カバヤ食品の平均年収は約500万円(平均年齢32.9歳)です。口コミでも「岡山の会社では高水準」「ボーナスが4ヶ月分も出る」と良い評判が目立ちます。今回は、平均年収や初任給、賞与など、カバヤ食品の給与面の待遇について紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
カバヤ食品の平均年収
本見出しではカバヤ食品の公式HP、採用HPなど公的なデータおよび口コミ・評判系サービスの情報を用いて作成しております。
カバヤ食品は、非上場企業で有価証券報告書も公開されていないため、正確な平均年収は分かりません。ただし、企業の口コミ・評判サービス「カイシャの評判」によると、平均年齢32.9歳で481万円という平均年収が公開されています。
初任給
以下の表はリクナビ2020を参考にしたカバヤ食品の初任給になります。カバヤ食品の初任給は、職種や学歴によって大きな差がありますが平均しておよそ21万円程度だと考えられます。
以下の見出しでは、職種・学歴別に初任給のデータを紹介していきます。
職種ごとの初任給
カバヤ食品では、営業職に特別手当や営業手当が含まれているため、技術職に比べて初任給が高めに設定されています。カバヤ食品のチョコレートやグミなどの菓子をコンビニに売り込む仕事となるため、社内でも重視されています。
学歴ごとの初任給
カバヤ食品は、大卒と大学院卒で約7,000円ほどの初任給の違いがあります。年間にすると8~9万円ほどの開きが出るので、大きな差といえるでしょう。
ボーナス
カバヤ食品では、毎年6月と12月にボーナスが支給されます。賞与額は、年間で約4~5ヶ月の給与分に相当します。仮に、月収が30万円で5ヶ月分のボーナスが出ると、年収は510万円です。
企業によってはボーナスが出ないことも多いなか、カバヤ食品は賞与面で非常に待遇が良いといえます。
カバヤ食品の年収・給与に関する評判
本見出しでは企業の口コミ・評判サービス「カイシャの評判」に寄せられた投稿を用いて文章を作成しております。
岡山県としては結構高い給与水準だと思いますが。地元の人間としては可も無く不可も無くといったところです。ボーナスも年4ヶ月+αですので、このご時世では有りがたいと思います。大手企業と比べると全く勝負になりません。あくまで岡山で暮らしてゆく分には過不足ないということです。
参考:カイシャの評判
カバヤ食品は岡山県岡山市に本社があるため、働いている人の多くが岡山圏内に住んでいます。一人暮らしだと、岡山県の家賃相場は4~5万円ほどに落ち着くことも多く、約480万円の平均年収でも十分に生活できます。
おそらく食品業界では標準。工場の人たちは基本給が安い代わりに時間外手当や休日出勤手当などがきっちりつくので、勤務の時間帯や繁忙期などは結構もらってそう。ただ、それ以外のスタッフはほぼ定額。昇給率は決して高くなく、入社年の差のある先輩でも案外差がなかったりするらしい。給料は多くなくても、住宅手当は大目に出してくれるので、そこを考慮すれば決して悪くはないのかなと思います。
参考:カイシャの評判
カバヤ食品は、充実した手当制度で社員の収入に還元しています。初任給では営業職に見劣りする技術職ですが、各種手当によって収入が増えることも多いようです。
また、カバヤ食品は年功序列制度で、仕事ができるからといって収入が高くなるわけではありません。その代わり、長く勤務していれば自然と年収も高くなっていくため、安定感に優れているといえるでしょう。
カバヤ食品の基本情報
本見出しではカバヤ食品の公式HPなど公的なデータを用いて文章および表を作成しております。
基本データ
カバヤ食品は、岡山県岡山市に本社をおく製菓メーカーです。もともとは水飴の製造・販売業からスタートし、その後はキャラメル、ガム、チョコレートなどを扱うようになりました。
有名な商品に「ジューC」「さくさくパンダ」「サクッとマカロン」などがあります。
福利厚生
カバヤ食品は次のように、非常に充実した福利厚生が用意されています。
- 財形貯蓄
- 住宅資金融資制度
- 労災特別補償制度
- 退職金制度(ポイント制:確定拠出年金)
- 育児休業制度
- 介護休業制度
- 独身寮・借上寮(個人負担:月10,000円)
- 家族手当
- 時間外労働手当
- 通勤手当 など
退職金や財形貯蓄はもちろん、独身寮や社宅が用意されているのも嬉しいポイントです。そればかりか、手当制度が充実していることが特徴で、なかには寒冷地手当や帰省手当など珍しいものも含まれています。
社風・経営理念
日本カバヤ・オハヨーホールディングスのグループ企業であるカバヤ食品は、その経営理念も親会社のものが反映されています。「真の欲求を究めて、ホンモノをカタチにする」という理念のもと、現場の技術力を重視する思いが継承されているのです。
カバヤ食品は従業員を大切にする社風が特徴で、50代以上のベテラン社員から積極的にサポートしてもらえる環境が整っています。周囲には気さくで優しい先輩も多く、若手でも自由闊達に議論ができる雰囲気があります。
ビジネスモデル
カバヤ食品のビジネスモデルは、自社で製菓というオリジナルの商品を生産し、スーパーやコンビニなどに販売することで利益を得ています。
一般的なメーカーに比べ卸売会社を中継しないため、製品あたりの販売価格が高く、業界での売上総利益率は45~55%と高水準です。カバヤ食品は2017年から海外輸出を開始するなど、今後は国外での規模拡大を視野に入れています。
食料品(製菓メーカー)業界におけるポジション
製菓メーカー業界では、江崎グリコやロッテ、カルビー、森永製菓の順に売上規模が大きくなっています。
菓子業界全体の市場規模は約3.6兆円で、トップの江崎グリコ(売上高3,500億円)は約10%のシェアです。一方、チョコレート、ヨーグルト、牛乳、グミの4品目では、明治製菓と明治乳業が統合して生まれた明治ホールディングスが圧倒的シェアを握ります。
カバヤ食品の売上高は220億円で、業界では11~15位ほどの位置にあります。ただし、「塩分チャージタブレッツ」で有名な塩分補給菓子市場では、ナンバーワンのシェアを誇ります。
将来性
カバヤ食品は、もともとキャラメルに強い製菓メーカーでしたが、時代の変化に合わせて徐々に商品開発の方向性を変化させつつあります。たとえば、先ほどの「塩分チャージタブレッツ」は顧客ニーズに合致し、一躍大人気お菓子へと成長しました。
社内では、若手やベテランにかかわらず積極的に意見交換が行われ、商品企画会議も頻繁に開かれています。大手に比べると企業規模は小さいものの、人気商品を多数開発することで企業価値が高まっていくことが予想されます。
まとめ
本記事では、カバヤ食品の平均年収や初任給、ボーナスを中心に解説しました。
年収500万円に近い他の企業もぜひ比較・検討されてみてはいかがでしょうか。本記事が少しでもみなさまのキャリア選択の一助になれれば幸いです。