流行の発信源でもあり、日本の中心である東京で就職したいと考える人は多いと思います。今回は、地方で就職するのではなく上京して東京で就職したいと考えている方向けに、東京で就職するメリットやデメリットを紹介します。また他に、東京で生活するためのおおよその費用の目安についても解説します。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
東京で就職したいと考える人は多い
東京で就職したいと考える人は多いですが、その理由は人それぞれです。給与や待遇面が就職したい理由の人もいれば、自分がやりたい仕事で成功するためには地方では難しく、東京でしかできないような場合もあります。
IT系でみると北陸地方の年収は300~400なので、北陸にいながら、この壁を越えるには、
・東京の会社に就職してフルリモートワーク
・独立するぐらいしか選択肢がないです。なので、自分は独立の道を選びました。
— ゆたかさん (@yutakakn) 2019年9月24日
地方ならではの賃金問題により、本当にやりたい仕事であっても生活するためには東京に上京して就職するか、自分で独立するという2択になってしまう場合があります。
オタク趣味のために福岡から就職上京し、会社も都内に構え定期券を会社払いで入手し有給も確実に取れる現状は夢見たオタクライフと来て7000点満点なので僕の勝ち!
— 💻✖️ふゆい💚💛@NL合同委託中 (@fuyugeko101) 2019年9月26日
自分の趣味も兼ねて上京して就職することができれば、仕事もプライベートも両方充実させることが出来る可能性もあります。趣味を楽しむために仕事も頑張れるので、ある意味理想的かもしれません。
東京で就職したい理由を明確化させるべき
ただなんとなくという理由で上京してしまうと、どうして東京で就職したかったのかわからなくなり、ふと地元に帰りたくなってしまう場合があります。
東京で就職したい理由を明確にすることで、不安になった時に上京したいと思っていた頃の気持ちを思い出すことができ、もう一度頑張ろうと思うことが出来ます。
東京で就職するメリットとデメリット
東京で就職するということは、地方出身の人であれば自分が育ってきた地元を離れることにもなります。自身の生活する環境も今までと大きく変わる可能性もあるので、東京で就職する場合の主なメリットとデメリットを紹介します。
メリット
東京で就職する主なメリットは、仕事や給与面だけではなくプライベートも充実させることが出来る点挙げられます。
①求人が豊富
やはり地方に比べるとオフィスビルや店舗が多いので、ベンチャー企業から大手企業まで求人が豊富にあります。業種や仕事内容の幅も広く、自分がやりたい仕事や向いている仕事が見つけやすいというメリットはとても大きいです。
また、仕事をする環境もリモートワークなどの新しい働き方が地方に比べ充実しています。
②給料が地方より高い
同じ仕事内容や求人でも、最低賃金が東京は地方よりも高いので給料が地方より高いのも魅力です。職種や企業にもよりますが、東京と地方では初任給も2万円~3万円ほど違う場合があります。
節約次第では地方で生活するよりも貯金ができる場合もあるので、将来的にも安定できます。
③プライベートも充実する
東京は観光地や遊ぶ場所も多く、コンサートなどイベントが行われる機会も多いので、仕事とプライベートにメリハリを持って生活することが出来ます。上記のTwitterにもあったように、自分が楽しめる趣味がある場合はなおさらです。
また、今まで地方から東京に移動する度にかかっていた交通費や、宿泊費も抑えられるという点も大きいです。
デメリット
東京で生活するメリットは魅力的なものが多いですが、デメリットになる部分もあります。地方と都会では、環境が大きく変わる可能性もあり意外なところでストレスを感じてしまう場合があります。
①家賃などのコストが高い
最低賃金や給料が地方よりも東京は高い分、自分が生活していた物件と同じような間取りだとしても、家賃など生活する上でかかるコストがどうしても高くなってしまいます。
また、チェーン店などの飲食店では特に大きな差はないですが、オシャレなカフェなどで外食をした場合に、地元で生活していた感覚よりも高く感じる場合もあります。
②満員電車がストレス
通勤ラッシュはどこで生活していても関わってしまう可能性があるので仕方がない問題ですが、東京は働く場所や人が多い分、ラッシュ時の満員電車も地方とは比べものにならないくらい乗客が多いと感じる場合があります。
③地元との交流が少なくなる
今まで身近だった地元の友達とも離れることになるので、集まるタイミングが簡単に合わせにくくなり、同窓会など地元との交流の機会がどうしても少なくなってしまいます。
年末年始や、お盆期間などの長期休暇の際に地元に帰ることができる場合もありますが、帰省ラッシュに巻き込まれる可能性があるということも予め考えておく必要があります。
④子育てを自力で行う必要がある
既に子どもがいる場合や、今後結婚して子育てを行う場合に地元を離れることになるので、親戚や身内が近くに住んでいない場合には、子育てを自力で行う必要があります。
また、保育所や幼稚園、託児所などの子どもを預かってくれるような施設に空きがない場合は、自分が仕事をすること自体難しくなってしまう可能性もあります。
東京で就職する場合の生活費内訳
東京で大学の新卒として就職し、一人暮らしで生活する場合のおおよその生活費内訳を表にまとめたので参考にしてもらえればと思います。また、以下に各項目の詳細についてご説明します。
住宅
東京の23区内で一人暮らしを考えている場合は、ワンルームのマンションで6万円~8万円程度が相場になっています。特に渋谷区や新宿区などの都心部は家賃が高い傾向です。
一般的に家賃は、手取り額の3分の1が目安になります。企業や職種にもよりますが大卒の初任給の平均は手取りでおよそ17万円程度なので、23区の場合は江戸川区や葛飾区が候補になります。また少し離れた立川市であれば、物件の選択肢も多くなります。
水道光熱費・インターネット回線
一人暮らしの場合、一般的に水道光熱費は月に1万円前後、インターネット回線は5000円程度が目安になります。最近では、物件にWi-Fi環境がサービスで整備されているところもあるのでそのような物件もオススメです。
通信費
大手キャリアを利用している場合の平均利用額は1万円前後と言われています。「Y!mobileの新料金プラン」のような格安スマホに乗り換えることで、通信費を大幅に節約することができるのでうまく活用することをオススメします。
食費
食費は自炊などで節約することが可能ですが、飲み会や外食も含まれるので月3万円~4万円程度で抑えるように意識することが大切です。無理に食費を削ると体調面に影響が出てしまう可能性があるので、節約は無理をしないようにしてください。
日用品・娯楽
日用品に関しては、洗剤などの消耗品の他に化粧品や洋服代なども含まれます。趣味などの娯楽費も項目にまとめて含まれていますが、貯金額を引いた残りを回すようにすることで、毎月の調整が可能です。
貯金
貯金に関しては、最初から貯金額を予め決めておいた方が良いと言われています。支出額をしっかりと管理することで、東京で就職をして一人暮らしをしていても毎月2万~3万円は貯金に回すことが出来ます。
まとめ
今回は東京で就職をする場合のメリット、デメリットをそれぞれご紹介しました。東京で就職をして、仕事もプライベートも充実した生活を送るためにも、上京したい理由や目的をしっかりと意識することが重要です。