就活に失敗してニートになるかもしれないと心配する方も多いでしょう。この記事ではそもそもニートとは何か、就活に失敗した人の打開策、ニートにならない方法をまとめました。就活に失敗した人だけでなく、就活に失敗しそうな人も必見です。
弊社bizualでは、就活で業界選び、面接対策、ES対策などにお悩みの方向けに無料サポートを実施しております。
無料登録後、下記就活サポートが完全無料で受けられるようになっているため、就活生の方はぜひご活用ください。
bizualのサポートに無料登録しておくと・・・
- 就活生専門のコミュニティに無料参加できる!
- 面談後参加できるコミュニティで近年の就活業界の傾向などの情報を受け取れる!
- ES免除・1次面接無しの選考ルートも選べる!
- 選考対策(ES添削・模擬面接)を無料サポート!
- 面接官からの合否フィードバックを共有!
この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
ニートとは
現在日本ではニートの増加が社会問題として大きく取り上げられています。ですが、そもそも「ニート」とは何なのでしょうか。学生ニート、社内ニートなど使われ方も様々です。
ここからはまず「ニート」とはどのようなものか、現状どのようになっているのか説明していきます。
ニートは勤務意欲のない人のこと
「ニート」とは学業や職業、職業訓練に就いていない、あるいは就こうとしない15~34歳の者のことを言います。
しばしば「引きこもり」と誤解されますが、こちらは社会的な参加をせず、6か月以上家庭に留まり続ける者を指します。
2018年には、日本に71万人のニートがいるとされており、ニート率は8.4%です。中年層のニート数が上昇する一方、若年層のニート数は減少傾向にあります。
ただ若者の数自体も減っていることから当然の話であり、依然ニート率が高いことには変わりないという現状です。
ニートの語源はNEET
ニートの語源は「not in education, employment or training」です。そもそもイギリスで使われ始めた言葉を由来としています。
イギリスでは日本のように「働く意思のない」という意味は含まれていません。また年齢は16~18歳を指すなど日本の「ニート」とは少し定義が異なります。
このニートは世界中で問題とされており、スペインやギリシャではニート率が約25%、つまり4人に1人がニートという状況にあります。
OECD諸国での平均が約13%ですので、実は8.4%の日本は世界的に見るとましな国ということができます。
就活失敗したらニートになると不安な人は多い
インターンシップ結局行かず就活失敗してニートになる未来が見える
— あまえび (@EousP) July 5, 2019
上記ツイートのように就活に失敗するとニートになってしまう、ニートになるしかないと考える人もいます。
また、就活に失敗し、ニートになるという仮定に対して不安を感じていることも分かります。
就活まで何も頑張ってこなかった人はどうやって内定もらってるの?もしかしてそんな人はいないの?それとも就活失敗してフリーターとか派遣とかニートとかになってるの?
— はねまべ (@xa7cthPprXOqQZo) July 14, 2019
また、こちらのツイートでは就活に失敗するとニートになるしかないと考えている上、ニートに対する一種の軽蔑のような感情も感じ取れます。
就活失敗しただけでは厳密にはニートにならない
では、就活に失敗した人はニートなのでしょうか。
答えは否です。スキルの向上や就活対策で就職先を見つけようという姿勢を持っていると、それは厳密には「ニート」ではありません。
働く意思のある者は「ニート」とされないからです。就職への努力を続ける限り、あなたは「ニート」ではないのです。
就活失敗しないためには早めに就活を始めることが大事
就活の失敗を防ぐには早めに行動することが大切です。その理由を2つ挙げます。
1つ目は自分の「就活力」が上がるからです。エントリーシートをたくさん書いたり、面接を何度も経験していると、自然とそのレベルは上がります。
2つ目は枠の問題です。企業には採用枠があります。後になればなるほど枠は埋まっていくものなのです。
就活失敗した人がとるべき行動
では、就活に失敗してしまった方はどのような行動をとれば良いのでしょうか。
何もしないと学生でなく、就職先もない、しかも就活を続けているわけでもない。つまり「ニート」になってしまいます。
そこで「ニート」にならずに前進を続けることのできる方法を3つ紹介します。
通年採用している企業の選考を受ける
1つ目は、通年採用している企業の選考を受けることです 。
通年採用を行う企業、冬採用を行う企業も数多くあります。夏採用で内定したものの辞退する学生が出てくるからです。また、そもそも通年で採用しようと考えている企業もあるでしょう。
就活に失敗した人は通年採用する企業にエントリーして、就職先を確保しましょう。
ただ一般的に通年採用や冬採用は募集枠が少ないことがほとんどです。まずは早く行動すること、多くの企業を受けることをお勧めします。
大学院に進学する
2つ目は、大学院に進学することです。
大学院に進学することで2年後もう一度就活をすることができます。また2年間研究した経験を就活でアピールすることもできます。
さらに2年間進路について考えることもできます。就活に失敗した人には非常に良い選択肢でしょう。
一方、難しい点もあり、大学院に進学するには試験に合格する必要があります。就活を終えてから対策するのでは、間に合わないかもしれません。
また、研究したい分野がないのに大学院に行くと、2年間の研究を苦痛に感じるかもしれません。しかしながら就活に失敗した者にとって、大学院進学は魅力的な選択肢でしょう。
アルバイトなどで食いつなぐ
3つ目は、アルバイトなどで食いつなぐことです。就活に失敗し、通年採用や大学院への進学が難しい人。全ての可能性が潰えた人は来年の就活に挑むしかありません。
よって来年までアルバイトなどで食いつなぎ、次のチャンスを待ちましょう。
勿論、何も対策しないままでは来年も就活に失敗してしまうかもしれません。アルバイトの合間に就活に向けて、しっかり準備しましょう。
厳しいようですが、一度失敗している分、就活難易度は上がっております。そのことを理解して頑張りましょう。
まとめ
この記事では、ニートについて、就活に失敗したときの対応について述べました。
就活で失敗しないようにするには、何より早くから行動することが大切です。是非早く就活を始めましょう。
また、就活に失敗しても打開策はたくさんあります。ニートとならないためにも前を向いてが努力しましょう。