本記事では、カバヤ食品の採用情報を徹底的にお伝えしていきます。基本情報や将来性はもちろん、過去の採用データ、募集要項、平均年収など、この記事を読むだけでカバヤ食品の全貌が理解できます。製菓業界への就職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
カバヤ食品の基本情報
本見出しではカバヤ食品の公式HPなど公的なデータを用いて文章および表を作成しております。
基本データ
カバヤ食品は、岡山県岡山市に本社をおく製菓メーカーです。清涼菓子である「ジュ―C」や、チョコレート菓子の「サクサクパンダ」、「ピュアラルグミ」などが代表的な商品です。
主なグループ企業
カバヤ食品の主なグループ企業は次の通りです。カバヤ食品は、日本カバヤ・オハヨーホールディングスの100%子会社に位置し、以下のグループ企業も日本カバヤ・オハヨーホールディングスの傘下にある企業がほとんどです。
社風・経営理念
カバヤ食品の経営理念は、カバヤ・オハヨーホールディングスの思想に基づいています。グループ共通で、「真の欲求を究めて、ホンモノをカタチにする」ことを経営理念としています。
アットホームで温かい雰囲気のある社風が特徴で、それぞれの社員を大切にしていることが分かります。生産ラインの改善策を積極的に話し合うなど、社内の風通しも良い特徴があります。
ビジネスモデル
カバヤ食品を始め、製菓メーカーのビジネスモデルは、主に子どもによる需要トレンドを予測し、適切な量を流通させることに特徴があります。ただし、お菓子にも様々な種類があるため、扱う商品によって各社の差が生まれます。
カバヤ食品が得意とするのは、キャラメル・グミ・ガムの3種類です。創業当初は水飴を製造しており、2月と8月の閑散期を埋めるためにキャラメルの生産を開始しました。
2017年頃になると、「プチ贅沢」や「自分へのご褒美」という新たなニーズが誕生し、カバヤ食品も「サクッとマカロン(カレーム)」や「生キャラメル」など、高級感のある「大人用菓子」を積極的に展開しています。
食料品(製菓メーカー)業界におけるポジション
製菓メーカーの業界は、非常に規模の大きい企業が上位シェアを占めています。売上高3,500億円の江崎グリコを筆頭に、同3,000億円のロッテ、同2,490億円のカルビーと続きます(2019年3月期ベース)。
カバヤ食品の売上高は220億円と、業界のなかでは11~15位に位置します。製菓業界の市場規模は1兆4,783億円で近年は横ばいの成長を続けていますが、海外への進出が期待されており、まだまだ拡大の余地は残っています。
将来性
カバヤ食品は、大手製菓メーカーに比べると売上規模は劣るものの、人気のある製品も多く、しっかりとブランディングできている点が好評価です。
また、2017年には菓子の海外輸出を開始し、2019年に食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000の認証を取得しました。カバヤ食品の安全・衛生管理は非常にレベルが高く、その強みを活かして、海外でも一定の認知度を獲得できるでしょう。
カバヤ食品の採用情報
本見出しではカバヤ食品の採用HP、ナビサイトの採用ページなど公的なデータを用いて文章および表を作成しております。
技術職
技術職には、製造や品質管理、生産技術、応用研究といった職種があります。普段から馴染みのあるチョコレートやクッキー、グミなどに直に触れることができるため、やりがいのある仕事といえるでしょう。
ここでは、技術職の募集要項や採用実績を紹介していきます。
募集要項
技術職の募集要項は次の通りです。岡山と茨城に生産工場があるため、希望する勤務地で働くことになります。応用研究を志望する場合、東京支社でも働くことが可能です。
採用実績
技術職の採用実績は次の通りです。毎年5~10名ほどの採用を行っており、関関同立やMARCH、早慶上智など幅広い大学の採用実績があります。
営業職
営業職では、スーパーやコンビニなどで商品の魅力を伝える営業、市場調査やコンセプト企画などを考える商品企画の職種があります。給与面では技術職よりも恵まれており、特別手当なども支給される点が特徴です。
ここからは、営業職の募集要項や採用実績を紹介していきます。
募集要項
営業職の募集要項は次の通りです。事業所や営業所は全国各地に存在しているため、もっとも自分に合う場所で働くことができます。
採用実績
営業職の採用実績は次の通りです。技術職と同じように、毎年5~10人ほどの採用枠が確保されています。
福利厚生
カバヤ食品では、次のように充実した福利厚生が用意されています。特に、諸手当の豊富さは、大企業や上場企業にも引けを取りません。
- 財形貯蓄
- 住宅資金融資制度
- 労災特別補償制度
- 退職金制度(ポイント制:確定拠出年金)
- 独身寮・借上寮(個人負担:月10,000円)
- 借上社宅
- 家族手当
- 特務手当
- 通勤手当
- 休日労働手当 など
昇給は年に1回、賞与は年に2回、年間の休日数は114日です。また、教育制度も充実しているため、働きながら仕事に必要な様々な知識・技術を学ぶことができます。
求める人材
カバヤ食品では、どのような人材が求められているのでしょうか。ここでは、人物像や資格・スキル、学歴の3つのポイントから解説していきます。
人物像
カバヤ食品は2017年に海外に進出し、これからブランド価値を高める様々な新商品を開発していかなければなりません。お菓子に関する深い知識がないとしても、自分なりの理想を持ち、その実現に熱い思いで行動できる人が求められます。
技術職や営業職にかかわらず、社内では商品企画や生産管理など、様々なテーマについて日々話し合いが行われています。自分から積極的に提案できる人は、カバヤ食品に向いているといえるでしょう。
資格・スキル
カバヤ食品に入るには、特別な資格が必要なわけではありません。ただし、社内には熱意があり、バリバリ働くタイプの社員も多いため、研修などを通じて積極的にスキルアップする姿勢が欠かせません。
カバヤ食品では、チームで仕事を進めていくことが基本です。そのため、コミュニケーション能力が何よりも重要となります。営業職ではコンビニなどに売り込みに行くことも多いため、企画提案力も磨いておきましょう。
学歴
カバヤ食品の採用大学は、関関同立やMARCH、早慶上智のほか、大学ランクにかかわらず幅広い採用実績を誇ります。学歴の高さよりも、カバヤ食品のビジョンに共有できるかということが大切です。
カバヤ食品の平均年収
カバヤ食品は、2019年10月時点において未上場企業となっています。IR情報や有価証券報告書も公開されていないため、正確な平均年収を割り出すことはできません。
ただし、「カイシャの評判」などの企業口コミサイトでは、実際に働く社員の平均年収を公開しています。それによると、30代で約400~450万円の年収が平均的なようです(経営企画や広報、人事職は約600万円)。
カバヤ食品の評判
本見出しでは企業の口コミ・評判サービス「カイシャの評判」に寄せられた投稿を用いて文章を作成しております。
【周囲からのサポート】50代以上の名物社員たちは、息子・娘のように温かく指導をしてくれる。また、その世代は面倒見もよく、競合他社や得意先からもよい心象を得られることが多い。
参考:カイシャの評判
上記の通り、カバヤ食品は若手とベテランの垣根が低く、非常にアットホームな雰囲気だということが分かります。年齢が離れていても意見を聞いてもらいやすいため、不明な点や提案などは積極的に行うとよいでしょう。
ボーナスについては年功序列で、仕事してなくても勤続年数が多い人からとっていくので、若手でバリバリ仕事していても あまり反映されてないのでモチベーションが下がる。残業して稼ぐしかないが、ここ最近はあまり残業ないので キツい。
参考:カイシャの評判
一方、上記のように、社内に古い体制やシステムが残っている点はデメリットです。カバヤ食品では、各種研修や企画会議によって学べることも多いため、若い頃はお金よりも能力やスキルの習得に熱を入れるなど、割り切ることも大切でしょう。
まとめ
本記事では、カバヤ食品の基本情報や採用情報、年収・評判を解説しました。
社風や評判など実際に説明会やOB訪問を通じて企業研究を深めていくことをおすすめします。競合他社や他の人気企業の企業研究記事もぜひご覧ください。