【家庭教師をやめたい人向け】家庭教師の落とし穴と辞め方を紹介!

学生のアルバイトの中でも、家庭教師は時給が高いことで知られています。しかし実際に家庭教師を始めてみると、「やめたい」と思うことも多いようです。今回は家庭教師をやめたいと思う理由ややめる方法、ありがちなトラブルと対処法などについて解説します。

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この記事の監修者

キャリアカウンセラー|秋田 拓也

厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。

■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)

家庭教師をやめたいと感じる人はいる

拘束時間の短さや時給の高さにひかれて家庭教師を始めたものの、やめたいと思う人は少なくありません。しかし、アルバイト先によっては割に合わないと感じるケースもあります。

家庭教師をやめたいと思った学生の声には、以下のものがあります。

家庭教師は生徒の自宅が職場となりますから、家族と関わる機会も多いです。その家族との相性が悪いと、働き心地がよくないのは否めません。

家庭教師をつけている生徒は、成績優秀で個別指導を望んでいる子ばかりではありません。学習意欲がなく、成績向上という結果も伴わない生徒を教えるのは、家庭教師側からすると、ストレスとなります。

高給な家庭教師の落とし穴

学生の本分は勉強ですから、時給がよく効率よく稼げる家庭教師の仕事に魅力を感じることでしょう。しかし高給な家庭教師の仕事には、落とし穴もあります。

ここでは始めるまで気づきにくい、家庭教師というアルバイトの落とし穴を紹介します。

目次

①同世代の友人は作りづらい

家庭教師のアルバイトをする際は個人契約より、派遣会社に登録する人の方が多い傾向にあります。家庭教師派遣会社にはたくさんの学生が登録していますが、派遣先は個々で異なります。

そのため、アルバイト同士で交流する機会はほとんどありません。つまり他のアルバイトのように、同世代の友人を作るのが難しいということです。

アルバイト先で友人を作る必要はないと考える人もいそうですが、指導法や生徒とその家族との関係に悩んだ時、状況をわかって話ができる人がいないのは辛いものです。

②成績向上へのプレッシャーはある

塾ではなく家庭教師を依頼する時点で、生徒の保護者は個別指導だから成績が上がるだろうと期待しているものです。しかし、家庭教師の指導が実って成績が向上するとは限りません。

家庭教師代として支払っているアルバイト料を思えば、成績が伸びない理由の根本が我が子にあるとしても、批判の目は先生に向きがちです。そうした保護者からのプレッシャーが、家庭教師に行きたくない理由になるのです。

③担当生徒やその家庭に左右される

家庭教師派遣会社に登録する場合、学年や担当する教科によって時給が決められています。しかし生徒の学力や派遣先である家庭の雰囲気によって、働き心地は全く違います。

担当する生徒のやる気や理解力、保護者の対応などによっては、一方的に家庭教師をやめさせられるケースもあります。家庭教師は人と接する仕事ですので、ある程度は合わせることも必要ですが、それにも限度があります。

④一気に稼ぐことはできない

家庭教師は、時給が高いアルバイトです。しかし、平日であれば生徒が学校から戻った夜、あるいは土日などの休日に仕事をすることになります。

家庭教師として働ける時間が限られているので、曜日によって掛け持ちしたとしても、一気に稼ぐことはできません。また、生徒に教えるために自宅で授業の準備をするなど、時給外で働いている学生も少なくないようです。

家庭教師をやめたいと感じる理由

時給につられて家庭教師を始めたものの、やめたいと思う学生が多いことは前述しました。その理由を探ってみると、共通点が多いようです。

ここでは学生が家庭教師をやめたいと思う理由について、代表的なものを紹介します。

①生徒や保護者と相性が合わない

やめたい理由の筆頭は、生徒やその保護者との相性が合わないと感じることです。そのきっかけとして

  • 指導しても生徒の成績が上がらない
  • 生徒自身にやる気がない
  • 保護者に成績を上げるようプレッシャーをかけられる
  • 家庭教師先が遠く、通勤時間をとられる

などがあげられます。いくら家庭教師が熱心に指導しても、生徒自身が真面目に取り組まなければ成績が上がることはありません。それを保護者が理解してくれれば問題ありませんが、費用対効果が悪いと叱責されるケースもあります。

家庭教師派遣会社のフォローがあれば乗り切れる問題もありますが、生徒とその保護者との相性が悪いと思い込んでしまえば、改善は難しいでしょう。

②自分の都合が合わない

家庭教師をやめたいと思う理由として、自分の都合が合わないことをあげる学生もいます。

  • 試験前など勉強に集中したい
  • 帰省のために休みたい
  • 就職活動を優先させたい
  • 他のアルバイトをしたい

などがあげられます。家庭教師は曜日や時間が拘束される仕事ですし、生徒の成績向上が目的と考えると、自分の都合で簡単に休むこともできません。

契約時にあらかじめ相談しておけば、時期によっては別の家庭教師に依頼したり、指導日を変更してもらえる可能性はありますが、窮屈さを感じる学生も多いようです。

③派遣元に不満がある

家庭教師をやめたくなる理由が、登録した派遣会社の問題という学生も少なくありません。

  • 担当スタッフとの相性が悪い
  • 給料が低い
  • 派遣先とトラブルが起こった時に対応してくれない
  • 募集内容と実際の仕事が異なる

などがあげられます。これは、家庭教師派遣会社と契約を結ぶ際に、疑問点をきちんと解消しておくことで防げる可能性があります。しかし、実際に働いてみなければわからないこともあるのが現実です。

家庭教師の辞め方

家庭教師は飲食店やコンビニエンスストアでのアルバイトと違い、やめにくいと感じている学生が数多くいます。また、やめ方を間違うとトラブルに発展する可能性もあります。雇用契約書に反してやめようとする場合は、トラブルが長期化するリスクもあります。

ここでは、トラブルなく家庭教師をやめる方法を紹介します。

家庭教師を辞めるのは意外とシビア

自己都合で家庭教師をやめるのは、案外難しいものです。生徒の保護者は決して安くない料金を支払っているものですし、生徒やその保護者が精神的なショックを受ける可能性も高いです。

特に定期試験や受験が差し迫った時期だと、生徒を見捨てるのと同義と受け止められ感情的な対応を引き出すことになりかねません。

まずは派遣元に連絡する

家庭教師をやめたいと思ったら、まず派遣会社に連絡しましょう。自分の担当者に会う、もしくは電話をして、退職の意向を伝えるのです。

その際、やめたい理由を説明したうえで、「申し訳ございませんが、〇月〇日付けで、家庭教師の仕事をやめさせていただきたいと考えております」と伝えましょう。

最低でも1ヶ月前には意思を伝える

アルバイトとして家庭教師を行っていたとしても、仕事には責任が伴います。退職を申し出て、その日にやめるというわけにはいかないのは常識です。

家庭教師をやめたいと思ったら、退職希望日の1カ月前には派遣会社に意思を伝えましょう。そのうえで、退職日を相談しながら決めてください。

家庭教師を辞めさせてくれないこともある

家庭教師派遣会社に退職を申し出ても、やめさせてもらえないケースもあります。会社によっては違約金や罰金を請求したり、契約書を盾に退職を認めないところもあるようです。

よくあるトラブルについて紹介するので、対応策を練ったうえで退職を申し出ましょう。

よくあるトラブル

家庭教師派遣会社に退職を申し出た際に、起こることが多いトラブルは以下の通りです。

  • 退職時期が悪いことを理由に認めてもらえない
  • 派遣先と個人的に契約すると疑われる
  • 講師の都合で退職できないといわれる
  • 違約金・罰金・損害賠償金を請求される

派遣先の家庭で講師の評判が良い場合、派遣会社は雇用を延長しようとします。試験や受験の前など生徒への影響が大きい時に退職を申し出るのは非常識ですが、年度末など時期に配慮し、学業や就職活動に専念するという正当な理由があれば、ひるまず対処するのが得策です。

トラブルへの対処法

家庭教師派遣会社とこうしたトラブルが起こった時には、まず雇用契約書を確認しましょう。また、口頭で説明があったかどうかも思い出してください。そのうえで、退職の理由が正当な時には、外部に相談するのがおすすめです。

相談先としては、労働基準監督局や弁護士、警察、大学の学生課などがおすすめです。

まとめ

家庭教師は時給が高く勤務時間が短いので、学生にとって魅力的なアルバイトの一つです。しかし登録する会社や派遣先によっては、大きなストレスを抱えることもあります。家庭教師の落とし穴を理解し、やめ方の手順を守ることで、トラブルを回避するよう心掛けてください。

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