ゼミ旅行は、学生生活の中でも楽しいイベントの一つですがその目的が曖昧な方も多いのではないでしょうか。当然ながら、ゼミに参加している学生の中にはゼミ旅行を面倒だと考えている方もいますが、ゼミ旅行が何のためか理解することは不可欠となります。この記事では、ゼミ旅行に関するポイントをご紹介していきます。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ゼミ旅行とゼミ合宿はほぼ同義
ゼミ旅行とゼミ合宿は混同されがちですが、厳密には異なります。以下は、ゼミ旅行とゼミ合宿の定義を簡単に比較したものです。
- ゼミ旅行: ゼミ仲間と研究テーマに関係する土地を訪れて、親睦と理解を深める
- ゼミ合宿: ゼミ仲間と顔合わせをしたり、研究テーマの発表・議論を行う
このように、ゼミ旅行はゼミ合宿とは違うことに気を付けましょう。ゼミ旅行は研究テーマに基づいた旅行となり、ゼミ合宿は顔合わせなども趣旨に含まれています。
ゼミ旅行を楽しいと思っている人は多い
大学では修学旅行が行われないため、ゼミ旅行は学生にとって楽しみとなるイベントです。2~4年間の短い大学生活の中で、ゼミ旅行は友人との思い出を作ったり、1つのことに全力で取り組むきっかけになったりするからです。
以下は、そんなゼミ旅行が楽しみだと感じる学生の方々のツイートです。
今日のゼミ、討論会おつかれ会でお菓子食べて喋りまくりやた🐷✌️
ゼミ旅行のことも決まり始めて楽しみや〜でも夏休みの前にテストだ〜🥺笑
今日の服気に入ってるけど風強くてうまく撮れんかった🥺💔笑#関大ミスキャン #ミスキャン pic.twitter.com/M7uyu4nevR— 北野愛実[Entry No.6] (@Mck_06manami) 2019年7月9日
上記のツイートは、ゼミ旅行についての話題で盛り上がったと喜ぶツイートです。ゼミ旅行は、中間・期末試験明けの長期休みを利用して開催されることが多いため、試験前の学生はモチベーションが上がります。
先週ゼミ旅行で天橋立に行ってきました✨
天気悪くてせっかくの日本三景が。。😂
曇りなのは許してねっ🙇♂️#天橋立 #日本三景 pic.twitter.com/qcQ0BH3SRi— 近藤 葉月 (@mcr2018_06hk) 2018年10月10日
上記のツイートは、ゼミ旅行で天橋立に行った時の写真をツイートしたものです。ゼミ旅行では、日本全国の有名な場所に行くことが多いため、そこでの写真は思い出になります。天気に恵まれなくても記念の1枚です。
ゼミ旅行の目的とおすすめ場所・スケジュール
ゼミ旅行の目的
ゼミ旅行は、日頃勉強やアルバイトに励んでいる学生にとって楽しみとなりますが、どのような目的で開催されるのでしょうか。以下では、ゼミ旅行に行く目的として2つをご紹介します。
これからゼミ旅行に行くけど、行きたくないと思っている方は前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
研究テーマにゆかりのある地を訪れる
ゼミ旅行に行く目的の1つ目は、研究テーマにゆかりのある地を訪れるです。大学のゼミでは、研究するテーマを机上で勉強するだけでなく、現地に赴いて調査することも重要と言えます。
そのため、ゼミ旅行の目的として研究しているテーマに関係する土地に行き、見分と理解を深めることが挙げられます。
レクリエーションで親睦を深める
ゼミ旅行に行く目的の2つ目は、レクリエーションで親睦を深めるです。ゼミでは、普段互いの意見をぶつけ合い議論をすることが多くなりますが、友人関係を深めることも大切です。
そのため、ゼミ旅行に行く目的として仲間とレクリエーションを楽しみ、親睦を深めることも挙げられます。
ゼミ旅行のおすすめ場所・スケジュール
ゼミ旅行の目的がわかったところで次はそのおすすめ場所とスケジュール例をみていきましょう。
国内
国内の場合、季節にもよりますが親睦を深めるアクティビティが楽しめる場所がよいでしょう。
ゼミ旅行は夏にいくことが一般的ですので、山川海など自然豊かな場所が旅行先として選ばれることが多いようです。
具体的には、箱根、伊豆、伊東あたりがメジャーなようです。
また、場合によっては教授の別荘などに生徒を招待するゼミもあるようです。
スケジュールは以下のような2泊3日が一般的です。
レクリエーションの遊びの要素とアカデミックな要素をバランスよくスケジュールに組み入れるのがポイントです。
海外
海外にゼミ旅行に行くケースもあります。
その場合、ゼミ旅行の予算がかなり高くつくため、研究テーマのフィールドワークという意味合いでも
旅行先の選定はかなり重要になります。
国際政治系のゼミですと、テーマとなる地域(アジア、欧米)などを、
開発経済系のゼミですと、テーマとなる途上国を訪れることもあります。
海外のゼミ旅行のスケジュールは国内より長く、3泊4日、4泊5日などが一般的です。
ここでは3泊4日の例を記載します。
海外の場合は、渡航費などをかけているためより現地を知るフィールドワークに
時間を費やしたスケジュールが理想です。
議論や発表会など、日本でもできることは極力効率的に行うことがよいでしょう。
ゼミ旅行に行くメリット・デメリット
ゼミ旅行は、当然ながら費用がかかるため参加が強制されているわけではなりません。しかしながら、ゼミ旅行に参加しなかった場合にはいくつかのデメリットが想定されます。
ゼミ旅行に行きたくない人は特にデメリットを踏まえ、行く行かないを判断するようにしましょう。
ゼミ旅行に行くメリット
まずはゼミ旅行に行くメリットを2つご紹介します。
前述したゼミ旅行の目的と関連性の高いメリットです。
机上の空論でなくなる
ゼミは普段、日本のキャンパスの教室でゼミ員と教授と本やプリントをもとに研究をしていくことになります。
しかしながら、そこで出た結論や議論が果たしてどれだけ現時点における現実を反映しているかは曖昧な部分です。
現地に行ったことがないにも関わらず、結論を固めてしまうのは早計で机上の空論となることもあります。
ゼミ旅行は研究テーマにゆかりのある土地を訪れ、実際に五感で感じることに意味があります。
そこで得た見聞が、日々のゼミ活動や卒業論文の肥やしになることも多く、より現場に根ざした研究をすることが可能になります。
ゼミ員や教授との距離が縮まる
ゼミ活動では対人コミュニケーションが求められます。個人ワークでも教授への質問、グループワークでもゼミ員との議論や発表時のチームワークなど、ゼミ内でうまくコミュニケーションがとれると円滑なゼミ活動、ひいては議論も深まり研究の効用も上げることができます。
普段のゼミ活動では、同じ人たちが同じ時間に同じ教室で同じことをするために顔をあわせますが、ゼミ旅行は同じ人たちが違う場所で違うことをするため非日常性をもたらします。
レクリエーションなどアカデミックでない時間を共有することで、教授やゼミ員の人となりをより深く分かち合うことに繋がり、普段のゼミ活動での忌憚のないコミュニケーションに還元することができるのです。
ゼミ旅行に行かなかった場合のデメリット
次にゼミ旅行に行かなかった場合のデメリットを紹介します。
ゼミ旅行に行きたくないと思っている人は、欠席連絡をする前に以下を一読しましょう。
共通の話題に乗れない
ゼミ旅行に参加しなかった場合のデメリット1つ目は、共通の話題に乗れないことです。ゼミ旅行では、仲間と共に数日間旅をするので様々な経験を共有するとともに、共通の話題が生まれます。
しかし、何らかの理由でゼミ旅行に参加しなかった場合は、共通の話題を聞くだけとなり話題に乗れません。
内容によっては、ゼミの研究テーマへ密接にかかわることもありますので、参加か不参加はよく考えると良いでしょう。
教授との距離が遠いまま
ゼミ旅行に参加しなかった場合のデメリット2つ目は、教授との距離が遠いままということです。教授の立場からして、自分のゼミに参加している学生は他の学生とは異なり、特別な存在となります。
しかし、ゼミ旅行に参加しないと、自分のゼミで勉強をするのにどれだけの熱意があるのか疑問を抱いてしまう可能性があります。
その結果、教授との間にわだかまりが生じたり、気持ちの距離が遠いままとなる可能性もあるので、注意しなければなりません。
まとめ
ゼミ旅行は、大学生にとって研究テーマへの理解を深めるだけでなく仲間と貴重な思い出を作る機会であることがわかりました。
ゼミ旅行に参加するには数万円の費用と数日間の時間を割くことになりますが、参加することで得られるメリットを考えて前向きに検討してみると良いでしょう。