で、自宅が大学から離れていたり夕方からアルバイトがある方は、5限の履修登録を避けましょう。その他の時間帯を活用すれば、履修登録の失敗を回避することができます。
⑦2連続の空きコマは絶対にNG
時間割を組む際の7つ目のコツ・テクニックは、2連続の空きコマは絶対にNGです。大学の授業は1コマ90分なので、2連続の空きコマを作ると3時間となります。
その後の授業に行かなくていいという気持ちになりがちなので、このような履修登録はやめましょう。
履修登録全般に関する注意点
履修登録をする際には、履修登録全般に関する注意点を把握しておくべきと言えます。以下では、履修登録における3つの注意点をお伝えしますので参考にしてください。
①抽選の為に先行登録する講義もある
履修登録全般に関する1つ目の注意点は、抽選の為に先行登録する講義もあるです。授業によっては、履修人数が多すぎる状態を避けるために抽選をする場合もあります。
そして、そのような講義では抽選をする為に先行登録をしておく必要がある場合もあります。学部事務室に確認するなどして、先行登録を忘れずに行いましょう。
②春と秋のコマ数は均等に割り振る
履修登録全般に関する2つ目の注意点は、春と秋のコマ数は均等に割り振るです。半期ごとに履修登録が可能な授業数は、春と秋で同じことが一般的です。
春と秋のどちらかだけ履修登録が多すぎると失敗したと感じる結果になります。
③履修登録に失敗したら学生部に行く
履修登録全般に関する3つ目の注意点は、履修登録に失敗したら学生部に行くです。理由は様々ですが、履修登録に失敗することもあります。
その場合、失敗した履修登録を放っておかずに学生部に行き相談をしましょう。
【具体例】履修登録のコツを抑えた時間割
本見出しでは、法学部における履修登録のコツを抑えた時間割を紹介します。法律科目の履修が必須ですので、自分の目的に合った時間割を作成すると良いでしょう。
以下では、勉強を中心とした時間割と遊びの時間も確保した時間割をそれぞれご紹介します。
①勉強を中心にした時間割
こちらは、法学部の勉強を中心にした時間割です。弁護士や裁判官になりたいと考えている方は、できる限り勉強をする時間割となるように心がけましょう。
基本的に、遊び時間をとることはできないので空いている時間は自習時間とし、判例の調べ物や予備試験の準備にあてることが望ましいです。
②遊びの時間も確保した時間割
こちらは、遊ぶの時間も確保した時間割です。体育連盟の学生や、民間企業への就職を検討している法学部生は勉強と遊びの時間をバランスよく取れるように心がけましょう。
大学生のうちに司法試験を受ける必要が無ければ、空き時間は自習時間と空きコマに分けることができます。
まとめ
履修登録では、取り過ぎて失敗をしないために興味のある授業を優先したり、効率的な時間割を作ることが必要だとわかりました。
大学生活の目的を軸に、自分に合った最適な履修登録をすると良いでしょう。