神戸大学とは、兵庫県に本部を置く日本の国立大学です。「学理と実際の調和」を理念としており、世界的研究・教育機関たることを目指していますが就職実績はどうなのでしょうか。この記事では、まず神戸大学とその就職支援環境について説明します。そして、神戸大学の就職実績についてもお伝えします。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
神戸大学とは
神戸大学は、1902年に設立された神戸高等商業学校に起首を持ちます。神戸大学は、日本で最初に経営学部を設置しただけでなく、海事科学部を設置している唯一の大学です。現在は11学部14研究科を設置しています。
神戸大学は、そのビジョンとして「先端研究・文理融合研究で輝く卓越研究大学へ」を掲げています。
神戸大学の就職支援環境
神戸大学では、学生への就職支援を行っていますが、充実した環境なのでしょうか。以下は、神戸大学のキャリアセンターが開示している就職支援情報です。特徴的なポイントを2つお伝えしますのでご確認下さい。
特徴①|留学生への就職支援メール制度
神戸大学では、留学中の学生を対象として就職支援メール制度を実施しています。この制度は、留学中の在学生がキャリアセンターの職員からメールで、就職相談やエントリーシートの添削を受けられる制度です。そのため、無駄なく就活の準備ができます。
短期・長期を問わず留学をしている場合、就職活動の準備が遅れてしまい失敗する懸念が高まります。そこで、神戸大学は留学中の学生に向けて就職支援を行っているのです。これによって、一般の学生と同じスケジュールで就職準備が可能となります。
特徴②|就職活動に役立つ書籍・DVD
神戸大学は就職活動で活用すべき書籍やDVDを在学生に貸し出しています。就職活動では、四季報やWebテストの参考書をはじめとして、準備にお金がかかります。就職活動が始まると、交通費もさらにかかるため学生にとっては大きな問題となります。
そのため、神戸大学では学生の経済的な負担を軽減する取り組みを行っています。例えば、キャリアセンターでは就職活動に不可欠なマナーや面接対策の書籍・DVDを借りることができます。これは、就職支援環境が整っているからこそ可能な支援だともいえます。
【2019年卒版】神戸大学の就職実績
神戸大学は、2019年度最新版の就職実績をホームページ上で公開しています。就職実績は、各学部ごとの進路内訳と就職先企業です。以下は、それらの情報をもとにして作成したまとめ表となりますのでご参照下さい。
文学部の就職実績
文学部では、80%の学生が進路として就職を選んでいます。就職先では、公務員から民間まで多岐にわたっています。
国際人間科学部の就職実績
国際人科学部では、85%もの学生が就職をしています。就職先の業界では、メディア業界が最も人気でそれ以外にもコンサルティングや鉄鋼材業界への就職実績があります。
国際文化学部の就職実績
国際人科学部では、85%もの学生が就職をしています。就職先の業界では、メディア業界が最も人気でそれ以外にもコンサルティングや鉄鋼材業界への就職実績があります。
発達科学部の就職実績
発達科学部では、70%の学生が就職し23%の学生が進学を選んでいます。また、就職先では地方公務と国家公務特に人気の業界であり、飲食業界がそれに続く形です。
法学部の就職実績
法学部では、70%の学生が就職し23%が進学をしています。また、就職先としては国家公務と保険が最も多く、理系向けのイメージがある産業機器やクレジットカード業界への実績もあります。
経済学部の就職実績
経済学部では、90%もの学生が就職をしています。そして、就職先の業界としては保険業界が最も人気で、金融や監査法人がそれに続く形となっています。
経営学部の就職実績
経営学部では、なんと93%もの学生が就職をしています。そのため、進学やその他はわずか7%に留まります。就職先では、監査法人やコンサルティング業界が特に人気といえます。
理学部の就職実績
理学部では、67%の学生が進学し28%が就職をしています。就職先では、文系のイメージがある保険業界やコンサルティング業界なども含まれています。
医学部の就職実績
医学部では、58%の学生が就職し続いて、36%の学生が進学を選んでいます。就職先の企業は、いずれも医療業界に分類されますが病院や研究医療センターなどに分かれます。
工学部の就職実績
工学部では、74%もの学生が進学し大学院での研究を続けています。これに対して、就職を選んだ学生は23%に留まります。また、就職先の業界は飲食品から情報通信まで幅広いです。
農学部の就職実績
農学部では、63%の学生が進学し、35%の学生が就職をしています。そして、就職先では地方公務と国家公務が多めで、続いて商社が民間では特に人気の業界といえます。
海事科学部の就職実績
海事科学部では、54%の学生が進学し、42%の学生が就職をしています。就職先の業界では、造船業が特に人気であり日本国内の大手造船メーカーばかりという結果です。
まとめ
神戸大学では、留学生への就職支援メール制度や、就活に役立つ書籍・DVDの貸し出しなどを行っています。就職支援環境が整っているため、優れた就職実績が出せていることがわかりました。
他大学とは一見変わった就職支援を行っていることこそ、神戸大学の特徴ともいえるでしょう。