マッキンゼー・アンド・カンパニーは、アメリカに本社を置く戦略系コンサルティングファームです。マッキンゼーは、東大生が100人受けても1人しか採用されないと噂されていますが、学歴の実態については気になります。この記事では、まずマッキンゼーの企業と採用情報について紹介し、その後学歴について解説します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
マッキンゼーの企業情報
以下は、マッキンゼーの企業情報に関するまとめ表です。
マッキンゼーは、およそ90年の歴史を持っています。日本支社の従業員は約2万人の大企業です。外資系コンサル会社の中では、日本でもっとも知られた企業と言えるでしょう。
マッキンゼーの採用情報
マッキンゼーでは、大学生・大学院生を対象とした新卒採用を行っています。マッキンゼーの採用過程は、面接に呼ばれることすら難しいと言われていますが実態はどうなのでしょうか。
以下では、マッキンゼーの採用における真相に迫るため、選考フローと採用活動に関してご紹介します。
マッキンゼーの選考フロー
マッキンゼーでは、新卒採用において以下の選考フローを用意しています。各選考では、応募者の学生が戦略コンサルタントとして働く力量を兼ね備えているか否かが審査されます。
- Web登録
- 適性検査
- 筆記試験
- 面接(ケース面接を含む)
- インターンシップ
以上のように、マッキンゼーの選考フローは一般的な企業や銀行とは異なります。特筆すべきは、ケース面接と呼ばれる選考フローがあることです。ケース面接とは、仮説を立てながら論理的に回答を導き出す、問題解決型の面接です。
また、内定を受領するにはコンペ式のインターンシップにて、コンサルタントとしてのポテンシャルを発揮し、素質があると認められなければなりません。
マッキンゼーの採用大学
マッキンゼーでは、以下の大学・大学院からの採用実績があります。
マッキンゼーでは、理系の国立大学院生を中心として採用をしており、文系大学生の採用実績は早慶以上に限定されています。
マッキンゼーの選考に学歴は影響するか
マッキンゼーでは、エントリーシートの提出時に学歴が審査され、一定レベルの学歴を有していない場合は次の選考フローに呼ばれることはありません。
これは、顧客が大企業の経営者層であるため、肩書として学歴が必要となるからです。仮に、文系の早慶レベルに学歴が達していない、選考に致命的な影響を受けることとなります。
マッキンゼーの選考を突破するために必要なこと
マッキンゼーの選考を突破するには、上述の学歴に加えていくつか必要なことがあります。これらは、戦略コンサルタントとして働くことができるか否かを判断する指標です。
以下では、その中から代表的なポイントを3つお伝えします。選考で落ちないために、参考にしてみて下さい。
①地頭の良さ
選考を突破するために必要な1つ目のポイントは、地頭の良さです。地頭とは、論理的な考え方や頭の回転の速さなどを総合した力を指します。
戦略コンサルタントは、顧客である大企業の経営者が解決できない問題や、達成したい目標の実現を支援するため、頭の良さが不可欠と言えます。
経営者の人は、なぜその結論・主張なのかを論理的に納得しないと提案を受け入れないので、道筋立てて説得ができる地頭の良さが重要となります。
②答えのない問題を考え抜く根気
選考を突破するために必要な2つ目のポイントは、答えのない問題を考え抜く根気です。マッキンゼーの経営コンサルタントが扱うケースは、いずれも正解がないものばかりです。
例えば、事業拡大の戦略や業務プロセスの最適化など、答えは何通りも考えられます。そのため、容易に答えを決めることなく地道に考え続ける根気が求められます。
コンサルタントは、時間がある限り仮説の再検証や、提案の網羅性などを考え続ける仕事なのです。
③社風・社員との親和性
選考を突破するために必要な3つ目のポイントは、社風・社員との親和性です。マッキンゼーでは、何か1つの能力がずば抜けて長けている社員が多い傾向にあります。
言い換えると、マッキンゼーは優れた人が集まっているという社風です。そのため、選考においては応募者が人よりも優れた何かを持っているかが問われます。
面接官であるコンサルタントから、マッキンゼーの社風・社員と親和性があると認められると選考突破に近づくのです。
まとめ
マッキンゼーは、採用過程において応募者の学歴を重視していることがわかりました。また、内定を得るためには学歴だけでなく選考突破のポイントを押さえる必要もあります。
世界的な大企業を相手に、経営問題に取り組みたいという方はマッキンゼーに応募してみてはいかがでしょうか。