鉄鋼業界とは?|鉄鋼業界の4大企業や年収Top5社など徹底解説!

経済発展には欠かせない素材である鉄ですが、2019年に世界では18億6990万トンの生産されています。そんな鉄を生産する鉄鋼業界は吸収合併や統合が多く、世界的にシェア争いが激しい業界です。本記事では鉄鋼業界の構造、日本企業の紹介、働くことのメリット、デメリットを紹介しています。

業界

鉄鋼業界とは

https://images.unsplash.com/photo-1562748813-329ccceb691d?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ
https://images.unsplash.com/photo-1562748813-329ccceb691d?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ

経済発展とモノづくりには欠かせないと言ってもいい素材である鉄ですが、日本経済新聞では2019年の世界の粗鋼(鉄)の生産量は18億6990万トンであるという記事が発表されています。

鉄鋼業界は世界市場でも大きな成長を見せている業界です。今回は鉄鋼業界について紹介しています。

鉄鋼業界の基本情報

https://images.unsplash.com/photo-1515378791036-0648a3ef77b2?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ
https://images.unsplash.com/photo-1515378791036-0648a3ef77b2?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ

本見出しでは鉄鋼業界の基本情報を紹介します。鉄鋼業界の構造がどのようなものか、仕事内容はどのようなものなのか理解していきましょう。

鉄鋼業界の構造

鉄鋼業界は原料を仕入れ製造、加工、鉄鋼卸売り、製品、リサイクルまでが鉄鋼業界の構造であり、鉄鋼業界のバリューチェーンと言われています。

原料調達から製造、加工まで一貫している高炉メーカーと言われているメーカーが日本では主流で市場規模が大きくなっています。

鉄鋼業界の仕事内容

ここでは仕事内容を紹介します。まずはどのような仕事があるのか、代表的な4つを箇所書きで紹介後、1つずつ特徴を紹介していきます。

  • 高炉メーカー
  • 電炉メーカー
  • 特殊鋼メーカー
  • 鉄鋼専門商社

は原料から鉄鋼製品になるまで一貫生産しています。高炉メーカー電炉メーカーは鉄くずや鉄のスクラップ材を電気炉で溶かし不純物を取り除いたうえで鉄鋼製品にしています。

は鉄くず材を溶かし不純物を溶かしさらにマンガンやニッケル、クロムを混ぜて鉄鋼製品にしています。特殊鋼メーカー専門商社は鉄鋼製品を自動車メーカーや建築メーカーに卸売りしています。

鉄鋼業界の概況

https://images.unsplash.com/photo-1531973576160-7125cd663d86?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ
https://images.unsplash.com/photo-1531973576160-7125cd663d86?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ

鉄鋼業界の歴史を振り返ることで、今の現状と課題、今後が見えてきます。本見出しでは鉄鋼業界の歴史、現状、今後について解説します。

鉄鋼業界の歴史

近代の鉄鋼業界の発祥の地はイギリスと言われており、18世紀半ばから産業革命とともに鉄鋼の需要が飛躍的に上がったとされています。

日本で最初の操業は1857年に岩手県で建設された高炉が始まりと言われておりますが、日本で鉄鋼業界を大きく飛躍させたのは、1901年に建設された福岡県にある官営製鉄所になります。

現在では日本製鉄㈱の製鉄所になり、世界遺産にも登録されています。

鉄鋼業界の現状・課題

鉄鋼業界の現状ですが、前述した日本経済新聞の発表では2019年の世界の粗鋼(鉄)の生産量は18億6990万トンであると記載がある記事があります。

その中で9億9634万トンは中国で生産されています。世界の半分以上が中国で生産されていることが分かります。日本ではさらなるグローバル化に対応していくことが課題と言えます。

鉄鋼業界の今後・将来性

鉄鋼業界の今後・将来性は日本国内では需要が伸び悩んでいますが、世界的に見ると市場規模は大きくなっています。

日本経済新聞の記事内に世界の鉄鋼生産量が3年連続で増加していることも載っており、今後も世界市場の成長が期待できます。国際競争は激化すると予想できます。

鉄鋼業界の4大企業〈国内編〉

https://images.unsplash.com/photo-1528238646472-f2366160b6c1?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ
https://images.unsplash.com/photo-1528238646472-f2366160b6c1?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&w=1080&fit=max&ixid=eyJhcHBfaWQiOjg4MjYyfQ

本見出しでは鉄鋼業界で日本を代表する主要企業4社紹介します。グローバル視点を重視しているため、日本の鉄鋼業界は合併、統合が多い業界だということがわかります。

①日本製鉄

日本製鉄は日本の最大手鉄鋼メーカーです。2012年に「新日本製鉄」と「住友金属」が合併し、「新日鐵住金㈱」として発足後、2019年に「日本製鉄㈱」と商号を変更しています。

基本データ

以下の表は日本製鉄㈱の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成したものです。

項目

内容

会社名

日本製鉄株式会社

創業

2012年10月1日に基礎となる2社(新日本製鉄と住友金属)が合併し誕生

代表取締役

橋本 英二

本社所在地

東京都千代田区

事業内容

製鉄事業、エンジニアリング事業、ケミカル・マテリアル事業、システムソリューション事業

売上(百万円)

6,177,947

従業員数

105,796名

売上、従業員数から分かるように規模が大きいです。事業内容は各事業ごとに企業を作り権限を持たせています。

特徴

日本国内で最も規模が大きい鉄鋼業界の高炉メーカーです。船舶や建築産業機械に使われている厚板、建物、トンネルに使われている薄板の生産が多く、鋼管、チタン、ステンレスと幅広く扱っています。

②JFEホールディングス

JFEホールディングスは日本国内2位の高炉メーカーです。JFEは「JAPAN」の「J」、鉄の元素記号「Fe」の「F」、「Engineering」の「E」を取って名前が作られています。

基本データ

以下の表は新日鉄住金の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成したものです。

項目

内容

会社名

JFEスチールホールディングス株式会社

創業

2002年9月27日

代表取締役

柿木 厚司

本社所在地

東京都千代田区

事業内容

鉄鋼事業、エンジニアリング事業、商社事業

売上(百万円)

3,873,662

従業員数

61,234名

高炉メーカーで商社機能を持っている企業になります。

特徴

JFEスチールホールディングスは高い技術力を持ち、鉄鋼業界の課題である環境対策に貢献している企業です。

で「社会に開かれた企業」、「社会との連携と協調」という言葉から公式HP内にある行動指針社会とのつながりに力を入れていることが分かります。

③神戸製鋼所

神戸製鋼所はグループブランドに「KOBELCO」という名前を付け、国際ブランドとして名前を使用しています。ここでは神戸製鉄所について紹介します。

基本データ

以下の表は新日鉄住金の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成したものです。

項目

内容

会社名

株式会社神戸製鉄所

創業

1905年9月1日

代表取締役

山口 貢

本社所在地

兵庫県神戸市

事業内容

素材事業、機械事業、電力事業

売上(百万円)

1,971,869

従業員数

39,341名

日本製鉄、JFEホールディングスに続く国内3位の高炉メーカーになります。高炉メーカーは国内では3社だけになります。

特徴

神戸製鉄所は素材、機械、電力の3つの事業に力を入れており、複合型企業と言われています。電力事業では1994年に起きた阪神淡路大震災をきっかけに、発電所を建設させ電力の供給を続けて言います。

国内初の内陸火力発電所も栃木県に建設し、電力供給に貢献しています。

④日立金属

日立金属は1956年に日立製作所が全額出資し、日立グループの鉄鋼部門5工場を統合して誕生した会社です。上記3社とは異なり、特殊鋼メーカーとして活動しています。

基本データ

以下の表は新日鉄住金の公式HPおよび有価証券報告書を参考に作成したものです。

項目

内容

会社名

日立金属株式会社

創業

1956年4月10日

代表取締役

佐藤 光司

本社所在地

東京都港区

事業内容

金属材料事業、機能部材事業

売上(百万円)

1,023,421億

従業員数

30,304名

2013年に日立グループの日立電線を吸収合併したため、日立グループでは日立製作所に続く2番手の規模となっています。

特徴

紹介した上記3社の高炉メーカーとは別の特殊鋼メーカーになります。特殊鋼メーカーはスクラップ材から副材料を混ぜ、硬さや耐久性を調整できる材料を製造することが出来る特徴があります。

高炉メーカーは量、特殊鋼メーカーは技術力と分けることができます。

関連する記事

監修者プロフィール

三浦拓巳みうらたくみ

1997年群馬県生まれ。20卒として就職活動を行う。就活中はエントリーシート15社中全て通過。大手広告会社志望から一転、スタートアップに内定を承諾。内定後は人材育成会社にて、エントリーシート、面接などの選考対策に従事し、約70人の生徒を担当。自身の就職活動での学びを活かし、教育事業に注力している。