大卒の平均年収はいくら?|職種別で徹底比較!

大卒1年目の平均年収は、生涯年収にも繋がるため手取り給料や年収ランキングは重要な情報源となります。また30歳、40歳や50歳における平均年収中央値や海外赴任時の給料も気になると考えられます。本記事では、まず大卒の平均年収と職種別の平均年収の違い。次に、平均年収ランキングや生涯年収を解説致します。

給料

大卒の平均年収は350万円

https://images.unsplash.com/photo-1579621970795-87facc2f976d?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYzfQ
https://images.unsplash.com/photo-1579621970795-87facc2f976d?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYzfQ

就活中の学生の皆様にとって、大卒の平均年収がいくらなのかは気になる情報だと思います。

厚生労働省が、平成30年に行った最新の賃金構造基本統計調査によると、大卒の男女平均年収はおよそ350万円という結果でした。

本見出しでは、この情報をもとに3つのポイントから平均年収を解説致します。

男性の場合

1つ目のポイントは、大卒男性の場合であり、各年齢の全体統計結果はおよそ400万円となります。

年齢のレンジ

平均年収

20~29歳

およそ200~300万円

30~39歳

およそ300~400万円

40~49歳

およそ400~500万円

50~59歳

およそ500~550万円

60~69歳

およそ350~400万円

厚生労働省によると、男性の平均年収は50代をピークとして20代から上昇し続けていますが、60代以上のレンジでは再び300~400万円台に下がっている結果でした。

これは、大卒で社会人となり年功序列で年収が50代までは上がり続けますが、50代の終わりから60代で早期退職や持病で仕事を辞めて、年収が下がる人もいると想定されます。

女性の場合

2つ目のポイントは、大卒女性の場合であり、各年齢の全体統計結果はおよそ300万円となります。

年齢のレンジ

平均年収

20~29歳

およそ180~280万円

30~39歳

およそ230~330万円

40~49歳

およそ330~380万円

50~59歳

およそ350~450万円

60~69歳

およそ330~380万円

厚生労働省によると、女性の平均年収は男性と同様に50代をピークに20代から上がり続けていますが、その上がり幅は小さく最高でも350~450万円台という結果でした。

女性の平均年収が男性よりも低い理由としては、一般事務職など比較的業務範囲が限られた働き方や結婚・子育てによる、離職や休職が年収に反映されやすいことが挙げられます。

その他の経歴との年収の違い

3つ目のポイントは、大卒以外でその他の経歴との年収の違いであり、賃金構造基本統計調査では、大卒以外に高卒と短大卒の調査が行われています。

この結果によると、大卒と比べて高卒・短大卒の平均年収は男性と女性のいずれにおいても低く、各年齢レンジにおける年収額差も小さいことが特徴として挙げられます。

高卒の場合

以下では、高卒の平均年収を年齢レンジ別にご紹介致します。

年齢のレンジ

平均年収

20~29歳

およそ200~220万円

30~39歳

およそ250~300万円

40~49歳

およそ280~330万円

50~59歳

およそ300~350万円

60~69歳

およそ200~250万円

このように、高卒の男女平均年収は各年齢レンジの年収額が200~350万円の間に収まっており、50代のピーク時でも400万円には届かない結果となっています。

その理由は、求人募集にて高卒は最も低い給料が提示されており、年齢や経験が増えて給料がなかなか上がりにくい業界・業種が多いことが想定されます。

短大卒の場合

以下では、短大卒の平均年収を年齢レンジ別にご紹介致します。

年齢のレンジ

平均年収

20~29歳

およそ200~250万円

30~39歳

およそ230~330万円

40~49歳

およそ250~350万円

50~59歳

およそ280~380万円

60~69歳

およそ200~300万円

このように、短大卒の男女平均年収は各年齢レンジの年収額が200~400万円ほどであり、高卒の平均年収よりも若干高い程度に留まっていることが特徴として挙げられます。

男性の短大卒は、50代で400万円の平均年収を突破していますが、割合としては女性の方が多いため、全体の平均年収としては400万円を下回ると考えられます。

職種別の大卒の平均年収の違い

https://images.unsplash.com/photo-1575472782454-230f8dd14bd7?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYzfQ
https://images.unsplash.com/photo-1575472782454-230f8dd14bd7?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYzfQ

前述の見出しでは、学歴別に平均年収を解説致しましたが、公務員と民間企業ではどちらの大卒平均年収が高いのか疑問を感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこちらの見出しでは、職種別の大卒の平均年収の違いを2つのポイントから解説致しますので、就職時の進路に迷っている方は判断材料としてご活用ください。

公務員の場合

1つ目のポイントは、大卒公務員の場合の平均年収であり、国家公務員と地方公務員を含めて各年代別に以下のような結果だと想定されます。

年齢のレンジ

平均年収

20代

およそ300~400万円

30代

およそ400~500万円

40代

およそ500~700万円

50代

およそ600~800万円

公務員の給料は、国家公務員であれば人事院、地方公務員であれば各地方自治体によって管理されており、少人数ながら国家公務員の方が平均年収は高いと想定されます。

公務員は、年齢に応じて給料が上昇しており、40代、50代になると各種手当に加えて、役職手当や家族手当なども支払われるため、平均年収がより高くなると考えられます。

民間企業の場合

2つ目のポイントは、大卒の民間企業の場合の平均年収です。

業界

平均年収

1. 製造業界

454万円

2. 総合商社

448万円

3. IT/通信業界

446万円

人材業界大手のPersolが発表している、平均年収ランキングによると以上3つの業界が平均年収の特に高い業界となっています。

また、以下では厚生労働省が平成30年に行った賃金構造基本統計調査を用いて、企業の規模別に大企業・中小企業の平均年収を解説致します。

大企業

大企業における、各年齢レンジ別の平均年収は以下となっています。

年齢のレンジ

平均年収

20~29歳

およそ200~280万円

30~39歳

およそ300~380万円

40~49歳

およそ400~480万円

50~59歳

およそ500~580万円

60~69歳

およそ300~350万円

このように、大企業では新卒入社の20代から 50代まで平均年収が各年齢レンジごとに上がり続けており、ピーク時には600万円近くにまで及ぶという結果でした。

ただし、多くの大企業では60歳以降になると早期退職やシニア雇用として、毎月の給料を著しく引き下げる動きがあるので、60代の平均年収は20代、30台程度となっています。

中小企業

中小企業における、各年齢レンジ別の平均年収は以下となっています。

年齢のレンジ

平均年収

20~29歳

およそ200~250万円

30~39歳

およそ250~350万円

40~49歳

およそ350~400万円

50~59歳

およそ450~500万円

60~69歳

およそ230~280万円

以上が、中小企業における各年齢レンジ別の平均年収であり、大企業と同様に大卒から50代までは順調に平均年収が上がり続けるという特徴があります。

しかし、大企業と比較すると中小企業は会社の規模や売り上げも小さいため、各年齢の平均年収も同様に大企業よりは低いという結果だと考えられます。

監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。

関連する記事