【2020年版】昇給額の平均はいくら?最新の昇給額から注意点まで解説!

同じ職場で働き続けることで新しい仕事を任せてもらえたり、役職をもらえたりと自分自身の成長を感じた時にやはり気になってくるのが昇給です。面談や査定で昇給すると聞いた時は嬉しいですが、初めての昇給の時は平均額などわからないことが多いと思います。今回は新卒や20代の昇給額の平均や注意点をご紹介します。

給料

昇給には2種類ある

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昇給は一般的に基本給が上がることを言いますが、昇給にもタイミングがあり、大きくわけると定期昇給とベースアップの2種類にわかれます。以下に、それぞれの特徴をご説明します。

定期昇給

定期昇給は、勤続年数や年齢を基準として行われる昇給のことです。同じ会社に長年勤めることでの功績や、従業員の年齢に応じて基本給が上がる昇給です。また、今回の記事では一般的な昇給=定期昇給として以下に詳しく説明していきます。

最近では、定期昇給での比率を下げて、社員の貢献度や成長度合い、実績によって昇給額を決める企業も増えてきており、引き上げる金額や条件などの詳細は就業規則などで規定されています。

定期昇給は毎年決まった時期に行われる昇給なので、年1回の企業もあれば年2回の企業もあります。

ベースアップ

ベースアップは勤続年数や年齢に関係なく行われる昇給のことで、会社自体の業績や景気が大きく影響しています。また個人の昇給というよりは、一律で働いている社員の給料が上がります。タイミングとしては、定期昇給と同時に行われることも多いです。

ベースアップは「ベア」とも呼ばれており、春闘と呼ばれている企業と労働組合との話し合いで決まるので必ず昇給するというわけではありません。

昇給の2つの指標

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昇給を語るときに、単なる昇給額とは別に昇給率という指標も頻繁に用いられます。

以下では昇給の平均を知る上では欠かせない、昇給に関する指標を説明します。

昇給額:賃金がいくら上がったか

昇給額は実際に昇給した分の実額を意味します。計算式は以下の通りです。

昇給額 = 昇給後の賃金 ー 昇給前の賃金

昇給額については平易にイメージがつくかと思います。

昇給率:賃金がどの程度(何%)上がったか

昇給率はどの程度の割合昇給したかを表す指標です。

昇給率 = 昇給後の額 ÷ 昇給前の額

例えば、基本給25万円の人が昇給の結果、25万5,000円になったとします。この場合、

  • 昇給額=5,000円
  • 昇給率=102%

となります。昇給額だけでなく、昇給率もみることで過去と比較して今回の昇給がどれほどインパクトが大きいかがわかります。

昇給は将来の見通しを立てる上で大切

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一度就職した会社でキャリアを積み、出来る限り長く勤めていたいということは誰しもが考えていると思います。

長く勤めるということを考えるのであれば、自分の会社の昇給のタイミングや金額など、しっかりと理解しておくことが、将来の見通しを立てるうえでとても大切です。

大抵の場合、入社時もしくは社内人事関連の規則がまとめられているHPに昇給に関する文書が共有されます。そちらを見て昇給額の平均や時期を頭にいれておくと、仕事のモチベーションになるかもしれません。

一般的な昇給時期は4月

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一般的な昇給の時期は、4月が多いとされています。4月は新年度に変わるタイミングでもあり、昇進や昇格などの人事に関する動きもあるのでまとめて行なわれることが多いのです。

日本労働組合総連合会の公式HPには、毎年春闘の方針や要求結果をまとめたレポートを掲載しております。 労働組合が毎年2月頃に企業に労働条件改善の要求を提出し、3月頃に企業側からの回答がきます。

実際に準備が行われるのは前年の8月頃からです。各企業の組合が連携し、連合として全体の方針を打ち出すためにも前広に準備が行われるのです。

2019年の昇給額の平均は5,997円

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2019年の平均昇給額は、約6,000円となっており昨年度を2%上回る結果となっています。大企業と中小企業、業種などでも春闘の結果の差は出てしまいますが、毎年春闘による交渉は行わなれています。

企業規模別の昇給額の平均

まずはじめに、企業規模別の昇給額の平均を解説します。

2019年

全体

5,997円

大企業(300人以上)

4,765円

中小企業(300人未満)

6,199円

中小企業の昇給額の平均は4,765円

従業員数が300人未満の中小企業では、平均がと昨年度を1.94%下回る結果となっていますが、4,765円の企業では昨年度を若干上回る100人未満4,288円となっています。中小企業ということで、会社自体の資金力の問題もありベースの差はどうしても起こってしまいます。

大企業にも言えますが、平均昇給額を上げる為には会社自体の業績がとても重要です。利益率が良くないと、そもそも昇給するための資金が用意できないのでどうしても難しい状況になってしまいます。

大企業の昇給額の平均は6,199円

従業員数が300人以上の大企業では、平均がと昨年度を2.09%上回る結果となっています。従業員数が1000人未満の企業では昨年度を下回る結果となっていますが、6,199円1000人以上の企業では6,430円と昨年度を2.12%上回る結果となっています。

やはり働いている従業員数が多い企業では、資金力もあり利益も生み出しやすい環境が整っているので、春闘により平均昇給額がプラスになる可能性が高いです。

アルバイトの昇給額の平均

アルバイトの昇給額は時給換算で語られることが多く、昇給額の平均は10~50円程度となっております。

最低賃金は都道府県により様々ですが、年々、アルバイトも昇給される傾向にあります。

年齢別・男女別の昇給額の平均

年齢別、男女別では以下表のようになっております。

年齢

男性平均昇給額

女性平均昇給額

22~24歳

  • 612円

+1,273円

25~29歳

+6,073円

+6,221円

30~34歳

+9,799円

+14,420円

35~39歳

  • 1,833円

+6,065円

40~44歳

+2,539円

  • 810円

45~49歳

+8,398円

  • 12,418円

50~54歳

  • 11,386円
  • 1,650円

55~59歳

+198円

  • 8,560円

60歳~

+15,746円

  • 6,810円

一見、規則性があまり見られませんが男女で比較すると女性は年齢が若いうちは昇給額の平均は高いですが、年齢を重ねると昇給が難しくなっていることがわかります。

対して男性はあまり年齢にとらわれず、昇給できることがわかります。女性の場合背景として、妊娠や出産などで育休から復帰した後に、子育てがあるため事務職など昇給が難しい職業として復帰するケースが多くそれが理由ではないかと考察できます。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。