【2020年版】半導体業界大手をランキング形式で紹介

半導体とは電気伝導性の良い金属などの導体と、電気抵抗率の大きい絶縁体の中間的な低効率を持つ物質です。日本の大手半導体メーカーでは、東京エレクトロン、日立製作所と東芝の3社が挙げられます。今回は半導体業界の動向だけでなく大手半導体メーカーも紹介します。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

大手業界メーカー

半導体業界の概況

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半導体とは、一定の電気的性質を備えた物質であり私たちの暮らしを支えています。例えば、エアコンのセンサーや炊飯器の火力調整に用いられているのは半導体です。また、半導体はパソコンを動かすCPUやスマートフォンでも活躍しています。

以下では、半導体業界の概略をお伝えするため、現状・動向と市場規模を説明します。

現状と動向

近年の半導体業界は、スマホ需要の成長が世界的に鈍化する一方で、IoT市場では急速に拡大していくと見込まれています。IoT(Internet of Things)とは、あらゆるものにインターネットを繋げるという概念で、生活を豊かにすると言われているものです。

例えば、現在世界中でおよそ90億ものデバイスがインターネットに接続されていますが、IoT化の加速によってその数は500億にものぼると見込まれています。これにより、IoTの実現に不可欠な半導体業界はさらなる成長と発展を遂げるといえるでしょう。

市場規模

上述の通り、半導体業界は成長が期待されており市場規模も更なる拡大が期待されます。例えば、WSTS日本協議会の報告書によると、2018年の日本の半導体市場規模は4兆4126億円(前年比+7.5%)になります。前年比で約10%の市場拡大は大規模と言えるでしょう。

日本は、少子高齢化に伴い、あらゆる業界において市場規模が縮小の一途をたどっています。しかし細かな技術ノウハウが必要とされる半導体業界は日本においても重要であり、今後も世界の関連業界をリードする存在であるといえます。

半導体業界の大手3社

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半導体業界は世界的に見ても競争が激しく、日本の大手メーカーの間では再編が行われてきました。熾烈な競争を勝ち抜いてきた半導体メーカーのみが、世界をリードする技術を持つといえます。以下では、そんな日本の大手半導体メーカーを3社紹介します。

  • 東京エレクトロン
  • 日立製作所
  • 東芝

東京エレクトロン

東京エレクトロンは、半導体とフラットパネルディスプレイを製造販売する電気機器メーカーです。これらの半導体事業において、東京エレクトロンは国内首位、世界でも3位のシェアを誇っています。

基本データ

東京エレクトロンの公式HP、および2019年3月期有価証券報告書を参考に作成した基本データが以下です。

会社名

日本エレクトロン

HP

https://www.tel.co.jp/

創業

1951年4月6日

本社所在地

東京都

売上(百万円)

1,158.480(2019年3月決算)

従業員数

11,828

1963年、前身の株式会社東京エレクトロン研究所が、東京放送ホールディングスの出資によって設立され、その後社名変更を行い現在の東京エレクトロンとなりました。

特徴

東京エレクトロンは、半導体事業を開始して早くも70年の歴史があり、人々の暮らしを飛躍的に向上させる技術を世に送り出してきました。TOPIC Large70の構成銘柄に選ばれるだけでなく、世界でも代表的な日本の半導体メーカーとしての地位を築いています。

ビッグデータや人工知能AIが普及する中、今後ますます半導体やフラットパネルディスプレイの用途は多角化しています。その中で、東京エレクトロンが提供する製品は様々な産業の基盤を生み出し、その技術革新を支えるコア技術であるとも言えるでしょう。

日立製作所

は、日立製作所日立グループの中核企業であり日本の電機メーカーです。日立製作所は、半導体事業の他にも情報通信や電子装置などの部門も有しており、総合電機機器メーカーとしては日本国内で最大です。

基本データ

日立製作所の公式HP、および2019年3月期有価証券報告書を参考に作成した基本データが以下です。ここでは 電子装置・システム事業のデータを記載します。

会社名

日立製作所

HP

https://www.hitachi.co.jp/

創業

1920年2月1日

本社所在地

東京都

売上(百万円)

951,200(2019年3月決算)

従業員数

15,959

特徴

日立製作所において、半導体事業は電子装置・システム部門の前年比104%となる売上増加に貢献しています。その一方で不採算部門も多くありますが、半導体事業は稼ぎ頭としての役割を果たしているようです。

また、日立製作所はモビリティ部門やエネルギー部門も保有しています。そのため、これらの事業においてIoTの実現を目的としてた半導体事業を活用できることが日立製作所の特徴です。総合電機メーカーだからこその付加価値を創出できるといえるでしょう。

東芝

は、東芝日本の大手電機メーカーであり東芝グループの中核企業です。半導体事業の他に、家電製品や原子力事業なども幅広く手掛けており、日立製作所と並んで日本の大手重電3社の1社に数えられます。

基本データ

東芝の公式HPおよび、2019年3月期有価証券報告書を参考に作成した基本データが以下です。ここでは ストレージ&デバイスソリューション事業のデータを記載します

会社名

東芝

HP

https://www.toshiba.co.jp/

創業

1904年6月25日

本社所在地

東京都

売上(百万円)

900,900(2019年3月決算)

従業員数

24,165

特徴

東芝は、日本における白物家電のパイオニアでしたが、2015年に粉飾決算が発覚しました。この結果、多くの不採算部門や事業を売却せざるを得なくなり、この事件によって社長を含む当時の経営陣が辞任する結果となりました。

その後は半導体メモリ事業を東芝メモリとして分社化しました。東芝として経営の再生を実現するまではまだまだ時間を要すると見込まれていますが、半導体事業においては業界をリードする存在であり、更なる事業の拡大が期待されます。

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監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。