オシャレなイメージのアパレル業界ですが、よく人間関係がきついと言われています。職場の上下関係が最悪で、人間関係に疲れてしまいストレスを感じる人も多いようです。職場を辞めたいけど、言い方やタイミングがわからない方もいるようなので、今回はアパレルがしんどいと言われる理由と、辞め方を紹介します。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
アパレルは人間関係で苦労することも多い
アパレルは人間関係で苦労することが多いと言われています。スタッフ同士の問題もありますが、店長からの嫌がらせを受ける場合もあるようです。
個人ノルマや店舗の売り上げなど、仕事に対して結果をシビアに求められることもあるので、先輩のストレスが溜まってしまった際の捌け口になってしまう場合があります。
うむ。
会社の人間関係がなかなか疲れる問題。アパレルとかほぼ女の世界だったし。
あの店の⚫⚫ちゃんとは仲良くしたら駄目だよ。
とかばっかだったな。
— 鈴木の嫁.プレ花嫁 (@4036Hidekichi) 2019年6月2日
アパレルはオシャレでカッコイイと憧れる業界である反面、従業員も女性が多いので女性同士ならではの問題も多いようです。
本日本業のバイトのアパレルを辞めてきました。最後まで店長に陰湿ないじめを受けてきて、人間関係にも懲りたので!
これからUber一本で頑張ります。— りゅーせい@UberEats福岡 (@ryu_shitsucho) 2019年9月16日
ダブルワークなど掛け持ちで働いている場合は、シフト問題などで他の従業員と比較されてしまい、店長から嫌がらせの標的にされてしまう場合もあります。
アパレルの人間関係のあるある
上下関係が面倒くさい、店長や先輩が理不尽でストレスを感じるなど、職場に女性が多いアパレル業界ならではの人間関係あるあるも多いです。よくあるパターンを以下にご紹介します。
①先輩から嫌われる
アパレルは体育会系のように上下関係が厳しいところもあり、先に入っている先輩の言う事は絶対など、時には理不尽な理由で先輩から嫌われてしまうこともあります。
また、先輩も同じように教育されている場合では、後輩の教育方法も同じようなやり方になりやすいかもしれません。
自分の言う事を聞かない、教えたことをなかなか覚えないなど、自分が今まで耐えてきたことを後輩が出来ない場合に、指導方法に問題がある場合でも理不尽に見限られてしまう場合があります。
②噂話や陰湿な嫌がらせ
特に女性ブランド店で働く従業員は、接客など業務面でも女性がメインになるので、噂話や嫉妬など女性の世界ならではのあるあるも存在します。
また、休憩場所などで他のテナントの従業員と関わることもあり、自分がいないタイミングであることないこと好き勝手に噂話として作られてしまうなど、陰湿な嫌がらせを受ける場合があります。
自分が働いている店舗以外にも話が広まって悪い意味で覚えられてしまい、辛い思いをすることも多いようです。
③常連顧客を争奪する
店舗の常連顧客は基本的にそのブランドが好きなので、商品を買う際にまとめて買っていく場合があります。
買った客の接客をしていれば個人売上にもなるので、ノルマ達成に繋がりやすく常連顧客を奪い合うこともあります。
常連顧客はお店によく来ている分、特徴や顔を覚えやすいため、常連顧客と特に仲が良いわけでもないのに、その人がお店に入った途端真っ先に話しかけに行くという従業員も中にはいるようです。
④プライベートも拘束される
仕事が終わったあとのご飯くらいであれば長時間拘束される可能性は低いですがInstagramやTwitterなど自分のSNSの話題作りのために、店舗の従業員と一緒にイベントや旅行に行きたがる人もいます。
次の休みは特に予定を入れずにゆっくり休みたいと思っていても、なかなか断る理由が見つからず参加せざるを得ないという状況もあるあるです。また参加しなかった場合には、上記にあったような陰湿な嫌がらせに繋がる可能性もあります。
アパレルの人間関係が悪くなる要因
アパレルに限らず、どの仕事でも人間関係が悪くなってしまう原因は必ずあります。アパレル業界で職場の人間関係が悪くなってしまう原因には、売上や先輩が関わってくることが多いようです。
①店舗や個人の売上が悪い
アパレルは個人や店舗にノルマがある場合が多いので、売上が悪いときは朝礼やミーティングの場で、店長や先輩が高圧的に指導することがあります。
場合によっては、パワハラ上司のように理不尽なことを言われることもあるので、場の空気が悪くなり人間関係にも影響してきます。
店長から直接呼び出されるということもありますが、自分の売上が悪いのは教育した先輩に責任がある、というような場合は先輩も店長に呼び出されてしまうので、先輩からの当たりが特に強くなる可能性もあるでしょう。
②支配したがる先輩がいる
アパレルは自店だけではなく、他店舗の従業員にも見られているので多くの後輩に慕われているという雰囲気を周りにアピールしたい先輩もいます。
特にアパレル店員はSNS上で自分の交流関係を見せることが多く、いいね欲しさに後輩を利用したがる人もいます。SNSはリア充アピールには絶好の場所だからです。
後輩の休みやシフトを自分に合わせたり支配したがる先輩が職場にいると、人間関係のストレスで疲れてしまい、次第に辞めたいと思うようになります。
アパレルの人間関係は一朝一夕で改善しない
アパレルの人間関係は多くの従業員が絡み、複雑になっていることが多いので、簡単には改善できません。しかし無理に耐えてしまうとストレスで体調を崩す可能性もあるので、早めに職場を変えることも大切です。
良い人がいる店舗もある
アパレルで働いている人が全員悪いわけではなく、自分が他の従業員から嫌がらせを受けている場合にかばってくれたり、常連で仲の良いお客様を紹介してくれるような良い先輩や店長がいるお店も必ずあります。
上下関係が理不尽に厳しいわけではなく、しっかりと管理されている店舗では、お客様のタイプ別の接客の仕方や、商品をオススメする場合のセールストークなど、自身の成長に繋がるようなことで指導してくれる先輩もいます。
今の職場で自分が成長したり昇給できる見込みがない場合は、他の職場を見てみることも大切です。
アパレルを辞める際の言い方・タイミング
アパレルを辞める場合のタイミングですが、店長と話す時間をしっかり取ってもらうためにもセール時期や新商品の入れ替えなど忙しい時期は避けたほうが良いでしょう。他の従業員にも迷惑がかからないようにすることで、円満に辞めることが出来ます。
退職意向の伝え方も、不満があって辞める場合は包み隠さずに、自分が今まで思っていたことをはっきりと伝えることが大切です。残っている従業員や店長のためになる場合が多く、自分自身もスッキリと前に進むことが出来ます。
まとめ
アパレル業界は人間関係がつらいという一面はありますが、お客さんに似合う洋服を選ぶことで喜んでもらえるやりがいのある仕事です。
ストレスで辞めたいと思ったら、我慢せずに自分の気持ちを優先してお店を変えるということもできます。自分に合うお店と出会って、社会人として成長しながらオシャレも楽しみましょう。