就活エージェントに登録したけど、次々連絡がきてめんどくさい。
無視しちゃってもいいのかな…
就活エージェントが、エントリーシートを週末までに見せてほしいと言ってきた。
まだできていないし、連絡に気付かなかったふりをしちゃおうかな。
なにかと大変な就活において、サポートしてくれる就活エージェントの存在はありがたいですよね。
しかし、頻繁に電話やメールをしてきて、就活生からするとうっとおしいと思ってしまうことがあるのもあるのではないでしょうか。
本記事では、就活エージェントの電話を無視してはいけない理由とその対処法、さらになぜエージェントはしつこく電話をしてくるのかについても解説します!
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この記事の監修者
キャリアカウンセラー|秋田 拓也
厚生労働省のキャリア形成事業にキャリアコンサルタントとして参画。
大手警備会社にて人事採用担当として7年間従事の後、現職にて延べ200名以上の企業内労働者へキャリアコンサルティングを実施。
■所持資格
国家資格キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
就活エージェントの電話を無視してはいけない理由
まず、就活エージェントの電話を無視してはいけない理由を3つ説明します。
- 社会人としてのマナー
- 就活エージェントの利用に不利になる
- 余計な電話が増える可能性があ
いずれも当たり前のことと思われるかもしれませんが、多忙な就活中にはついおろそかになりがちです。
ぜひ、再確認してみてください!
社会人としてのマナー
そもそも、これから就職して社会人になろうとする就活生が、基本中の基本のマナーである”連絡をきちんとする”ことをないがしろにしてしまっては当然よくありません。
採用企業側が、就活エージェントを経由して連絡していることも多々あるため、企業からの連絡を無視してしまうことにつながります。
会社説明会等のイベントの連絡を無視してしまい無断キャンセルとなってしまったら、会社側が忙しい合間を縫ってしてくれた準備等も無駄にしてしまうわけです。
そんなことをしたら、その会社に謝罪にいかなければならない事態も考えられるでしょう。
就活エージェントの利用に不利になる
就活エージェントからの連絡を無視していると、企業との関係だけでなく、就活エージェントとの関係も悪くなってしまいます。
そのエージェントを今後も利用したいと思っているなら、うっとおしいと思っても決して無視してはいけません!
就活エージェントは、1人の担当者が何十人、何百人もの就活生を受け持っていることもあります。
その中で、電話やメールにレスポンスがない、期日までに提出してほしい書類を出してこない就活生がいたら、よりきちんと対応してくれる就活生を手厚くサポートしたいと思うはずですよね。
さらには、基本的な対応をしてくれない就活生を企業に積極的に紹介しようと思うでしょうか?
連絡を無視していると、就活エージェント担当者の中での優先順位が下がり、その後受けられるサポートにも影響してしまうのです。
余計な電話が増える可能性がある
就活エージェントからすれば、連絡が取れなければ他のエージェントで内定が決まったのか、今後サービスを受ける意思がないのか、何かトラブルがあったのかなど様々なことを気にしなければなりません。
結果的に、余計な電話が増えてしまうのです。
就活エージェントからの連絡が煩わしいからと無視していて、余計に連絡が多くなってしまっては元も子もありませんよね。
このような点からも、就活エージェントからの連絡にはきちんとレスポンスするようにしましょう!
就活エージェントの電話が多い時の対処法は?
しかし、無視してはいけないとはいっても就活エージェントからの電話が多いのも事実です。
ここでは、電話が多すぎると感じた際の対処法4つを説明します!
- 連絡の頻度が多い旨を伝える
- 電話に出れる時間帯を伝える
- 担当を変えてもらう
- 就活エージェントを退会する
連絡の頻度が多い旨を伝える
まずは正直に、連絡の頻度が多すぎて対応できないことを伝えましょう。
迷惑と思っていることを伝えるようで気が引けるかもしれませんが、無視し続けるよりも確実に適切な対応です!
相手も大人なのでわかってくれるでしょうから、まずは正直な気持ちを伝えるとよいです。
電話に出れる時間帯を伝える
連絡の頻度が多すぎることを伝えた上で、いつだったら電話に出ることができるか伝えることも大切です。
曜日や時間で伝えたり、直近で連絡の取れる具体的な日時を伝えたりすると明確になります。
- 平日の17時〜22時なら大丈夫です
- 土日はいつでも大丈夫です
- 次の金曜日の12時〜13時なら電話できます
相手の就活エージェントの不要な手間も省くことができ、お互いwin-winですよ!
担当を変えてもらう
人間同士ですから、就活エージェントと合う合わないはどうしても出てきてしまいます。
しかしたまたまその担当者が合わないからといって連絡を無視してしまい、該当の就活エージェントのサービス全体を受けられなくなってしまうのはもったいないですよね。
そのような場合は、担当者を変えてもらうとよいでしょう。
こちらも言うのに気が引けるかもしれませんが、同様に連絡を無視することにつながってしまうのがお互いにとって一番良くないことです。
正直に伝えることがお互いのためになるため、遠慮する必要はありません。
就活エージェントを退会する
上記のように担当者を変えてもらってもまだ担当者との相性が良くない、連絡が必要以上に頻繁に来るような場合には、その就活エージェントを退会してしまうのも一つの手段です。
下記記事にて退会における注意点をまとめているので、併せてご確認ください。
世の中には就活エージェントはたくさんあります。
次々に登録しては退会するのはよくありませんが、試行錯誤しても自分に合わないと感じる場合には、退会して別のエージェントに頼んでみましょう。
就活エージェントの電話が多い理由
電話が頻繁となる理由について、就活エージェントの視点からも4点解説します。
ポジティブな理由もネガティブな理由もあるので、電話が多すぎると感じたときには、就活エージェントがどういう理由でそうしているのか考えてみるとよいでしょう。
- 勧めたい企業がある
- クライアントのため
- 他社エージェントに就活生を取られたくない
- 自分のノルマのため
勧めたい企業がある
担当する就活生の条件にマッチするような、お勧めしたい企業があれば就活エージェントは少しでも早くその情報を伝えようと連絡してきます。
特に、企業の受付期間が短い、早く準備や対策を始める必要があるといった場合にはエージェントも急いで連絡を取ろうとして電話が多くなります。
このように、就活生のためを思って連絡をくれている場合もあるので、やはり無視はしたくないですね。
クライアントのため
人材を募集している企業(クライアント)が、思うように希望者が集まっておらず、就活エージェントにプレッシャーをかける場合もあります。
就活エージェントにとってはクライアントとの長期的な関係構築も大切であり、期待に応えられなければそのクライアントからの依頼がなくなってしまう可能性もあります。
このような場合、就活エージェントは登録している就活生にとにかく連絡を取ろうとするでしょう。
他社エージェントに就活生を取られたくない
そもそも、就活エージェントは、クライアントに就職希望者を紹介し、入社させることができれば、紹介料という形で報酬を受け取ります。
一方で、就活エージェントとしては、担当している就活生が、他のエージェントを利用している可能性は当然考えているでしょう。
そのため、他のどの就活エージェントよりも早く自分のところで就職させたい、という気持ちが就活エージェントに働くこととなり、連絡も多くなってしまうのです。
自分のノルマのため
就活エージェント担当者自身のノルマ達成のためにしつこく連絡してくることもあります。
就活エージェントで働く担当者もサラリーマンなので、ノルマがあります。
さらには、良い成績をあげて評価されたいと思っているでしょう。
就活エージェントが就活生に頻繁に連絡を取らなければならない背景にはこのようなものもあるのです。
就活生としては、そのようなモチベーションで連絡されても、自分のためにならない内容も多いだろうなと思ってしまいますよね。
基本的に無料でサービスを利用している以上、就活エージェント側の事情も理解し、どのような理由で連絡してきているのかを見極め、上手に付き合っていくのがより良い就活のコツといえるでしょう。
やるべきでない!連絡を無視するパターン3つ
基本的には就活エージェントは無視してはならず、対処法もいくつかある一方で、就活エージェントの都合でためにならない連絡がある可能性もあることを解説してきました。
中でも特にやってはいけない連絡無視のパターンを3つ、説明します。
面談や面接の直前キャンセルや無視
面談や面接が就活エージェント経由でセッティングされたにも関わらず、直前キャンセルや無断キャンセルすることは絶対に避けてください。
それまでの就活エージェントのサポートや、企業の時間を無駄にしてしまいます。
当然その企業の選考は終了してしまいますし、該当就活エージェントのサービスがその後受けられなくなってしまうかもしれません。
やむを得ず行けなくなってしまった場合は、必ず電話して事情を伝えるようにしましょう。
選考途中の連絡無視
選考が次の段階にいけるかもしれないのに、途中で連絡をしなくなってしまうのもNGです。
こちらも直前キャンセルと同様に、就活エージェントと企業どちらにもネガティブな印象しか与えません。
このようにクライアントに迷惑をかける就活生は、就活エージェントからのその後のサポートを受けにくくなってしまいます。
内定後の連絡無視
内定がでたらすぐ連絡を無視するようになることもやめましょう。
就活エージェントも企業も、内定を出した後に就活生から辞退されてしまうリスクを懸念しています。
内定後に急に連絡が取れなくなってしまったら、滑り止め程度に思われていたのかと受け止められかねません。
本当に滑り止めと思っていてもその企業に入社する可能性は残っています。
しつこくない就活エージェントおすすめ3選
ここからは、連絡がしつこくないお勧めの就活エージェント3選をご紹介します!
DiG UP CAREER
DiG UP CARRER(ディグアップキャリア)の特徴は、担当者とLINEで連絡を取るため気軽に相談できることです。
電話でかける時間帯を気にしたり、メールで文体に悩んだりする必要がありません。
かしこまった表現が不要で、不安になったそのタイミングで相談できるので、安心して就活を進められます。
DiG UP CARRERはNas株式会社が手掛ける就職支援サービスで、就活サポート人数は6500人います。
ひとりひとりに向き合うことを重視されていて、大手エージェントにはない手厚いサポートも特徴のひとつです。
数ある就活支援エージェントのなかでも比較的新しく満足度の高いものとなっています。
このサービスについてのより詳しい情報は、こちらの記事もご参照ください。
ミーツカンパニー
ミーツカンパニー(MeetsCompany)は、就活アドバイザーが企業を紹介してくれる合同説明会です。
一般的な説明会に企業斡旋を加えたようなイメージとなります。
主にWebプロモーション事業、新卒紹介、医療の事業を行う、株式会社DYMが運営しています。
即日内定が得られる、参加する多くが大企業といった特徴があります。
また、「隠れ優良企業に出会える」、「面接慣れができる」といったメリットがあります。
実際には全員が即日内定が得られるというわけではありませんが、もし1日の合同説明会に参加して内定を得られれば、就活エージェントとのやりとりは不要となります。
このサービスについてのより詳しい情報は、こちらの記事もご参照ください。
オファーボックス
オファーボックス(offerbox)とは、新卒オファー型就活サイト、逆求人型サービスとも呼ばれるサービスです。
オファーボックスを利用することで、企業からオファー(=企業からのスカウト)が届きます。
運営は株式会社i-plug(アイプラグ)が行っています。
10,665社を超える優良企業が登録しており、企業側はオファーボックスに登録された数多くの学生の自己PRやESなどのプロフィールをチェックし1通1通厳選したうえでオファーを送る仕組みとなっています。
企業が就活生に直接オファーを出すため、当然就活エージェントとのやりとりも発生しません。
実際に、就活生の2人に1人が利用しています。
このサービスについてのより詳しい情報は、こちらの記事もご参照ください。
まとめ
本記事では、就活エージェントからの電話は原則無視してはいけない理由と、どうしても煩わしいと感じてしまう際の対処法を解説しました。
一方で、就活エージェントも仕事として行っているので、クライアントの都合や他エージェントとの競合、ノルマ等を考慮しなければいけません。
そのような事情も理解したうえで、上手に就活エージェントを活用しましょう。
また、煩雑な連絡が不要なサービスも紹介したので、ぜひ試してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!