この記事では株式会社ベクトルの業務内容や社風、評判、激務といわれる理由を紹介しています。そもそもPRとはなにか、またベクトルのPRの事例も紹介しています。PR業界に就職したい、転職したいそんな人に向けた記事になっていますのでぜひ読んでください。
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ベクトルとは
株式会社ベクトルとは日本で最大手の総合PR会社です。
企業・商品・サービスにおいて戦略的にPRを組み込む時代になりつつ現代で、通常の広報活動だけでなく、最先端の戦略・手法を取り入れ、世の中に効率的にモノを広ようと切磋琢磨しているのが、ベクトルという会社です。
事業内容を挙げると。PRの本質である小さな話題作りから企業のSNSの運営、映像制作、広報コンサルティングなど、世の中を動かす仕組み作りを行っています。
それではベクトルの詳しい部門や事業を紹介していきます。
戦略PR事業
サービス/商品と、ターゲットが求める利益を戦略的に結びつけ、確実にターゲットの共感や欲求、行動を促します。
このようなターゲットの行動を定着させるための戦略からから世論形成まで、コミュニケーションの一連の動きを一括でデザインし、実行するのが戦略PR事業です。
WebPR事業
WebPR事業はWeb上での情報拡散を実現するための各種サービスを提供しています。
具体的には、ターゲットに伝えたい情報を最大限に拡散させるWebPRメニューや、ブロガー・インフルエンサーを使ったクチコミマーケティングやサンプリングメニューがあります。
またSNSを駆使したコミュニケーション戦略のプランニングを考えるのがWebPR事業です。
映像制作事業
映像制作事業ではNHKをはじめ、在京キー局のテレビ番組および各種クライアントのTVCMやプロモーションビデオ、WEB動画などの企画及び制作サービスを提供する事業部です。
こちらは子会社の株式会社VECKSを主として行っています。特徴としては通常別々に行っている、映像の「構成」から「撮影」「編集」「配送」までを1人のスタッフが一貫して行っているところです。
パブリックアフェアーズ
パブリックアフェアーズ部は、パブリックセクター(政府・政策関連分野)と企業・組織の橋渡しと戦略的コミュニケーションを支援します。
企業と政府が手を結んで世の中の発展に取り組んでいこうと動いているのがこのパブリックアフェアーズ事業です。
ベクトルではグループ会社のメディアコミュニケーション・プロデュース・スキルを駆使し、円滑な企業・組織活動の環境づくりを支援しています。
ベクトルが激務である理由
ベクトルの事業内容はPRだけでなく、幅広いことがわかりました。
では次に、ベクトルが激務といわれる理由はなぜなのでしょう?ここでは理由を3つ紹介します。
理由①|広報視点でのコンサルティングを行う
PRという仕事の特性上、業務に上限はありません。質や精度を求めれば求めるほど仕事量は増えていきます。
単なるPRに止まらず、広報の観点から企業目線でコンサルティングを行うことができます。そのため、上限のない質を追求してプレゼンや提案、資料の精度を上げていく必要があるので、激務になる傾向があります。
自分に厳しい人や「もっと」を求める人は特に激務になってしまうかも知れません。
理由②|成長途上で人手不足
案件は多く舞い込んでくる一方で人材は一朝一夕で増やしたり減らしたりできないので、今ある人数で対応しなくてはなりません。
人材は着実に増えてきていますが、案件も比例して増えていますので人材不足な傾向があります。それゆえ激務といわれてしまうのかもしれません。
しかし、新卒採用や中途採用を積極的に行っているので、今後改善されるでしょう。
理由③|土日のイベントで休日出勤する
PRはオンラインで行うものもありますが、オフラインで行うものも必ずあります。これは広告代理店にも共通するポイントです。
土日、人が沢山いることを利用したPRイベントを行う場合、休日出勤もしなければなりません。それゆえ「休日出勤があるから激務」と噂されるのでしょう。
PRという手法は海外では当たり前
PRという手法は海外では当たり前になりつつあります。有名なものとしては、バーガーキングがマクドナルドに対して仕掛けた「マックワッパー」の例があります。
従来の「枠」に広告を当てはめる手法ではなく、様々な接点や切り口から市民への認知度や好感度を上げていくのがPRであり、欧米では既存の広告よりもメジャーな存在になっています。
楽天カフェのPRを手がけたのがベクトル
次にベクトルのPR例を紹介します。紹介するのは楽天カフェのオープニングに伴うPR方法です。
大手広告代理店電通はスクランブル交差点ジャックという枠を使った提案をしましたが、ベクトルは逆に一切告知をせずにオープン前日に一気に情報を開示していくスタイルを提案しました。結果はコスト・効果共に電通を上回りました。
ベクトルの社風
ベクトルの社風はいったいどんなものなのでしょう?
口コミサイトによると、風通しはよく、若手でも裁量を持って仕事に取り組めるそうです。ここで必要になってくるのは仕事を自ら進めようとする「積極性」で、自己アピール力が求められます。
ベクトル志望者に求められる資質
ベクトル志望者に求められる資質はいったいどんなものなのでしょう?ここでは3つの例を提示していますので、参考にしてみてください。
資質①|「知ってほしい」という強い想い
まず大切なことは、世の中の人に「知って欲しい」という気持ちが強いことです。「いい商品/サービスを世の中に広めたい!」そう強く思える人は求められている資質を持っていると言えるでしょう。
企業・商品・サービスを自分のことのように考えられる、そんな当事者意識が強い人はこの業界に向いていると言えるでしょう。
資質②|世の中のトレンドに敏感な人
今、何が市民にウケるのかという視点は人々の関心を集めるPRにおいて重要です。PRは世の中の人の反応が貰えなければ無意味な行為になってしまいます。
世の中のトレンドを追うのが好きな人、むしろトレンドを作り出したい人はPR業界を志望してみてはいかがでしょうか?
資質③|相手本位で考えられる力
クライアントの反応が的確に想像できるくらいでなければ、このPRを打ったときに市民がどのような反応をするか分かるはずがありません。
PR会社である以上、市民からの反響がある提案をしてナンボなので、相手のリアクションを想像する力は非常に大切です。
また相手(消費者)目線で物事を考えられる能力は一朝一夕で培えるものではないので、現状この力がある人はPR業界に向いていると言えるでしょう。
ベクトル志望者が併願する業界
ではベクトル志望者が併願する業界というのは、どの業界なのでしょうか?ここではいくつかの業界を紹介します。
広告代理店
PRと広告は種類は異なりますが、ターゲットの思考や行動を動かすことに変わりはありません。
人の思考と行動に興味がある、マーケティングに興味がある、そんな人は広告という枠を通じて世の中の流通に影響を与える仕事をしている広告代理店も視野にいれることもいいかもしれません。
新聞・テレビ業界
PRの場合、広告と異なり純粋な「知ってほしい!」という気持ちが非常に大切になってきます。そういった意味では「何かを発信する」業界、つまり記者やライターとして市民に伝える仕事との親和性が強いです。
新聞やテレビ業界は「事実や情報」を世の中の人に知って欲しいという気持ちで働いているので、P業界や広告業界で働いている人とは働くうえでの信念がリンクすることがあるでしょう。
ただ新聞やテレビ業界になると、流通やマーケティングの視点で仕事をする機会はあまりなくなってしまうのは知っておきたいポイントです。
まとめ
PRという手法は世界的には当たり前な手法なので、これから日本にもどんどん広まっていくと考えられます。なのでベクトルは成長性の高い企業と言えるでしょう。
PRで世の中の流通を作りたい!サービスやモノを広めたい!そう思った方は是非PR業界やベクトルについて詳しく調べてみてはいかがでしょうか。